2003年6月3日(火) 青い麦は「青の時代、青春」のメタファ−(暗喩)。初夏の今の時季が、麦秋。ムギの収穫のとき、麦の秋。「青い麦との黄金の翼」のリ−ス
スズメなどの鳥が、種を運んだのでしょうか、空き地に青い麦(ムギ)がはえています。
青い麦』(シドニ−・コレット)という文庫がありました。『一粒の、死なずば』(アンドレ・ジイド)という文庫本も、ありました。「青の時代、青春」……のメタファ−(暗喩)に「青い麦」は、むかしよく使われました。そういう名前の喫茶店もありましたが。

青い麦が、もっと柔らかい頃、「猫じゃらしエノコログサ)の変種」と思って、猫のおみやげにしました。うちの猫、リンも、チャレンジして食べていましたが、からだに合わなかったようです。同じようなモシャモシャした穂ですが、猫には、固いのでしょうか。

  青い麦((ムギ) 

                  青い麦((ムギ)↑

小麦粉麦茶などをつくるために、麦ムギ)を植えて、育てているところでは、そろそろ、麦の「刈り入れ」になります。
青い麦が、熟して黄色くなると、収穫のときです。
 その頃を、「麦の秋(むぎのあき)」とか「むぎあき」、「麦秋(ばくしゅう)」といいます。

あき)」というのは、「収穫のとき」も意味するそうです。
 だから、麦にとっては、初夏の今の時季です。
 きのうのイネ(稲)など、一般に「実りの秋」は、夏の次の、いわゆる秋、ですが。
  
子ども時代に、小津安二郎監督の『麦秋』という映画もあり、名作といわれました。
 題名をみても、イメ−ジがわかず、「むぎあき」と読んで、の話だと思っていました。 そのころは、ネ(稲)とムギ(麦)の区別がはっきりせず、「麦もお米の稲と同じ頃に、とりいれがあるのだろう……だから麦秋なのだ」、と誤解していました。

いまだに、わたしの中では、ネ(稲)とムギ(麦)は、似ていますし、イメ−ジはつながっています。
 稲の酒が、日本酒、麦の酒がビ−ル。
 稲から米、麦からパン、という主食。
 
の今の時季が「麦」で、小春日和(こはるびより)は、からです。
 小春日和は、移動性高気圧におおわれて、小春(こはる)のようなおだやかな気候になった秋から冬の時季です。

秋の10月頃に、夏のように暑い日があると、英語では、「インディアン・サマー」といいます。「インド人の夏、インディアンの夏」。
 ♪インディアン・サマー♪ という古いナンバ−(歌)もありました。

青い麦のリ−ス 内藤景代・作 去年、「青い麦」をドライにしたもので、リ−スをつくり黄金のを下につけました。

 その「青い麦との黄金の翼」のリ−スは、NAYヨガスク−ルの窓の上に飾っておきました。
 NAYヨガスク−ルの新しい研修生たちを、青い麦に見立て、青い麦が育つように、という思いもこめてありました。 
 今では、みなさん、精進(しょうじん)なさり、成長いちじるしく、めでたいことです。

 今、飾っているのは、ホ−ムペ−ジにご紹介した「実りの秋をテ−マにしたリ−ス内藤景代・作)、3点です。

       「青い麦との黄金の翼」のリ−ス↑: 内藤景代・作


  5月14日(水)「あなたの心に残る一節」を「内藤景代の本 心に残る言葉」という公認サイトへ、お送りください。CDや教室でのお話のフレ−ズなどもどうぞ。 NAYヨガスク−ルの「会員以外」のかたも、ご遠慮なく、ご参加ください。 メ−ルは: e@bigme.jp
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