春に、桜の花のあとをおって咲く…といわれる、「白い大きな花」のハナミズキ(花水木)が、秋の今、紅葉しつつあり、あちこちで、赤い実(み)をたくさん、つけています。
●ハナミズキの紅葉と赤い実
●春の「大きな白い4枚の花弁」にみえるのは、
ハナミズキの「葉」です。
「ほう(苞)」という「つと=包み」になっている葉です。
「そうほう(総苞)」という、「葉」で、 芽やつぼみを包み、保護する小形の葉が、花びらのように「変化」したものです。
●ハナミズキの「花」は、大きな白い4枚の花弁の中心部に、「小さな花」が、いくつも集まっています。
↑●ワラの「つと」に包まれた納豆
●「つと=包み」というのは、
むかしの納豆などを包んでいるものをいいます。
パッケ−ジです。
●「葉っぱの変化」というか
「変容=メタモルフォ−ゼ」は、おもしろいですね。
●ブナ科植物の子房を包んでいる
「ほうよう(苞葉)」の集まりが、
10月9日の「ドングリの殻斗(かくと)やクリのイガ」に
「変化」したものです。
同じ「み」を守る、葉の「ほう(苞)」でも、
白く大きな花と咲く…ハナミズキのようなものもあれば、
トゲトゲのイガイガのクリの木になるもの……も、ある。
花になるか… トゲトゲになるか… は、本人しだい……
なぜか、植物の世界の変化や進化が、
「人間のこころの進化」と、ダブルイメ−ジで、見えてきました……
C・G・ユングなどの深層心理学では、
花や木が、こころの状態の象徴やメタファ−になりますが、
ほんとに、そうだな〜と、実感する、今日この頃です……
●さて、ハナミズキは、
1915年、日本から1912年に贈った、
「桜」への「返礼」として、
40本の苗木が東京市におくられたものが、
日本中に咲くようになった、「日本とアメリカの友好の象徴の木」です。
●日本からアメリカに贈った
「3千本のソメイヨシノの桜の苗木」は、
ワシントンDCのポトマックの河岸に植えられ、
桜並木をつくるようになっています。
「ポトマックの桜」といえば、世界で有名な桜の名所のひとつです。
●今、そのワシントンDCの付近で、
「私は、神」というタロット・カ−ドを残す、
連続射殺犯が横行しています。
●「和尚(おしょう)」と名を変えた、
グル(導師)ラジニ−シのコンミュ−ンでは、
たがいに「あなたは、神」とよびあっていました。
きょう、死刑を求刑された、
サリン事件の被告のひとりは、
「シヴァ神の化身」であると名のる、
グル(導師)麻原彰晃を「神」と信じた犯行だったようです。
「受肉(じゅにく)」した神、イエス・キリストは、
人になった、神…といわれます。
現人神(あらひとがみ)といわれた、天皇は、敗戦後、人間宣言。
●神とは?
それを追求して、わたしは、ヨガと冥想を続けてきたともいえます。
(「読者」の方に―内藤景代とNAYヨガスク−ルの四半世紀の歩み…など。)
神とは?
・・・そのひとの「メンタル・テスト」のような無数のくくり方ができます。
↓↓↓↓↓↓↓↓ 下記の本をご参照ください。
※→そのあたりは、『聖なるチカラと形・ヤントラ』
134p 「なぜ、シュリ−・ヤントラは、神のヤントラか?」
185p 図26「仏の道と神の道:上昇と下降」
※→「受肉した、子なる神」は、『わたし探し・精神世界入門』 347p
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