2003年3月29日(土)　青空の中に咲く、蓮の花…紫と白の木蓮（モクレン）。
	幼い頃は、モクレン（木蓮）というと、「高い木の上に咲いている、大きな紫色の花」とおぼえていました。葉が開く前に、紫の花だけが咲いている、大きな木…「どこか大人っぽい雰囲気の花」……と感じていました。 ●縦に長い花の形が、ユリ（百合）の花にも似ているので、学名は「マグノリア　リリフロラ」。「ユリのような花のマグノリア」という意味です。 　マグノリアは、モクレン。 　きのうの、コブシも、モクレン科モクレン属なので、学名は、「マグノリア　コブス」。 　なんと！　日本語のコブシを、ラテン語なまりで（コブシ→コブス）使っています。 　　←●紫のモクレン（木蓮） 　●紫の花ですが、開くと内側は、白い花びらです。リバ−シブル（？） 　頭上で、「ハス（蓮）の花」のように、大きく開きます。 　●青空の中に咲く、蓮の花…木蓮（モクレン）……（ドロ）水ではなく、空……逆転した見立ての名前ですね。 　 ●ふつう、モクレン（木蓮）というと、この紫のモクレン（木蓮）をさすそうです。 　けれども、ハクモクレン（白木蓮）とまちがえないように、造園業では、「シモクレン（紫木蓮）」とよぶこともあるとか。 　 　●ハクモクレン （白木蓮）→ ●上が、白いモクレン、ハクモクレン（白木蓮）の大木です。 　高い木の上で咲いているので、きのうのコブシとまちがえやすいですが、花のつきかたや開き方がちがうようです。
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