2003年6月13日(金) クワノミをコカゴにツム♪赤とんぼ♪の歌。マルベリ−(桑)は、ブラックベリ−の味。クワ(桑)の実は、黒い実が熟しておいしい。クワ(桑)の葉は、カイコ(蚕)の食料。東洋と西洋を結ぶ、絹の道(シルク ロ−ド) | |
きょうは、「13日の金曜日」。去年の9月13日にかいたように、キリスト教徒に関係ないと、「縁起が悪い日」だなんて思わないひとも、多いようです。 ●「クワ(桑)の実」を、生まれてはじめて、食べました。甘くておいしかったです。 今は、クワ(桑)の木が高く伸び、 クワ(桑)の葉の陰に、緑の実や、赤い実、黒い実がなっています。 赤いイチゴ( 苺 )を楕円形にしたような 1〜2cmほどの、赤いクワ(桑)の実。赤い実は、食べると、酸っぱいです。 緑の実は、まだ、食べられません。 ●赤いクワ(桑)の実→ ●赤い実が赤紫に熟し、ほとんど黒くなったクワ(桑)の実は、とても美味しいです。 ●英語では、クワ(桑)は、マルベリ−(mulberry)。 まさに「ブラックベリ−」のようです。 ←●黒く熟した、クワ(桑)の実と、赤いクワ(桑)の実 ●黒く熟したクワ(桑)の実↑は、すこし丸まったトゲトゲのようなものがあるので、見た目は、気味が悪いように思います。 そのせいか、ずいぶん、道ばたに落ちています。 ……しかし、連れがうまそうに食べるので、チャレンジしてみると……うまい! ●童謡の♪赤とんぼ♪の歌にある、「まぼろし」は、これだったのか!! と納得しました。 ♪山の畑の クワ(桑)の実を 小籠(こかご)に 摘んだは まぼろしか♪ 「赤とんぼ」 作詞の三木露風は、食べ頃のクワ(桑)の実を、かご(籠)いっぱいにつんで食べたのでしょうか。 ● ♪夕焼 小焼(ゆうやけこやけ)の、赤とんぼ ♪ のイメ−ジは、山田耕筰のメロディ−とともに、すぐに情景がうかびます。 けれども、2番の「クワノミをコカゴにツム」のは、どんなイメ−ジか、長い間、よくわかりませんでした。 「まぼろし」のように、ぼんやりした田舎の山の光景…… 触感と味覚をともなう、五感で、「赤とんぼの光景」を、甘酸っぱく懐かしく、「追体験(ついたいけん)」できるような感じがしました。 ●東洋と西洋を結ぶ「絹の道(シルク ロ−ド)」を人間に作らせたのは、絹(シルク)の糸をつむぎ出す、虫、カイコ(蚕)です。 そのカイコ(蚕)の食べ物が、ご存知のように、「クワ(桑)の葉」です。 絹を織る女性(ひと)たちは、クワ(桑)の実(マルベリ−)を、食べるのを楽しみにしていたのでしょうか……。 今の女性がイチゴ(苺 ストロベリ−)を食べるのが大好きなように。 ●足の親指が、残りの4本の足指とついてしまっている、「外反母趾(がいはんぼし)」のかたや、冷え性のかたは、「絹の五本指ソックス」をおすすめします。 足指が動きやすくなるだけでなく、絹は、夏は涼しく、冬は暖かいです。¥300くらい。 ●クワ(桑)の葉は、お茶の代用(桑の葉茶)になり、脳出血や動脈硬化、高血圧に効果があるそうです。強壮剤にも。 クワ(桑)の実を果実酒にすると、滋養強壮剤になり、むくみをとる利尿作用があり、咳(せき)にも効くそうです。 |
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