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2003年4月9日(水) ★日光だけではなく、東照宮は上野にもあり。 ★満開のサクラに囲まれ、天を指す五重塔。 ★かつてあった〔谷中の五重塔の炎上の目撃談〕 ★→→「壊すだけなら、サル(猿 さる) にもできる…」 2015年9月19日 ※追記: |
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![]() ●五重塔 上野 東照宮↑ 春のお彼岸(ひがん)に、いけなかったので、 先日、浅草までお寺参りに行ってきました。 「白い花・夕顔の果実」が「黒い炭を入れた容器」になっていた、 あの菩提寺(ぼだいじ)です(去年の9月24日のお話)。 道順なので、浅草へいく前に、 上野のお山(やま)と不忍池(しのばずのいけ)のお花見をしました。 ![]() ↑●徳川家の霊廟 :東照宮 ●上野の山は、人種の見本市のような混雑ぶり。 西洋美術館の裏から、びっしりと花見客が座り、大宴会。 インド人、ペルシャ人、フィリピン人、白系ロシア人、アメリカ人、中国人… それぞれが、サクラ(桜)の下で仲間に笑顔を向けて記念写真です。 ●むかしながらの江戸の風情(ふぜい)を残す、 徳川の将軍家の霊廟(れいびょう)、東照宮(とうしょうぐう)。 日光(にっこう)だけではなく、東照宮は上野にもあります。 ●上野の東照宮は、ボタン(牡丹)の花が有名ですが、4月中旬頃のようです。 境内は屋台とテ−ブルが並び、行き交いもままならないほど満員です。 ●空を見上げると、東照宮の五重塔(ごじゅうのとう)が、 満開のサクラ(桜)の向こうに見えて、なつかしく、ほっとしました。 「まだ、残っている……」 ●どんどん変わる東京、 関東大震災やアメリカ軍の空襲(くうしゅう)をうけて 焼け野原になった東京…の中で、 江戸時代の建物の五重塔がそのまま残っている。 それだけではなく、以下のような強烈な体験があるので、 満開のサクラに囲まれて天を指す 五重塔への感慨(かんがい)も深いのです。 ●幼い頃、近くに 「江戸時代の五重塔」は、2つありました。 谷中の墓地(やなかのぼち)と、 ここ上野のお山、東照宮に。 谷中の五重塔の方が、大きく、 関東で一番高い塔だったといいます。 幸田露伴(こうだろはん)の小説『五重塔』のモデルにもなった、 「江戸の大工(だいく)の腕(うで=技術)」の結晶です。 ●ところが、昭和32年(1957年)に、 10cmくらいの火の粉をたくさんまき散らし、 わたしの目の前で、 乱舞する炎とともに、焼け落ち、消滅しました。 遠くからでも、 高台の墓地の森から立ちのぼる 大きな火柱と炎が夜中に見えました。 わたし達はじめ近所の人達は、 寛永寺坂(かんえいじざか)をのぼり、 天王寺五重塔の火事の現場まで、 炎をめざして出かけていったのです。 ●徳川の彰義隊(しょうぎたい)と官軍の戦いだった 上野の山での戦争、 関東大震災や アメリカ軍の空襲にも残ったのに… 「なんで?」 ●みんな、黙って、 巨大な「火焔を背負う、不動明王(ふどうみょうおう)の怒りの波動」 のように暴れる赤、紅、緋、オレンジ、黄の炎を見ていました。 「危険ですから近寄らないで」といわれて、 離れて見ていても、5〜10cmくらいの火の粉が風にあおられて、 体にぶつかるように飛んできます。 ●心中(しんじゅう)で放火…。 という火事の原因がわかると、みんな怒っていました。 何があったか知りませんが、子ども心に、 「男と女が死ぬために、 谷中の五重塔まで、道連れにするなんて、 身勝手だ!」 という怒りと悲しみがありました。 ●砂漠の戦争を見ている2003年 4月9日の 今なら、こう思います。 「壊すだけなら、サル(猿 さる) にもできる…」 こちらへ↓↓ ☆ ↓↓↓↓
金の獅子頭(ししがしら)の獅子舞を見ました。 続きはまた、明日 こちらへ。 ↓↓↓↓ |
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2003年4月10日(木) 『菊と刀』。 ☆菊が栄えて、枯れた葵の霊廟、上野・東照宮。 ★「菊」は、天皇家の紋章〔エンブレム〕 ☆桜吹雪の中、神田囃子に踊る金の獅子舞。 ☆浅草、隅田川の夜桜と屋形船 ★「戦後の日本とアメリカの関係」のダブル・イメ−ジ 2015年9月19日 ※追記: http://www.bigme.jp/000-000-03-04/03-04-10/03-04-10.htm |
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