BIG ME club | 最新情報 ![]() |
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2002年7月5日(金) |
このペ−ジを「エッセイ風の日誌」として紹介することになり、 BIG ME clubのトップペ−や目次などを変更しました。 NAYヨガスク−ルの各ペ−ジにも、上段にバナ−のようにお知らせをのせつつあります。 ●毎日、エッセイとして書く覚悟がてきたというか、 リズムがつかめたというか、書いて楽しい…ので、 公表することにしました。 はじめは、さり気なく短く書いていたのが、 最近は長くなりましたね。 反響が好評なので、のってきました。 いそがしいときは短くして、 気軽に行きつ戻りつ「らせん的進化」 (『BIG ME 』 98ペ−ジ) をしていきましょう。 ![]() ![]() ●らせん的に小さな花を咲かせながらのびる、ねじり花。 「もじずり」が丹精されたおうちの前で咲いています。 ![]() ●みちのく(陸奥)の しのぶ もじずり たれ(誰)ゆえに 乱れ そめにし われ(我)ならなくに ●小さな蘭のようなピンクの花が ねじれて咲いているのを見ると、 この歌を思い出します。 ●東北旅行では、 「しのぶ もじずり」という古代の染め物があった というところへ行きましたが、 この花ではなく、草のようでした。 ●下から開花して、天をめざして らせん的にねじれていく花の風情(ふぜい)が、 「忍ぶ恋」に身もだえして 「このク−ルな私としたことが…」と 身をこがすひとの気持ちと共鳴するのでしょう。 ●「ねじりのポ−ズ」 (『綺麗になるヨガ』の200ペ−ジ、 『ヨガと冥想』176ペ−ジ、 DVD『ヨガと冥想』のヨガ15ポ−ズの流れB)は、 ウェストを細くし、背骨のズレを治し、 自律神経の働きを高めます。 |
2002年7月4日(木) |
ヤモリが、うちに来ました。![]() ●冬は冬眠し、 毎年、初夏ころから、 夕方になると窓ガラスに逆立ちしてはりつき、 光によってくる虫を食べているヤモリ君。 はじめて遭遇したときは、びっくりしましたが、 今ではなれて、 愛称「ヤモちゃん」と呼んでいます。 『ジュラシック・パ−ク』のミニチュア版です。 ![]() ●…が、今回は、運悪く、 うちの猫・リンにつかまってしまいました。 猫は遊び友だちのつもりか、 ケガもさせず、 どこからか連れてきて ちょっかいをだして遊んでいました。 …が、ヤモリにとっては恐怖でしょう。 「死んだふり」して じっとしていました。 それを助け出し、 ダンナ様の手の上で記念の写真撮影。 わたしはさわれません。 …フラッシュをたいたので、 ヤモリにとってはもっとこわかったかもしれません。 ●安全な外の木立ちの中へはなしてやりました。 どうも子どもだったようです。 気がつくと窓には、 もっと大きなヤモリが逆立ちしていましたから。 ●西洋のドラゴン(龍)に似た、 恐竜の子孫のようなヤモリ…が、 まだ東京に住んでいられるのは いいな〜と思います。 ●「龍退治」や ドラゴン退治の伝説の象徴的な意味については、 『わたし探し・精神世界入門』 132ペ−ジの 《「器官」としての頭脳と、 母なる原始の渦巻き ――龍退治》 を、お読みください。↓↓ ![]() ![]() ![]() ●以前に行ったバリ島では、 泊まった部屋の天井にも ヤモリがいて驚きました。 街のレストランの天井にもいましたし… バリ島のヤモリはマスコットのように、 バティック染めの布地のぬいぐるみも売っていて、 大事にされていました。 ●家守・守宮とも書くので、 家を守ってくれる生きものとして、 日本でも大切にされてきたのかもしれません。 |
2002年7月3日(水) |
★…きのうのつづきです。 わたしにとってW杯サッカ−観戦は、 妄想と随想タイムのようです。 現実とうかんでくる「物語」を 同時に重ねて見て楽しんでいます。 ●昨日の公園では、子ども達がサッカ−をしていて、 ベンチで見ているわたしのところに来た こぼれ玉を2度ほど蹴らせてもらいました… ![]() ●決勝戦は、 まじめな剣豪のようなドイツのゴ−ル・キ−パ−の カ−ン(MVPを受賞)と、 ブラジルの遊び心いっぱいの大五郎カットのロナウド (サムライのちょんまげのカツラでご機嫌に帰国)の 個人同士の一騎打ちがハイライトの チャンバラ映画を見ているようでした。 聞こえるリズムはサンバ。 「お家(BIG)大事(おいえだいじ)」と 密書や家宝やコケザルの壺など 命より大切な宝物を、 とったりとられたりする追いかけっこの物語 …も試合ではダブって見えました。 江戸の町で、若侍の密書をスリとるきんちゃっきりと 追いかける藩士の一団 …それにからむ謎の坊主(主審)とか。 ![]() ●司馬遼太郎さんの『この国のかたち』によれば、 日本陸軍はじめ医学(例:カルテはドイツ語)や 警察など日本のお手本は、 明治以降、一時、 ドイツ一辺倒(いっぺんとう)で、 それが、ドイツと手を結び太平洋戦争を引きおこした 「戦前」の日本の問題点のひとつだったようです。 そのせいか、決勝戦のドイツの戦いぶりは、 どこかで見たシ−ンを感じさせるのです。 わたし達、日本人のどこかにある こころの傾向性と似ているように思えます。 ●けれども、 ブラジルのお茶目な「すばしっこさ」も、 なつかしく見たことがあります。 失礼なイメ−ジかもしれませんが、 戦後の混乱期を生き抜いた、 みなしご(孤児)や 浮浪児(ふろうじ)の 明るさやたくましさに通じるものです。 ポケットに夢をいれて、 焼け跡の原っぱを元気に駆けまわる… ![]() ●4年後のW杯をめざす 次の日本の監督は、 若い個人(ME)の技術が楽し気に軽快に踊る、 ブラジル的な個人技を発揮できる監督が決まると 面白いのですが、 いかがなものでしょうか…? |
2002年7月2日(火) |
BIG ME という 「対立を一次元・上で統合した形」である 「人間の全体性」の象徴は、 マンダラ的な「球体」であり 「魔法的な円」です。 ![]() 人間の深層心理を研究した 分析心理学のC・G・ユングによれば、 球体すなわち「たま(球)」は 「たましい」の象徴です。 ●ユング的には、 子どもの遊びの丸い石を蹴って進む「石蹴り」は、 人間のこころが 「たましい」の中心にたどりつくプロセスである 「精神遍歴」や 「聖地への巡礼」の記憶が形を変えたものです。 ●「聖なる形」が「没落」した 「聖なる遊び」です。 神遊び… ●聖なる石蹴りにつながる精神を、 「たま(球=ボ−ル)」蹴りの サッカ−のW杯の決勝戦で感じました。 たかがボ−ルひとつに 男を賭ける… ![]() ●そういう神話的な見方をするので、 わたしは長い間、 サッカ−で蹴りこむネットは「味方の城」で、 鬼のようなゴ−ル・キ−パ−は 大切な「たましい」のような 「たま(球=ボ−ル)」を 城に持ち帰る邪魔をしているのだ …と思って見ていました。 ある時、その見解を話したところ、 大笑いされました。 「敵の陣地」に蹴りこむ丸い玉 ――大砲の砲丸と同じなのだ … ソ−カ−! ![]() ●そんな「変な見方」をするのは、 わたしだけといわれてきましたが ――6月26日に、 「自陣のゴ−ルにボ−ルを入れることの方が、 自然のはずだ」 なぜなら 「人間は善きものを占有したがる生き物だから」 という内田 樹さんの「eメ−ル時評」(朝日新聞)がのっていて面白かったです。 ★この項、明日へ「…つづく」 |
2002年7月1日(月) |
夜来の大雨。 「浄化の雨」とつぶやきながら、 明け方の激しい雨音を聞いていました。 「大はらい」のけがれを「水に流して」くれる雨… ●NAYヨガスク−ルの「生徒さんのペ−ジ」の「猫の集会」の 今月号を送信し、そのほか「最新のお知らせ」のペ−ジなどを更新しました。 ●期せずして、今月の「猫の集会」は 「7月→夏→涼しさをプレゼント」という思いやりからか、 「水」がテ−マの作品が並びました。 ![]() ●「水相観」という冥想法があります。 ![]() 水→氷→雨→滝→海…など、 目に見える姿を変えながら、 本質的には「同じ」である水。 ジハイドロジェン・モノキサイド(一酸化二水素)。 変わる「変化(へんげ)の相」と 変わらない「不易(ふえき)の相」を、 同時に感じる冥想です。 ●「どっちが本当?」の 「○×式」ではなく、 「変化も不易」も 「○も×」も両方が本当 …それを詠み歌うのが、芭蕉の俳句などア−トの道… ●とはいえ、勝負の道は○×式。 W杯は、サンバのリズムで踊るように蹴りこむ 大五郎(『子連れ狼』の子ども)カットの ロナウドの活躍でブラジルの優勝。 この試合でいろいろイメ−ジがわいたので、また明日。 |
2002年6月30日(日) |
きょうは、半年に1回の 「大はらい(大祓)」の日です。 次は大晦日。 ●「大はらい」は、新年から6ヶ月たち、 心身にたまった「邪気」を「お祓い」して、 再生しリフレッシュする、古来からの日本の習俗です。 半期に一度の「厄(やく)落とし」や 「厄払い」の行事ともいえるでしょう。 ●ヨガをして、「気」が枯れたり、 「気」が満ちたりを感じやすくなると、 頭だけでは「迷信」的な風習も、 元気にこの星・地球に生きるための 「庶民の知恵」と感じます。 W杯のヨ−ロッパ選手団が負けた原因のひとつの 「湿気の多い、アジア・モンス−ン地帯」の この日本列島の気候。 明日から迎える7月の夏の猛暑を生きぬくには、 冬から春にたまった邪気を出し、 新鮮な気をとりいれる、リフレッシュ・タイムは、必要でしょう。 こころと体が太陽の光に「しぼまない」で、 太陽を喜べるように。 ●まえがきが長くなりましたが、 それで、きのうは、その輪をらせん的に出入りすることで、 邪気をはらうという「茅の輪(ちのわ)」を 手作りで制作する現場へ行ってきました。 新宿の花園神社は「茅の輪」くぐりをなさらないので、 高円寺の氷川(ひかわ)神社を紹介され、出かけました。 ![]() ●そして、なんと… 茅の輪を神殿の前に丸く吊す、 お手伝いをしてしまいました。 その朝、荒川土手で刈りとられた 元気な青い葉のはみ出た茅(かや)の草を カットさせていただいたり、 新しく切りとった青い孟宗竹をたてるのを支えたりと、 茅の輪作りに参加させていただきました。 このペ−ジの読者のみなさんにデジカメ写真をみせたい ということからはじまって、 小雨の中で貴重な体験ができました。 もちろん、今年の茅の輪くぐりの第1号です。 ●去年も大雨で、 今年の「大はらい」のきょうも、 大雨という予報でしたが、今のところ、陽がさしています。 邪気をはらうための参拝の方は、好運でしょう。 6月30日だけでなく、7月1日まで、茅の輪くぐりはできるそうです。 お近くの神社でもしているかもしれません。 厄払いにどうぞ。 ●わたしの本『ヨガと冥想』208ペ−ジや DVD『ヨガと冥想』、 CD『くつろぎの冥想』の「カルマ浄化法」をイメ−ジして、 邪気が出ていくと感じながら、 茅の輪くぐりをするとより効果的でしょう。 この意味や効果は、 「気と呼吸法」のペ−ジ に もっとくわしく書く予定です。 ![]() ![]() |
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