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2002年10月27日(日)      
●女性と男性に、分かれてそびえる、イチョウの大樹 

きょうは、1:00からNAYヨガスク−ルの月1回の4時間の集中レッスンです。

イチョウには、雌雄があり、風が媒介になって結ばれる「風媒花」だそうです。そして、ギンナンの実が、「女銀杏」にみのるわけです。けれども、最近の街路樹は、「男銀杏」ばかりにしているといいます。なぜか?

きのうお話した、ギンナンの実の「悪臭」が嫌われて、「男銀杏イチョウ)」に接ぎ木して、「男銀杏」にしたものだけを、都会では、うえるようになっているそうです。
 だから、都会でイチョウの木を見ても、最近は、ギンナンが落ちていないことが多いようです。

 ● イチョウ 男銀杏↓            
イチョウ 男銀杏     


ギンナンをみのらしている女銀杏
イチョウ 女銀杏



そのかわり、古い神社などは、「女銀杏」や「男銀杏」をそろえてあるので、ギンナンがたくさん落ちて、楽しみにしていた近所の方がひろいにいきます。

…そういえば――早稲田大学のそばにある――穴八幡(あなはちまん)神社で配布する「一粒万倍(いちりゅうまんばい)のお守り」の中には、ギンナンが一粒(ひとつぶ)入っていました。
 お守り
の中身は、あけてはいけない…とはむかしからいわれていますが、見てしまいました……

また、古い神社の「女銀杏」や「男銀杏」は、「ご神木」になっているものが多く、「子宝」を授けるパワ−がある…といわれています。

大宮八幡宮は、神社の門の左右に、「女銀杏」や「男銀杏」があり、↓都の天然記念物になっています。「男銀杏」は、3.6メ−トルの太さがあります。

雌雄のイチョウ 男銀杏と女銀杏

雌雄のイチョウ 男銀杏と女銀杏

 
向かって左が、男銀杏。
        右が女銀杏。↑


「東京都の木」は、イチョウです。
 神宮外苑
(じんぐうがいえん)のイチョウ並木が有名ですが、
黄色い絨毯(じゅうたん)をしきつめたように街路がなり、
青い秋空に黄色いア−チができます。

 その下をゆっくりと散歩すると、
秋という季節
につつまれている…ような気がします。
 
  

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