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自我というカラ(殻)が、内部のむき身を守る ●カラ(殻)をふさぐ「渦巻き型のふた」から、2本の角の先にある目玉が出て、見つめあう●ドロドロの海をかきまわして、しずく(雫)が落ちて固まり、オノコロ島ができた、日本(列島)のはじまり。『古事記』、「建国記念の日」●A・ランボ−と海。磯遊びと、巻き貝●真鶴の潮だまり(タイド・プ−ル)

明日は、建国記念の日」で、休日

古事記(こじき)』によれば、
まだ、大地が固まらないでドロドロしていた頃、
天空にかかる天浮(アマノウキハシ)の上で、
男女の神(イザナギ と イザナミ )が(ほこ)で、
ドロドロ
をかきまわして引きあげると、
その鉾(アマノヌボコ)の先から
しずく(雫)が落ちて固まり、
オノコロ島ができたそうです。

それが「日本(列島)のはじまり」、
と日本神話では、伝えられています。



手前が、潮だまり(タイド・プ−ル) 
背後に、ふたつ岩と鳥居 真鶴の海↑

海に囲まれた島国、日本は、
逆にいえば、四方を海に開かれている国・・・ともいえます。

外国旅行すると、
「プライベ−ト・ビ−チ(個人所有の海岸)」が多く、
海を見るには、ホテルなり、レストランに入り、
お金を払わなければならないことがよくありました。


 海は、日本人にとって、
当たりまえの「母なるもの」なので、
へんな感じをしたことを思い出しました。


 フランス人の天才詩人、A・ランボ−は、
十代の半ばまで、本物の
を見たことがなかったそうです。
海の詩はたくさんつくっていても・・・。

海からできた国、日本には、
海中から突きでた大小ふたつの岩を、
陰陽の夫婦(めおと)岩
見立てる風習が各地にあります。

 そして、ふたつの岩を注連縄(しめなわ)で結ぶ。

 先日、2月3日の、太陽がまん中から昇る、真鶴(まなづる)の海のふたつ岩も、そのひとつです。

さて、その日は、そのふたつ岩の手前に、岩場(いわば)があり、岩に囲まれて潮だまり(タイド・プ−ル)ができていました。

 大潮になったりしたら、消えてしまう、小さな池のような、潮だまり(タイド・プ−ル)

 澄んだ水をのぞきこむと、
「達磨(ダルマ)さんが、ころんだ」の遊びのように、
動いていた生きもの達が、
ぴたっと動きをとめ、
擬態(ぎたい)になります。


 (わたしは、岩です… 貝(カイ)ではありません…)

カニ(蟹)や貝が、いそがしく動いては、
ぴたっと変身する・・・

 おもしろいので、磯遊び(いそあそび)をしばらくしていました。
 あの三浦半島の時(2002年8月14日のエッセイと写真)よりも、
小さいカニ
や貝達がたくさん動いていました。

カラ(殻)のふたを開く、貝
カラ(殻)のふたを開く、貝

小指の爪ほど、7mmくらいの小さい貝が、
潮だまり(タイド・プ−ル)の水中の岩にへばりついていました。


 (わたしは、岩です… 
 岩の一部です。 …)

 (ちょっとこちらへいらっしゃい)
と、その小さい巻き貝を岩からはがし、すこし歩きました。

 そして、大きな岩の上、緑の海藻がある隣りに、
そっと、小さな貝を置きました。

 太陽が燦々(さんさん)とあたって貝を照らしています。

そして、(どうなるのかな〜?)
 とひなたぼっこをしながら、
のんびりと、小さな貝をみていました。



薄暗い潮だまり(タイド・プ−ル)の水中の
岩づたいに蠢(うごめ)きながら生きてきたらしい小さな貝は、
無防備に太陽にさらされ、
暖められて、動き出しました。


 はじめは、貝の入口(?)は、
下にあったのですが、
ひっくりかえって、
渦巻き型」のふたが上にみえるようになりました。
 

……そのうち、
カラ(殻)をふさいでいた、
サザエ(栄螺)のふたのような
渦巻き型のふた」が、
だんだんに上に持ち上げられていきます

……向かって左に巻いている
渦巻き型のふた」は、
太陽の光に透けて
半透明にみえます。


 0.1mmくらいの薄さでしょうか。
パラフィンのように薄い
渦巻き型のふた」です。 上の写真です。


……その薄い「渦巻き型のふた」の下から、
貝のむき身がひらひらとみえてきます。

 そして、腕のような、
カタツムリの角(つの)そっくりの
目玉(めだま)が出てきました。


 まるで、イラクの砂漠を走る、
戦車(キャタピラ)のふたから、
ひとが顔を出すようです。


貝から出た、2本の角の先にある目玉
貝から出た、2本の角の先にある目玉↑

カタツムリの角(つの)そっくりの目玉は、はじめは1本出て、周囲の様子をうかがい、次は2本出て、360度に回転しながら、いそがしく偵察しています。

 1cm接写のカメラで撮影している、人間、わたしを、角の先にある目玉は、好奇心いっぱいでみつめています・・・

 その貝にとって、はじめてみる大きな目玉、
すなわち突き出たデジカメのレンズ・・・

 (なんだろう?)と
角を動かしながら、
こちらをひたすらみつめていました。

可愛い・・・

 上の写真です。完全に「カメラ目線」です。


去年の2003年8月31日の、
門戸を移動する、カタツムリ(蝸牛)の「カメラ目線」
とそっくりです。


 というよりは、カタツムリ(蝸牛)のほうが、
「陸に住むようになった、貝」なので、
カタツムリの動作は、
海の貝にそっくり・・・といったほうがよいのでしょう。

貝のカラ(殻)は、
生きた柔らかい、貝のむき身を守ってくれるもの。

 ……それで、
傷つきやすい繊細な心を守る、
自我(エゴ)」の象徴として、
貝のカラ(殻)
のイメ−ジを、わたしはよく使います。


 わたしの3Dヤントラでも、
タコを守る「タコ船」といわれるアオイガイを使った作品もたくさんあります。こちらへ。


さて、小さな黄色の巻き貝は、
その後、海に帰してあげました。
 岩場がちがうと、別天地かもしれませんが。


 『BIG ME』
わたし探し・精神世界入門』にもかきましたが、
貝から出たり、入ったり」すればいいと、
わたしは思っています。
 
 貝のふたを閉じたまま、
自我のカラ(殻)」に閉じこもったままでは、
自分の身は守れても、
石とかわらないわけですから、
生きものとしてはいかがなものか。 
 

 むかし『私は貝になりたい
という反戦テレビ・ドラマがありましたが・・・
最近、リメイクもされたようです。

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