2002年10月18日(金)     明るい「福タヌキ」が いっぱい

ヨガと冥想」のペ−ジのデザインなどを変え、読みやすくしました。そして、新しくつくった「内藤景代 作 のシュリ−・ヤントラ」を、数点、冥想用の画像として入れました。まったくちがうイメ−ジのペ−ジになりましたので、どうぞ、ごらんになってください。

ショショショジョジ ショジョジ♪♪ の『タヌキ囃子』の明るい歌のフレ−ズとメロディは、そのまま、英語でも歌われ、かつて、外国でも大ヒットしたことがあります。『スキヤキ』として大ヒットした坂本 九の『上を向いて歩こう』よりも、もっと前の話です。

タヌキの奉納額
 ←タヌキの奉納額

 童謡の『タヌキ囃子(ばやし)』は、証誠寺の庭で月夜にタヌキ達が踊っていたという伝説を、野口雨情が『たぬき囃子』の童謡にして、中山晋平が作曲して日本中に広まりました。


今月の下旬は、タヌキの「着ぐるみ」を着た子ども達が、腹づつみをたたきながら踊る「たぬき祭り」があるようです。そのためか、証誠寺の庭は、工事中で、パキスタン(?)の人たちが、大声で話しながら、仕事をしていました。

証誠寺のタヌキ塚の由来

証誠寺のタヌキ塚の由来→

タヌキ塚










証誠寺のタヌキ塚



  ←証誠寺のタヌキ塚



証誠寺の庭の、木の短冊





  ↑証誠寺の庭  木の短冊


木更津(きさらず)の町は、「たぬき横町(みまち通り)」もあり、町のあちこちに、石でほったタヌキのとぼけた像が置かれていました。
 ↓お腹に「」とほった、トトロ調のタヌキとか、招き猫のように右手で招いているタヌキとか、いろいろありました。
腹に「福」をほった、タヌキの石像
  ←腹に「」をほった、タヌキの石像

 最近、東京でも、タヌキが山から人里(ひとざと)におりてきて、ゴミの残飯あさりをしたり、餌(え)づけされたり…という話をよく聞きます。

 以前、利根川(とねがわ)の源流ちかくの「タヌキのお宿」という温泉にいきました。
 ライトアップされた庭へ、宿の残りものを食べに、山からタヌキ達が一家族ごとに集団で、次から次へと群がってくるのを見物したことがあります。
 タヌキはインスタント・ラ−メンが大好物だそうです。
 タヌキの中に、1匹だけ、白いキツネがいて、銀色に毛並みが輝き、美しかったです。


落語にも、タヌキがよく出てきます。「恩返し」にきたり、「悪さ」をしにきたり…
むかしは、もっと、タヌキも身近に、くらしていたのでしょう。
 今のように、犬か猫かカラスくらいしか、人間以外の「動物の種(しゅ)」は見ない…という状況のほうが、異常なのかもしれません。

偶然ですが、今夜9:00からテレビで、宮崎駿企画 スタジオジブリのタヌキの映画、『平成狸合戦ぽんぽこ』を放映しています。
 アニメの色が綺麗で、とくにタヌキ世界の化ける極意の「マンダラ」には、笑いましたが、力作でした。

 ※→マンダラとは:
     『ヨガと冥想』 119p「仏の悟った境地を描いた絵図――マンダ
     『聖なるチカラと形・ヤントラ』 244p 
         「なぜ、マンダラは円に囲まれ、中心点をもつ対称形なのか?



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