2003年6月23日(月) 3月の末、「死んでいるようにみえた、枯れ枝」に、アジサイ(紫陽花)の新芽と若葉。梅雨の今、咲き誇る、大輪の花のようになった、小さい花の集合体……アジサイ(紫陽花)。「ひと の こころに、咲く花」のプロセス | ||||||||||
昨夜から、小雨(こさめ)が、「降りみ降らずみ(ふったり、やんだり)」。 梅雨らしい天気の中で、アジサイ(紫陽花)が、カラフルに、あちこちで咲いています。 4枚の花びらが、白、薄いピンク、濃い赤紫、青、青紫……など、それぞれの小さな花の集まりが、盛りあがるように開き、球体の大輪の花のようになった、今の時季のアジサイ(紫陽花)。 ●透明な露(つゆ)をのせて、重たげに葉の上で、アジサイ(紫陽花)が、ゆれているのをみると、今年の春の「アジサイ(紫陽花)の状態」を、思い出しました。 冬のあいだ、公園のすみで、「死んでいる」ようにみえた、1メ−トルくらいの庭木の「枯れた枝」の集まりがありました。 そのうちに、3月の末、「死んでいるようにみえた、枯れ枝」に、新芽(しんめ)が芽吹(めぶ)いているのをみつけました。下の写真、左です。↓ ●「何の枝だったのだろう? 枯れ枝と新芽だけでは、わからない……」 と思って、少し歩くと、もっと陽の当たる場所で、同じような枯れ枝から、新芽だけでなく、艶々(つやつや)とワックス(蝋)で磨いた(みがいた)ような、黄緑の若葉(わかば)が開きかかっていました。枯れ枝を包むように……。下の写真、左です。↓ ●アジサイ(紫陽花)の新芽と若葉 3月↑ ● アジサイ(紫陽花)の枯れ枝と若葉↑ ●「先のとがった丸葉で、ギザギザがある、花の名は……?」 前に、伊豆の旅でスケッチして葉脈までかいたことがあるので、すぐにわかりました。 アジサイ(紫陽花)。 冬の雪にうもれ、「死んでいるようにみえた、枯れた枝」の内部にも、「いのちの流れ」は、脈々と流れていたのだ ……と思うと、「いかにも春がきた」という感じで、アジサイ(紫陽花)の新芽と若葉をみるのが、うれしかったです。 ●……冬や春の「死んだふり」の頃など、「関係ありません! 」という風情(ふぜい)で、今を盛りに、アジサイ(紫陽花)たちは咲いています。 「(死んでいるように、引きこもっていた)枯れ木」の時代なんて、知りません!」 ……とでもいうように、「はじめから、花として生まれ、むかしから大輪の花でした」という感じで、咲き誇っているようにもみえる、たわわなアジサイ(紫陽花)もある。 ●アジサイ (紫陽花)→ ●6月21日にかいた「アジサイ(紫陽花)の小道」は、アジサイ(紫陽花)がいっぱいで、びっしりと生け垣のようになっているので、花同士の競争も激しい(?)のか、突出している大輪のアジサイ(紫陽花)は、やけに元気でした。 ●小粒のバラ(薔薇)の花の集合体のようなアジサイ(紫陽花)、キリ(桐)の花のような形と葉のアジサイ(紫陽花)。八重の花びらがはじけて枝垂れたように、離れて咲く 「隅田の花火(すみだのはなび)」など。 花びらの数も4枚以上で、八重(やえ)から十重(とえ)と華麗な、色とりどりのアジサイ(紫陽花)の群。 ●いろいろな、それぞれの過去のプロセス(?)があり、それぞれの「花の時季」をむかえたのでしょう。 「ひと の こころに、咲く花」と同じように…… 明日もまた、いろいろなアジサイ(紫陽花)お見せしましょう。お楽しみに。 |
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