2003年10月19日(日) アキノキリンソウ(秋の麒麟草)と思ったら、セイタカアワダチソウ (背高泡立ち草)。青い空に向けて、上向き三角形(▲)に「黄色い小さな花の集合体」を、パワフルに咲かせる2〜3メ−トルの高い草。日本では嫌われ者のキク(菊)科 アキノキリンソウ属、セイタカアワダチソウは、アメリカのケンタッキー州などでは「州の花」として愛されている
きのう、10月18日が、下弦下弦 月の相  先月の下弦は、9月19日(下弦の話は、9月20日)。その前月の下弦は、8月20日。そのまた前月の下弦は、7月21日(下弦の話は、7月22日)。その前月の下弦は、6月21日、夏至(げし)のイブ前夜祭でした。そのまた前月の下弦は、5月23日。その前の下弦は、4月23日。
 「心と体と、なんとなくの気分」や、ご自分の「ココロとカラダと気分のリズム」は、どんな調子ですか? 
    下弦から新月にかけて、【「のぼり調子」になっていく】かたも多いようです。

青い空に向けて、2〜3メ−トルの高い草が生き生きとのび、「黄色い小さな花の集合体」を、上向き三角形(▲)に咲かせています。
 広がる青を背景にした、たくさんの黄色い三角形が、天空の青い海にうかぶ三角帆の舟やヨットのようです。▲ ▲ ▲ ▲


セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)





セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)













            ↑●セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)↑
              
とてもチカラを感じる、パワフルな黄色い花の草です。庭で元気に咲き、そのおうちの「2階の屋根」まで伸びています、草なのに。
 鮮やかで、綺麗なので、この背高(せいたか)のっぽの黄色い花の草が、「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」なのだろう、と思いました。
 黄色いキリン(麒麟)の首のように、青空に長く伸びる、草なので。。。
 とはいえ、話にきくように、「嫌われ者のセイタカアワダチソウ」とよく似ている・・・調べてからのせないと、思いながら、上の写真をとりました。↑

セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)


  その後、もう少し歩いていると、ゴミ置き場のようになっている空き地に、「嫌われ者のセイタカアワダチソウ」が、塀(へい)より高く、青空をめざして、2本、咲いていました。

 さっきの「アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」よりも、黄色い花のつきかたは少ないので、これは、セイタカアワダチソウにちがいない・・・と思い、いちおう、左の写真をとりました。



 ←セイダカアワダチソウ(背高泡立ち草)


 ところが、帰宅後、調べてみると、なんと!
どちらも、セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)だったのです! 



庭に咲いていたのは、花がたくさんついて、元気で綺麗でしたが、ゴミ置き場のは、花も少なく美しいとは感じませんでしたが・・・
 庭のものと空き地のものは、「花の量のちがい」にすぎなかったようです。
 
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)」は、30〜50cmほどの高さです。
 キク(菊)に似た、「黄色い小さな花の集合体」が、上下のすぼんだハムのような円筒形に咲くのが、アキノキリンソウ(秋の麒麟草)。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)も、セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)も、どちらも同じ、キク(菊)科 アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
 2つは似ているわけです。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)だと思って、セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)の花を拡大でとっておきました。下の写真です。↓
  キク(菊)科だけあって、キク(菊)にそっくりな黄色い小さな花がビッシリと咲いています。 花びら同士が、わさわさと重なりあって密集しています。過密な満員電車のようです。
 これなら、旺盛な繁殖力でふえるはずです。
セイダカアワダチソウ(背高泡立ち草)の花

セイダカアワダチソウ(背高泡立ち草)の花→

綺麗な花なので、北アメリカのネブラスカやケンタッキー州では「州の花」となっているそうです。Tシャツのプリントにも人気とか。

秋には、このセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)大群落が「黄金の花」をしきつめたように咲くそうです。「ゴッホのヒマワリ畑」を連想します。



セイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)は、綺麗なので「観賞用に輸入」されたル−トと、アメリカからの「穀物輸入」でついてきたル−トの2方向が野生化して、爆発的に「敗戦後の日本の荒れ地」に広がったようです。在来の草を駆逐(くちく)して・・・
 そして、多量の花粉をとばすので、「花粉症の原因植物」のひとつとして、「嫌われ者」になったのでしょう。

 そういう先入観をなくしてみると、秋の青空の下で、今、元気に咲いているセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)の花は、綺麗です。

去年の10月16日にのせた、秋の海べでススキ(薄のとなりにはえていて、シルエット(影)になっているのはセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)です。
 アメリカ生まれのセイタカアワダチソウ(背高泡立ち草)は、「日本の秋の景色」の一部になりつつあるようです。


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