2003年5月13日(火)  
☆五月の木の芽時(うつ)状態とサクランボ(桜桃)。
☆太宰 治の命日と桜桃忌

サクラ
)の花が早めに咲いたところでは、
もうサクランボ桜桃)が赤く色づいています。

たくさんのサクランボ桜桃)を、カラスがついばんでいます。

そのせいか、木の持ち主のかたが伝言板を塀につるしてありました。

「ご自由におとりください。
ただしケガをしないように。ご自分の責任で。」という主旨でした。

 それで、塀によじのぼって、サクランボ桜桃)を、とっているのは
スカ−トをはいた女の子ふたり組。
カラスなどこわがりません。
元気で、たくましい。

     サクランボ(桜桃)
               サクランボ(桜桃)のみのった、サクラ(桜)の木

わたしも枝に手をのばして、手近なサクランボ桜桃)をとって、食べてみました。
まっ赤になっていないので、「初物(はつもの)」の甘酸(あまず)っぱい味がしました。
 小指の先くらい、1cm弱の小さいサクランボ桜桃)です。↓
 


                      サクランボ(桜桃)


           サクランボ(桜桃)


果物(くだもの)として売っている、直径2cmくらいの大きなサクランボ桜桃)は
サクラ(桜)の種類がちがうようです。

 松葉の先のような軸に必ず2粒ずつ、ついていたりして……



太宰 治(だざいおさむ 1909〜1948)が好きだった桜桃サクランボ)は、
まっ赤に熟した大きくて甘い粒だったのでしょう。

 太宰 治の命日が、6月19日「桜桃忌(おうとうき)」とよばれている
……と思っていましたが、ちがっていました。


実際に、玉川上水(たまがわじょうすい)で太宰 治
女性編集者と心中(しんじゅう)したのは、6月13日で、
6月19日は、死体があがった日だそうです。

 それで、小説家、太宰 治の晩年の作品『桜桃』にちなみ、
彼を偲ぶ日として6月19日を桜桃忌としたそうです。


  「子どもより、親が大事と思いたい」 

   「生まれてきて、ごめんなさい」    

    『人間失格』   
             
   太宰 治の言葉です。


五月の爽やかな今、
木の芽時(きのめどき)にうつ)になるかたは、太宰の言葉に共感したりします。
 「ネット心中」も流行りだしています。 
「自殺願望」のあるかたは、ご用心…。

 
   ※→うつ)状態に効くポ−ズは:
          『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』 p72

        ※→うつ)については:
        『わたし探し・精神世界入門』 

                              p159  「うつ病と、競争社会の原理
           p161「<強い男>でいたい限り、勝てない、うつ病


   ※→太宰 治ニ−チェの関係については:
      『わたし探し・精神世界入門
             p293 「笑いと薔薇の花



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