2003年12月29日(月) 金星(ビ−ナス)が輝き、土星(サタ−ン)が正月の1月1日には、30年ぶりに最接近。1年で一番綺麗な東京の星空。初雪の翌日、シラサギ(白鷺 コサギ)に会う。「忙中 閑 あり」。「接近遭遇」を、距離感をもち、水面を波だてないようにして、迂回する、渡り鳥のオナガガモ(尾長鴨)夫妻
明日12月30日は、の空に、上弦の月上弦の月の相  小潮(こしお)。
休みの会社などがふえたせいか、東京の空気が澄んで、三つ星のオリオン座など星空が綺麗です。これから正月にかけて、東京の夜空は、冬の星座のまたたきなど、1年中で一番美しい時季になります。西の空に金星(ビ−ナス)も目立って輝いています。双子座(ふたござ)の方向に、土星(サタ−ン)が正月の元旦、1月1日には、30年ぶりに最接近するそうです。土星の輪(リング)がみえるといいですね。

前回の上弦は、12月1日。その前の上弦は、11月1前月の上弦は、10月3日(お話は、10月4日)。前月の上弦は、9月3日。その前の月の上弦は、8月5日。そのまた前月の上弦は、七夕、7月7日。その前月の上弦は、6月8日。そのまた前の上弦は、5月9日

シラサギ(白鷺 コサギ)
 先日、初雪(はつゆき)がふった翌日、上天気なので、買い物の足をのばして、自転車で川までいきました。
 会いたかったシラサギ(白鷺 コサギ)が川の中にいたのでうれしくなりました。

シラサギ(白鷺 コサギ)


2003年2月7日(金) シラサギ(白鷺 コサギ)は、小首かしげて、二の足踏んで…魚を狙うけれど……」とかいたように、シラサギ(白鷺 コサギ)の漁(りょう)は、のんびりしています。
 それで、シラサギ(白鷺 コサギ)の波長に5分でも自分の波長を同調(シンクロ)させると、年末のあわただしい波長から解放されて、くつろげるので、たちどまって見ていました。
 真正面で見ていても、気にせずに、シラサギ(白鷺 コサギ)は、川の流れの下を泳ぐ小魚(こざかな)をねらっています。

このシラサギ(白鷺 コサギ)は、「2003年4月14日(月) サクラ(桜)の花びらの流れる川で、優雅に歩く、シラサギ(白鷺)。今回は、上手に魚をとらえました。その成功の一因は?」とかいたような「伝承技術(?)」を身(み)につけていました。
 ・・・すなわち、川の小石の上に足をのせ、水をかきまわす技術(テクニック、スキル)を伝承リレ−?)されているらしく、上手に魚をとっていました。

シラサギ(白鷺 コサギ)の静かな動きは、近くでせわしなく飛びかうセキレイ(鶺鴒)の上下の激しい尾の動きと対比的です。
 手すりにもたれて、ひなたぼっこをしながら、シラサギ(白鷺 コサギ)の優雅な動作を見ていると、しばし
     「忙中 閑(ぼうちゅう かん) あり」

以前、同じようにシラサギ(白鷺 コサギ)を見ていたら、「あの白い鳥は何?」と山ほど荷物をつんだ自転車にのった買い物帰りのかたに話しかけられました。
 「サギ(鷺)ですよと答えると、「ひとりぼっちで、さみしそうね」といわれ、「へぇ〜」と感じたことを思い出しました。

・・・同じ「情景」をみても、どう感じるかは、そのひとによるな〜と思いました。
 ほっとして「やっと、ひとりになれた」と、貴重な時間を楽しんでいる、わたしも、「ひとりぼっちで、さみしそう」にみえるのかもしれません。

シラサギ(白鷺 コサギ)とオナガガモ(尾長鴨)夫妻

足先だけ動かして、同じ石の上から動かないシラサギ(白鷺 コサギ)のそばに、渡り鳥のオナガガモ(尾長鴨)のオスとメスが近づいてきました。

最近、曲がり角などで、携帯電話をかけながら道を暴走する自転車が多く、ぶつかったことがあるので、トリ(鳥)達は、この「接近遭遇(そうぐう)」をどうするかな?と見ていました。

すると、コサギ(小鷺)の静かな動きを邪魔しないような、配慮(?)のためでょうか、(前を失礼します)という感じで、距離をおき、水面を波だてないようにして、オナガガモ(尾長鴨)夫妻が、横ぎりました。


シラサギ(白鷺 コサギ)とオナガガモ(尾長鴨)夫妻↑

そして、大きく迂回(うかい)して、コサギ(小鷺)の背後にまわり、逆方向に泳いでいきました。
 鳥世界の「礼儀(マナ−)」を知っている、オナガガモ(尾長鴨)夫妻でした。

その後、礼儀知らず(?)のハト(鳩)達が、わたしの見ている手すりの上に次つぎに飛んできて、並びはじめました。エサをくれるのかと勘違い(かんちがい)したようです。
 わたしのまわりがわさわさとしてきたので、(うるさいのはイヤ)とばかりに、大きく翼をひるがえして、シラサギ(白鷺 コサギ)は、橋の下をくぐりぬけ、青空に舞い上がっていきました。

 大きく飛翔する白い翼。。。。年の暮れに、よいものを見ました。

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