きょうは、立夏(りっか)。
暦のうえでは、きょうから、夏。
立夏は、24節気のひとつ。
「春の気が終わり、爽やかな、夏の気が立ちはじめる時季」、
それが、立夏です。
●24節気は、 一年間のこの星・地球の「風や水」のような
分けられない「気の流れの変化」を「感じる」ために、
24等分(=節気)したものです。
●毎日の「変化」は、「ビミョ−(微妙)」。
「知性」だけで生きていると、
毎日の生活は、「まったり」していて、
「まるで、変化など、ない」ように感じます。
だからこそ、「節気」という「気の節目(ふしめ)」をつくり、
「感じる」ように分けて、「意識化」するようにしたのでしょう。
「感性(センス)」を助ける「生活の知恵」といえましょう。
→「野生の思考」という、植物や動物たちの、いのち(命)の発想法をとりいれる(→「感性(センス)」を助ける「生活の知恵」

●→「野生の思考」カヤ(茅)と、つる草。野生のスイトピ−、カラスノエンドウ↑
●先日、荒川(あらかわ)の河原ちかく、
秋ヶ瀬の「野鳥の森」にいってきました。
瑠璃色(るりいろ)のオオルリ(大瑠璃)がいるというので、
期待していたのですが…
夏草(なつくさ)がしげり、笹藪(ささやぶ)のなかで、
ウグイスが鳴いていました。
すぐそばでウグイスの鳴き声がしますが、
「声は、すれども、すがたは見えず…」
●お祓いの「茅の輪(ちのわ)」や、茅葺き屋根(かやぶきやね)にする、カヤ(茅)が、150cmくらいの高さで、伸びていました。
みずみずしいカヤ(茅)を手折って、
お祓いして、手にもって歩くと、疲れがとれる感じがします。
●つる草、カラスのエンドウが、
1〜2cmのピンクの花を咲かせ、黄緑のつるを
らせん的にからませていました。
「野生のスイ−トピ−」です。
●荒川は、広く、大きく、
アゴヒゲアザラシのたまちゃん好みではないか
…と、連れと話していました。
やはり、同じ頃、アゴヒゲアザラシのたまちゃんも、
近くの荒川にいたらしいです。片目につりばりが刺さり、
ケガをしているようです。「独眼流」にならないことを祈ります。
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