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2003年3月21日(金) ●きょう、太陽は天空の「黄道と赤道の交差した春分点」を通過する。 ●「黄経が、0度」の日。それが、春分の日。 ●天の〔春分点〕は目に見えないが、天球儀には「ある」●お彼岸のお中日 |
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●地球からみた視点 ●天動説 ●天球儀 ●内部に地球 ●春分とは ●太陽の道(黄道) ●天の赤道 ●太陽は天空の「黄道と赤道の交差した春分点」を通過 「黄経が、0度」の日 ★「春分の日」は、年により変る |
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◆「現実には、目に見える道としては、ない」けれど、 「わかるために分けた」天文学的な黄色と赤の「ふたつの道」、天の黄道と赤道。 ◆「目に見えない」けれど、「ある」。 ※→◆「わかるために、分ける」は『冥想 こころを旅する本 マインド・トリップ』 |
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きょう、3月21日は、春分(しゅんぶん)。 お彼岸のお中日(おひがんのおちゅうにち)。 あさって、23日(日)は、NAYヨガスク−ルの集中レッスンです。 ●「春分」は、一年の「気の流れ」を分節した24節気の1つで、 秋の「秋分(しゅうぶん)」と同じく、「昼と夜の長さがほぼ同じ」になります。 ●天文学的にいうと、「春分」は、 「春分点という点を、太陽が通過する日」です。 「春分点という点」は、どこにある? 春分点は、天空にあります。 けれども、目に見えません。 しかし、きのうお見せしたNAYヨガスク−ルに飾ってある天球儀にかいてあります。 きょうは、もっと拡大した天球儀をお見せしましょう。下です。↓ 「天球の赤道と、黄道が交差した点、春分点に、太陽が来た日が、春分」です。 「太陽の黄経が、0度になる時を、春分」といいます。↓ ![]() ●天球儀↑ ●何をいっているのかわからないかもしれないので、 上の天球儀を見てください。 赤い線(天球の赤道)と 斜めの黄色い線(天球の黄道)が交差した、 交差点に赤い輪があります。 その「赤い輪」がついている点が、「春分点」です。 ●「天球の赤道と、黄道」というのは、 「現実には、目に見える道としては、ない」けれど、 「わかるために分けた」天文学的な「ふたつの道」です。 「目に見えない」けれど、「ある」。 ※→「わかるために、分ける」は: 『冥想 こころを旅する本 マインド・トリップ』 p18 ☆★☆天文学的な黄色と赤の「ふたつの道」、 天の黄道と赤道。 「目に見えない」けれど、「ある」 ●「黄道」というのは、 太陽が1年間で、地球のまわりを、一周する道。 「天動説」的ですが、 わたし達には「そう見える」ので、 「太陽の道」として 「黄色い道」をイメ−ジとして、天空に想定しています。 それが「黄道」。 上の天球儀では、 「黄色い線」で、 「太陽が1年間で動く、黄色い道」をかいてあります。 ●「天球の赤道」というのは、 天球儀の「赤い線」です。 地球儀に赤道が「赤い線」でかいてあっても、 「目に見えない」し、 現実には、「ない」道です。 わたしも、赤道の上空を飛行機で通過したときに、 探しましたが、 「赤い道」は、ありませんでした。 けれど、赤道は、 飛行機や船などで 「地球の上での、自分の位置」 を知るためには、必要な道です。 ●赤道の「緯度=横(―)は、0度」で、 「緯度の基準」です。 ●かんたんにいうと、 地球の「2つの極(南北、上下)」の 真ん中を 横(―)に通る線(道)が、赤道。 ● 同じように、広大な宇宙空間を、 縦(|)に 「わかるために、分け」て、 「天の北極と南極」という 「2つの極(南北、上下)」をきめています。 回転する天球儀の 「上下を貫く、縦(|)の中心軸」の 上と下が、「天の北極と南極」です。 ●上の写真の天球儀では、 アンドロメダ座の北(上)、 左に流れる銀河(天の川)の北に見える、 「銀色の軸(天球儀の上下を貫く、中心軸)」のあたりが、 「天の北極点」です。 ![]() ●さて、前置きが長くなりました。 ●きょう、春分の日は、 「天球の赤道と黄道が交差した点、 春分点に太陽が来た日」です。 それを、「太陽の黄経が、0度になる」といいます。 いいかえると、「黄経が0度の時を、春分」といいます。 天球儀に、「マグネットの丸く赤い輪」を 「きょうの太陽の位置」として、 「春分点」にはりつけてあります。 ●天球儀では、 2つの道の交点は 「春分点 3月20日」とかいてあります。 ★ 「春分の日」は、年により、変動します。 3月14日にかいたように、 キリスト教の「復活祭」では、 計算の便宜上、 春分の日は、「3月21日」と決めているそうです。 ●今年の日本の春分の日は、きょう3月21日で、休日でした。 官報で決めるとか。 きょうの太陽は、「天の赤道」の上にあり、 だいたい、真東(まひがし)から出て、真西(まにし)に沈みます。 光の屈折現象などのために、昼間のほうが少し長いですが、 昼と夜の長さは、ほとんど同じです。 ●きょうから、昼の時間の方が徐々に長くなっていきます。 太陽の輝く時間、「日照(にっしょう)時間」が長くなるので、 「春の草や花」も、どんどん萌えだし、芽吹いていくことでしょう。 また、花の写真をたくさん、お見せしましょう。お楽しみに。 |
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