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 内藤景代 

 2002年7月17日(水)  エンゼル・トランペット(天使のラッパ) ダチュラ  別名「木立(きだち)朝鮮朝顔」上向きと下向き 咲く 夜7時頃が、花もピンとして、香りもいい。. つぼみは、細長いサヤにはいり、インゲン豆のよう

きょうは、上弦(じょうげん)の月です。 

●京都の八坂神社では、祇園祭(ぎおんまつり)。
盆地の京都の夏は、東京とちがった暑さでしたが、打ち水や坪庭(つぼにわ)の緑など、「和風」の知恵で、暑さをしのいでお祭りを楽しんでいるのでしょうか。見た目は涼しい、透けた(ろ)の着物は、素肌にまとう浴衣(ゆかた)とちがい下着をきちんとつけるので、本人は暑いのですが、美人は気合いで汗をかかずにしゃんと着こなす…と、聞きました。
ダチュラの花







●今夜の月灯り(つきあかり)にエンゼル・トランペット(天使のラッパ)ともよばれるダチュラが妖しくゆれているのも、幻想的でいいかもしれません。

●たくさんのつぼみを見て、咲く頃をみはからい、昼間、デジカメで花をとっていると(下の写真)、丹精なさったおうちの方が、「綺麗にとれましたか? ダチュラは、夜、7:00頃が、花もピンとして、香りもいいし、一番いいんですよ。昼間は香りがないでしょ。」と教えてくださいました。ダチュラの花と ほころびかけたつぼみ
 それで、夜、再度でかけとったのが上の写真です。幻想的な雰囲気と香りが伝わるといいのですが… 
●上向き↑に咲く朝顔と逆で、ダチュラは、下向き↓に咲きます。

※後記:ダチュラの向きは、「上向きと下向き」の両方があります。
詳細は、8月28日8月29日のエッセイを、どうぞ。


ダチュラのつぼみ●つぼみは、細長いサヤにはいり、インゲン豆がぶら下がっているようです。あんな大きな花(約↑直径20p)が咲くとは想像できません。←

朝顔7:00頃、別名「木立(きだち)朝鮮朝顔」ともいわれるダチュラ7:00頃。それぞれの見頃(みごろ)があるようです。そして、おうちの方は、「うちのこ」の一番、綺麗に見えるときに見て欲しい…というのが、花に対するひとの情(じょう)なのでしょう。

京極夏彦さんのデビュ−作『姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)』に、雑司ヶ谷(ぞうしがや)の鬼子母神(きしぼじん)とダチュラがキ−ワ−ドででてきます。ミステリ−なので、くわしい話はできませんが… わたしは彼のこのシリ−ズの薔薇十字(ばらじゅうじ)探偵社の榎木津探偵のファンです。

※後記鬼子母神のことは、『BIG ME』80n「現代社会の背後に動く、元型イメ−ジ」のところで例としてあげています。

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