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2003年6月30日(月) ◎夏越しの祓(なごしのはらえ)。茅の輪(ちのわ)をくぐり、半年間の邪気を、祓う。 自分という「個人商店」の「半期に一度の、邪気の大放出」で、元気になる→「野生の思考」の例 ●カヤ(茅)は、ススキ、スゲ、チガヤなどの総称。 ●チガヤ(茅)の銀の穂が風にゆれていた |
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※「野生の思考」によるブリコラ−ジュ(器用仕事)で、[茅の輪]をつくり半年間の邪気を、祓う。マンダラ的な「輪=円」であることに意味をおき、「近くにある草で代用する」。ワラ(藁)やススキ(薄 芒)、オギ(荻 おぎ)、アシ(葦 芦 蘆 あし)、ヨシ(葦 よし)は、総称して「カヤ(茅 萱 かや)」とよぶ | |||||||||||||
きょうは新月。● 6ヶ月でたまった邪気を祓う「夏越しの祓(なごしのはらえ)」。 「茅の輪くぐり」などをして、 「今の自分」にとって、 「いらないもの、不要な物」を 「気のレベル」で出してしまう日が、「夏越しの祓」です。 ●静岡・三島(みしま)のMasahiroさんから、贈られた、 「三島大社(たいしゃ)」の 直径20cmほどの小さな「茅の輪(ちのわ)守」をお見せしましょう。 お近くの神社に茅の輪がなく、 「茅の輪くぐり」ができないかたは、 瞑想(冥想)的に この「ミニ・茅の輪」で、 「半年間であなたにたまった邪気」を祓って(はらって)ください。 「よいひと」ほど、 他人(ひと)の邪気を受けて、ためこんでしまいやすいので・・・。 邪気は放出して、元気になりましょう。 ![]() 「野生の思考」の例(→●茅の輪守 夏越の大祓え 三島大社↑ ●明日から7月。 本格的な暑さになるので、 ここで、一度、立ち止まって、 ご自分の心身をチェックして、整えましょう。 それを、「生活の知恵」として、 そこに住むひとたち、みんなで、習慣化したものが、 「半期に一度の、祓えの風習」です。 「野生の思考」の例のひとつです。 ●ご自分という「個人商店」の 「半期に一度の邪気の大放出、大バ−ゲン」と、 思うといいかもしれません。 残りのもう1回の「半期に一度」の「茅の輪くぐり」は、 12月31日の大晦日。 新しい年をむかえるための「大祓(おおはらい おおはらえ)」です。 ●きょうは新月。 ご自分の「ココロとカラダと気分のリズム」はいかがですか? 前回の新月は、5月31日です。その前の新月は、5月1日。 「・・・なんとなく・・・」のパタ−ンや波が、ありますか? いらないもの、不要な物を出してから、 「新鮮な気」が入ってくるように、 自分の器(うつわ)を空(カラ)にして、 新しいものを入れる準備をしましょう。 もういらない、不要なものを握っていると、 新しいものは、つかめませんから。 ※→邪気やカルマを払う「カルマ浄化法」は: ・本 『ヨガと冥想』 208p ・DVD『ヨガと冥想』 ・CD『くつろぎの冥想』 ![]() ☆通販 こちらへ ![]() ![]() ![]() ![]() ☆通信販売 ご案内は、こちらへ 無休です。 ●「夏越しの祓」などの、茅の輪は、 茅(カヤ、 チガヤ)などを束ねて、輪にしたものです。 去年の6月30日は、 氷川神社の「茅の輪作り」に参加したお話をしました。 その時、茅の輪の材料は、 「荒川で、今朝、刈りとってきたカヤ」とききました。 どうみても、葦(アシ・ヨシ)のような葉でした。 ●カヤ(茅)は、ススキ、スゲ、チガヤなどの総称だそうです。 いろいろ調べると、その地方で、もっとも身近な、 元気な夏草で、茅の輪をつくるようです。 または、茅の輪守(三島大社)のように、 マンダラ的な「輪=円」であることに意味をおき、 ワラ(藁)などでつくるとか…… ●要するに、 「意味と目的」がはっきりしていれば、 山地・海辺・川辺・町中など「その場にある草で代用する」という 「野生の思考」によるブリコラ−ジュ(器用仕事)で、 茅の輪は、できているようです。 ●今回、しらべて、気づいたのは、 荒川で撮影した「チガヤ(茅)」です。 名を知らない草が、 銀色の穂をたなびかせて、風にゆれているので、 綺麗だと感じて、とった写真。 茅の輪、茅葺き(カヤブキ)屋根を調べていると、 この「銀色の穂の草」が出ていました。知りませんでした。 これが、茅(チガヤ)でした。下の写真です。↓ ![]() ●チガヤ(茅)↑ ●日本の伝統・・・といっても、 茅葺き屋根のカヤ(茅)すら、全国で意味する草は、ちがいます。 日本って、広く、深いです。 |
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