2003年4月18日(金)
●三色スミレ(パンジ−)は、フランス語で「パンセ」。
●パスカルの『冥想録』も「パンセ」。
●「野生のパンセ」は、『野生の思考=三色スミレ=パンセ ソバ−ジュ』。
●レヴィ・ストロースの「構造主義」の本のタイトルでもあります。
●「冥想(瞑想)の道具」である ヤントラという「形=構造」。
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※追記 ◎構造主義に欠けているものは、「歴史の流れ」↓16.6.28 下記に↓
→「すべてを、水に流す」か、歴史を「川の流れ」と、イメ−ジするか。 |
追記が2つ、下記にあります。↓↓↓16.5.5 立夏 |
★[科学的思考法]=論理学の基本(A = A→同一原理 princeple of identity =I D アイディ
(→アイデンティティ
☆「自分がイヤ……私 ≠ 私 A ≠
A 」と論理学。『わたし探し・精神世界入門』内藤景代・作 Who am I ? |
★★早稲田大学のわたしの卒業論文「サド侯爵とフランス革命 個人と社会」2人の師:澁澤龍彦さんがサド、ルソ−は平岡 昇先生が担当 (→フランス的パンセ(思考)16.5.5記:
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※※※追記が3つ、下記にあります。↓↓↓16.3.20 春分の日 |
ヨ−ロッパには、「野生の三色スミレ(パンジ−)」があり、
黄、紫、黒の3色が基本色で、
その色が組み合わさって、
多彩な三色スミレ(パンジ−)の園芸種もできていったそうです。
「野生の三色スミレ(パンジ−)」は、
学名を「ヴィオラ トリコロ−ル Viola tricolor .」で、
別名を「野スミレ」または
「三位一体草」というそうです。
●3色スミレ(菫 すみれ)パンジー
●文化人類学の「構造主義」の名著として有名な、
レヴィ・ストロースの本『野生の思考』は、
フランス語では、「三色スミレ」という題でもあります。
●『野生の思考』は、
フランス語で「LA PENSEE SAUVAGE」。
それはそのまま「野生の三色スミレ(パンジ−)」
という意味でもあります。
●三色スミレ パンジ−↓↓↑↑
『野生の思考』 = LA PENSEE SAUVAGE
= パンセ ソバ−ジュ
= 野生の三色スミレ
=野生のパンジ−
●ソバ−ジュという髪型は、
長い髪にチリチリパ−マをかけて、
末広がりに広がるヘアスタイルです。
ヨ−ロッパ人にとっては、「野生」的なアフリカ風なのでしょう。
●フランスの哲学者・数学者のパスカルの
冥想的な思想の断片を、
パスカルの死後に編集した
『冥想録』は、フランス語で「パンセ」。
三色スミレ(パンジ−)は、
フランス語で「パンセ」。
●三色スミレ パンジ−
●フランスの実存主義の哲学者、
J・P・サルトルを攻撃して、
「新しい基本ソフト(OS=オペレーティング システム)」としての
「構造主義」を唱えた、
レヴィ・ストロース。
●レヴィ・ストロースは、
「二重の意味とダブル・イメ−ジ」をもつタイトルを、
自分の文化人類学の本につけました。
↓↓↓↑↑↑
【二重(ダブル)イメージ】の『野生の思考』
= LA PENSEE SAUVAGE
= パンセ ソバ−ジュ
= 野生の三色スミレ
= 野生のパンジ−
●それが、『野生のパンセ』
(LA PENSEE SAUVAGE)。
『野生の三色スミレであり、野生の思考。パンセ ソバ−ジュ』です。
▲レヴィ・ストロースは、
「料理の三角形」とか、
「○×式(まるばつしき)の2項対立に
ひとつ加えた、3」という数字をつかい、
ヨ−ロッパ文明の土台にある
「無意識的な形」
すわわち「構造」を、
解き明かしていきました。
▲「料理の三角形」は、
3つの頂点、
「生のもの」「火にかけたもの」「腐ったもの」
の関係です。
「三位一体草」
ともいわれる
「野生の三色スミレ」は、
彼の「構造主義」の考え方を象徴(シンボル)的にあらわしてもいます。↓↓
▲三色スミレ パンジ−
●「構造主義」の考え方とは、
表面の現象の奥にある、
パタ−ン(型)の「形=構造」をみつけて、
分析してく方法、ともいえます。
かんたんにいうと…。
●パタ−ン(型)の「形=構造」とは、
タコ焼きやタイ焼きの鋳型や、
ドレスの型紙(パタ−ン)のようなものです。
●「冥想」をするときに
「冥想の道具」である
「ヤントラ」という「形=構造」を使います。
たとえば、下のような〔かたち〕です。↓
http://www.nay.jp/3d-yantra-nay-mandala-2.htm
それは
、「ヤントラの形=構造」が、
「こころの無意識や意識」をかたちづくる、パタ−ンをもっているからです。
そのあたりのことをかいたのが、
わたしの『聖なるチカラと形・ヤントラ』の本です。
http://yantra-book.nay.jp/
そこでいう「形」とは、
実は、「構造主義的な、形」もふくんでいるのです。
『チカラと形』は、『力と構造』を、意味しています。
(1980年代に『構造と力』 浅田彰という本もありました)
●「野生の思考」とは、
世界の構造=形を、
「動物や植物など自然界にある構造(形)」
の助けをかりて表現する方法でもあります。
「身近なありあわせのものを使う、器用仕事(ブリコラ−ジュ)」
ともいわれます。
●花鳥風月の写真をのせてお話する、
この「日誌風エッセイ」も、
ある意味では、「野生の思考」的かもしれません。
タンポポの戦略とか、
渡り鳥の知恵とか。
わたしの「手作りの3Dヤントラ」とか、
NAYヨガスク−ルの毎月の正面をかざるアレンジメントとかも、
「身近なありあわせのものを使う、コラ−ジュ」です。
「野生の思考」は、「神話的な思考法」ともいわれます。
分析し、分類し、要素に還元する
「科学的な思考法」とは、ちがう、
もうひとつ別の
「基本ソフト(OS=オ−エス =オペレーティング システム)」です。
コンピュ−タ用語でいえば。
レヴィ・ストロースが主張したのは、
「野生の思考」とは、
遅れている「未開の思考」や
「科学の前段階の知」では、ない
…ということです。
「科学的な思考法」とは、
基本ソフト(OS)がちがう、
「対等の異質な知」が、
「野生の思考 パンセ ソバ−ジュ」である、ということです。
わたし流に、いいかえるとこうです。
左の赤と青の2色で巴(ともえ)をつくる
アイコンの「陰と陽の太極図のヤントラ」の形(構造)は、
「野生の思考」と「科学的な思考」の関係の形(構造)を
象徴(シンボル)しています。
「野生の思考」を「陰・青」とすれば、
「科学的な思考」は「陽・赤」で、
「2つでひとつの全体性のマンダラ」をつくっています。
「野生の思考」は、「科学的な思考」とはちがう、
もうひとつ別の「対等な、別の極」をもつ思考方法だ、ということです。
●1960年代、
わたしがフランス文学を学んだ頃は、
実存主義のサルトルは絶大な人気がありました。
今、サルトルが忘れられてしまった理由のひとつは、
この『野生の思考』の構造主義を武器にした
レヴィ・ストロースに
思想的にノックアウトされたからだ、
という説があります。
※→パスカルについては:
『BIG ME』 p169 パスカルの言葉:
http://bigme-book.nay.jp/
『わたし探し・精神世界入門』 p49
「人間とは、神と獣の両方――パスカル=存在論」
http://yoga-watashi.nay.jp/
※→「構造」や、ヤントラについては:
『聖なるチカラと形・ヤントラ』
http://yantra-book.nay.jp/
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※※※※※追記: 16.6.28
◎構造主義に欠けているものは、「歴史の流れ」↓16.6.28 下記に↓
→「すべてを、水に流す」か、歴史を「川の流れ」と、イメ−ジするか。
2003年7月14日(月)
◎構造主義に欠けているものは、「歴史の流れ」
→「すべてを、水に流す」か、歴史を「川の流れ」と、イメ−ジするか。
●【歴史とは、「彼の物語」】。
●フランス革命の記念日、民主主義の原点、「パリ祭」。
●「群【賢】、象をなでる」 精神のリレ−
●BIG ME(ビッグ ミ−)。
●お盆と手作りの「石の墓」、そばに、赤いお灯明のような赤い鬼灯(ほおずき 酸漿)
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※※※※※追記:16.5.5 立夏
☆[科学的思考法]=論理学の基本(A = A
→自同律=同一原理 princeple of identity =I D アイディ (→アイデンティティ
☆「自分がイヤ……私 ≠ 私 A ≠ A 」と論理学。
◎犬であることがイヤ(→ スヌーピーの人気
●『わたし探し・精神世界入門』内藤景代・作 Who am I ?
2002年7月22日(月)
●私とは、何か?=Who am I ?
●『わたし探し・精神世界入門』と、
埴谷雄高の『死霊』の「自同律の不快」のつながりぐあい。
●「自分がイヤ……私 ≠ 私 A ≠ A 」と論理学。
●精神のリレ−◎スヌーピー 犬になりたくなかった犬
http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/2002-07-22/2002-07-22.htm
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※※※※追記:16.5.5 立夏
★★早稲田大学のわたしの卒業論文「サド侯爵とフランス革命 個人と社会」2人の師:澁澤龍彦さんがサド、ルソ−は平岡 昇先生が担当 (→フランス的パンセ(思考)16.5.5記:
2002年7月14日(日)
☆「民主主義の原点」、パリ祭。 ☆三色旗、自由、平等、博愛。
☆個人(ME)と社会(BIG)の対立を、フランス革命をヨコ軸として考えた、わたしの卒論。
☆ルソ−で高名な平岡 昇先生と、サド裁判の澁澤龍彦さんのお二人が、わたしの早稲田大学の卒業論文の先生の理由(わけ)☆1960年代
http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/2002-07-14/2002-07-14.htm
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※※※追記: ●【野生の思考】(パンセ ソバ−ジュ)のお話と実例としての、11枚の「野生の三色スミレ」(パンセ ソバ−ジュ)や、花と鳥たちの45枚のカラフルな写真は、こちらへ
http://www.bigme.jp/00-16-03/16-03/16-03.html |
※※追記:●【野生】のスミレ(菫)は、 種(たね)をアリ(蟻)が運ぶ★24節気のパターン変化を内藤景代の現代風ヤントラ=絵文字=変換文字であらわす→1つの流動的な〈波マークのヤントラ〉から,分節された〈金剛ヤントラ〉へ→→デジタル変換 流動を固形に 波と金剛★「夢を実現する」ために必要な哲学と発想を助けるヤントラ=絵文字・変換文字など、お話と【野生】のスミレ(菫)4枚の写真は、こちらへ
http://www.bigme.jp/00-12-3/12-3-1/12-3-1.htm |
※追記:●【野生】の綿花から、《糸》を紡(つむ)ぎ、その《糸》を縦(|)と横(―)に織りだして、木綿(もめん)の布にするお話、「野生の思考」的なブリコラージュの鳥の巣のお話、ワタ(綿 わた=コットンの花と実などの写真は、こちらへ
http://www.bigme.jp/00-07-12/07.12-1/07.12-1.htm |
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成長物語としての内藤景代の本たち こちらへ |
『聖なるチカラと形・ヤントラ』 ●内容紹介 こちらへ
http://yantra-book.nay.jp/
内藤景代・著 実業之日本社・刊 ★カバー拡大 こちらへ
●通信販売 こちらへ
内藤景代が「目に見えない世界」を形にし、
チカラの形、ココロの形、宇宙の形を
目に見える形に変換、
それらのチカラを引き出す方法を明らかにした、ヨガ瞑想の奥義。.
絵と図と言葉で「精神世界」の究極の「なぞを解く」、魔法入門書
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【内藤景代おすすめ本 】読者の心に残る言葉 双方向サイト
http://www.yoga.sakura.ne.jp/
その1、その2、その3 読者とつくるページです
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