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2003年5月2日(金) ●小さな花が重なった「ジュウニヒトエ(十二単衣)」は、薄紫。 モシャモシャの毛で身を守り、ほの暗い林の中に自生していました。 ●外国産の「ヨウシュ ジュウニヒトエ」は濃紫。 花壇に植えられていますが、繁殖力が強いとか |
●武蔵野(むさしの)の雑木林(ぞうきばやし)で、1 0cmほどの高さの茎にたくさん花がついた、めずらしい草花を見つけ、 低くかがんで写真をとりました。 1cmほどの小さな薄い紫の「唇形の花」が上下に回りこむように開いています。 ![]() ●ジュウニヒトエ(十二単衣) 自生している花↑ ●目を近づけると、茎の部分に 「モシャモシャの白っぽい毛」がはえています。 花のまわりに、モシャモシャしたフワフワの柔らかそうな短い毛があるし、 ほの暗い草地にはえているので、 花全体がボ−っとかすむような、ぼんやりした感じです。 ●小さな蘭(ラン)や野生のスミレにも似ている小さな花が、 円錐形に集まっているような形です。 あとで、調べてみると、「ジュウニヒトエ(十二単衣)」という花でした。シソ科。 上下に、小さな薄紫(うすむらさき)の花が、 幾重(いくえ)にも重なって咲くので、 平安時代の「重ね着ルック」の「十二単衣」に見立てられたようです。 紫の色は、平安時代には、「高貴な色」とされていましたし… ![]() ●花壇に似たような花が咲いていました。 花の色は、濃い青紫色。 ●「モシャモシャの白っぽい毛」は、見えません。 園芸種の、「ヨウシュジュウニヒトエ(洋種 十二単衣)」。外国産です。 ●……その後、あちこちで咲いているのを見かけます。 繁殖力が強いそうです。 ●自生している、野生のジュウニヒトエは、 今では、とてもめずらしくなっているといいます。 木の下の闇に、 たくさんジュウニヒトエがほの暗く浮かんでいた、あの雑木林。 「自然を保つ」ように、 さり気なく、ひとが世話をしているのかもしれません。 ●NAYヨガスク−ルの生徒さんのペ−ジ「猫の集会」の5月号をアップしました。こちらへ。 今月から、新しく、まどかさんの「NAYヨガスク−ルでの体験記」の連載がはじまります。 壁紙は、小花模様のようなピンクとブル−の太極図(内藤景代・作)。 kayokoさんは、イラク戦争の頃に旅行したエジプトの写真を連載で見せてくれます。 まずは、コモンボ神殿から見える、「エジプトの満月」の幻想的な光景です。 |
●「あなたの心に残る一節」を「内藤景代の本 心に残る言葉」という公認ホ−ムペ−ジに、お送りください。CDや教室でのお話のフレ−ズなどもどうぞ。合掌 |
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