「これは、何 !」
という、不思議な「青い花」をはじめて見ました。
神代(じんだい)植物公園の温室でなかったら、
きっとプラスチックの造花だと思って見過ごしてしまうでしょう。
はじめて見る「ヒスイカズラ(翡翠葛)」です。
フィリピン産の「青い花」で、
たくさんの青い花が、大きめの房のようについた綺麗な花です。
●ヒスイカズラ(翡翠葛)
●1メ−トルくらいの「大きな青い花房」が
高い木からぶら下がっています。
大きな「青い藤の花」に見えます。
●近くで、よく見ると、
花房の1つひとつは、3〜5cmくらいで
先端が上にとがってカ−ブしています。
●まるで、「青くネイルア−トした、猫科のかぎ爪」にも見えます。
●ジャングルの「猛獣の青い牙(きば)」にも見えます…
●「どこかの南の国の酋長(しゅうちょう)の首飾り」
にありそうな気もします。
●ヒスイカズラ(翡翠葛)は、幻想をさそう、青い花です。
『青い花』という本を書いた、
ノヴァ−リスがこの花を見たら、
どんな物語をかいてくれたでしょう。
寒い北国のドイツ、
そこで夢見た「ロマン派」のノヴァ−リスは、
熱帯に咲く、青い花をどう感じたでしょうか?
●神代植物公園には、
エジプトのパピルスも花を咲かせていました。
その写真は、また明日。
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