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ヨガと瞑想による「気づき」で自分と世界が広がるフォト・エッセイ。月の満ち欠けとともに更新中 |
2008年4月1日(火) ●無常とは、変化する、こと。無情、非情に。 ●けれど、ちがいを楽しめる、感性(センス)があれば、 変化を愛でる無上のハッピー体質を生む。 ●「変化を楽しむ」ことが、この世に「生きるレッスン」で学ぶこと。 ●生きものたちの「野生の思考」 ● 「ありあわせの、よせあつめ」の知恵と[カラスの巣]。☆「野生の思考」によるブリコラージュ器用仕事 手仕事の具体例:針金ハンガーでつくる「カラスの巣」 ●ちがい。コブシ(辛夷 拳 こぶし)とモクレン(木蓮 もくれん) 白木蓮(はくもくれん) ●ヨウコウザクラ(陽光桜 ようこうざくら) ●レンギョウ(連翹 れんぎょう) ●黄色の花 トサミズキ(土佐水木 とさみずき) 長い房、赤いしべ ●ヒュウガミズキ(日向水木 ひゅうがみずき) 短い房、黄色いしべ マンサク科 ●清明は、春分の次の節気で、「天地に、明るい清新の気が、みちあふれてくる時季」 ●穀雨は、「稲(=米)や麦など、穀物の成長をうながす、めぐみの雨がふる時季」 |
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※追記:☆「野生の思考」によるブリコラージュ器用仕事 手仕事の具体例:針金ハンガーでつくる「カラスの巣」の現場写真 | ||||||||||||||
4月6日が●新月、 4月13日が ![]() ![]() ![]() 4月4日が 清明 (せいめい)、4月20日が穀雨 (こくう)。 NAYヨガスク−の会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」の4月号をアップしています。 ![]() ↑●コブシ(辛夷 拳 ) 白い花 とヨウコウザクラ(陽光桜 ) 濃いピンク ![]() ![]() ←●左;花 白モクレン(木蓮) ●花が少なかった冬がすぎ、春は、花がいっぱいで、 変化がめまぐるしい。 ●ピンクのウメ(梅 うめ)やモモ(桃 もも)、アンズ(杏 杏子 あんず)などが順に咲く頃、大きな花びらのハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)の白い花(左上)が咲きます。 ハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)が散るころ、小ぶりのハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)のようなコブシ(辛夷 拳 こぶし)が咲きだす(右上 )。 ●一番上の写真は、コブシ(辛夷 拳)の白い花と、濃いピンクのヨウコウザクラ(陽光桜 ようこうざくら)。 ヨウコウザクラ(陽光桜 ようこうざくら)は、天城吉野桜と寒緋桜との交配種で、ソメイヨシノ(染井吉野 )より、少し早く、下に垂れた、濃いピンクの花を咲かせます。 ●頭上高く、ハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)とコブシ(辛夷 拳 こぶし)が同じ時季に咲いていると、見わけがつきにくいです。 下の写真のように、どちらも大きな木なので。 ――ちがいは花の大小だけでなく、花のつけ根に緑の葉の有無(うむ)。 右上のコブシ(辛夷 拳)の白い花のつけ根には、紡錘形(ぼうすいけい)の若緑の葉。 左上のハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)の花には、葉がない。 ![]() ![]() ●コブシ(辛夷 拳) 木→ ●;木 白モクレン(木蓮) 桜ソメイヨシノ(染井吉野)、レンギョウ(連翹) ●そして、ハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)やコブシ(辛夷 拳 こぶし)の白い花びらが散るころに、紫色のシモクレン(紫木蓮 しもくれん)のつぼみが、頭上でほころびだす。 小さなサクラ(桜 さくら)の花とちがい、大輪の花、シモクレン(紫木蓮 しもくれん)。 学名は「マグノリア リリフロラ」。「ユリ(百合)のような花のマグノリア」という意味です。 こちらへ【2003年3月29日(土) 青空の中に咲く、蓮の花…紫と白の木蓮(モクレン)】 http://www.bigme.jp/000-000-03-03/03-03-29/03-03-29.htm コブシ(辛夷 拳 こぶし)は、秋に赤い実になる。こちらへ。 http://www.bigme.jp/000-000-05-10/05-10-25/05-10-25.HTM ●左上は、ハクモクレン(白木蓮 はくもくれん)の木と五分咲きの桜、ソメイヨシノ(染井吉野)、そして、下に咲く黄色い花は、レンギョウ(連翹 れんぎょう)。 すぐ下が、レンギョウ(連翹 れんぎょう)の花。下向きに咲き、黄緑の葉が美しい。 ●天にむかって咲く、サクラ(桜 さくら)のピンクの下に、黄色い花を地にそって咲かす。 ピンクと黄色のカラーコディネイト(配色)は、春の香りがします。 ――伊豆でみた、河津桜( かわずざくら)と菜の花、 ――四谷の土手のソメイヨシノ(染井吉野 そめいよしの)とレンギョウ(連翹 れんぎょう) 2つでひとつの天地の光景。 大きく空に広がる桜の淡いピンクの美しさを、より引きたてるのが、大地に低く咲く、小さな黄色い花たちです。 ![]() ↑●レンギョウ(連翹 れんぎょう) 黄色の花 ●お花( 華道)では、「天-地-人(てん ち じん)」に花を活け、中心から下に「根じめ」として、花をそえる…と習いました。 ただ、大輪の花が、ドーンとあるだけで、緑の葉もなくては、大味(おおあじ)で、美しさを感じない。 まるで、赤いマグロ(鮪 まぐろ )のさく(切り身 )が緑のツマもなく、スーパーマーケットに並んでいるよう。 即物的で、なにか足りない。。。不足感。 ![]() ●お庭や公園のグランド・デザインをなさるかたは、大きな視点で、「天-地」に花や木で、色を配置しているのでしょう。 ――さも自然で、当たりまえに、咲いているように、さり気なく、なに気なく・・・ ←●レンギョウ(連翹) 黄色の花 拡大図 ●サクラ(桜 さくら)の時季に同じころ咲く、黄色い花は、ヒュウガミズキ(日向水木 ひゅうがみずき)やトサミズキ(土佐水木 とさみずき)があります。 ヤマブキ(山吹 やまぶき )も咲きだしています。 ●ヒュウガミズキ(日向水木 ひゅうがみずき)は、下向きに黄色い花が2つか3つ重なり、シベは黄色。下の右写真。 トサミズキ(土佐水木 とさみずき)は、下向きに黄色い花が重なり、長い花房、で、赤いしべがみえます。下の左写真。 ![]() ●ヒュウガミズキ(日向水木 ひゅうがみずき) ●ミズキ(水木)といっても、ヒュウガミズキ(日向水木 ひゅうがみずき)、トサミズキ(土佐水木 とさみずき)は、ハナミズキ(花水木)とちがい、マンサク科。 ●カワズザクラ(河津桜 かわずざくら)と菜の花の写真とお話は、こちらへ。【2005年3月11日(金) 下弦、新月、春雨。伊豆のカワズザクラ(河津桜)と「雛の吊し飾り(ひなのつるしかざり)」を見物。つるし飾り、つるし雛(吊しびな)。河津、稲取。菜の花とともに、ひな祭りにぴったりのカワズザクラ(河津桜)は、赤いヒカンザクラ(緋寒桜)と早咲きオオシマザクラ(大島桜)の自然交配種。ひな壇の両側に布団や枕、草履などのミニチュア縮緬細工が吊るしてある理由。台湾版の翻訳、内藤景代・著『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』が、重版され、第2刷。】 http://www.bigme.jp/000-000-05-03/05-03-11/05-03-11.htm ●東京の迎賓館(げいひんかん)そば、四谷の土手のソメイヨシノ(染井吉野 そめいよしの)並木とレンギョウ(連翹 れんぎょう) の花、写真とお話は、こちらへ。【2003年4月5日(土) 地下鉄から見える四谷土手。満開の薄いピンクのソメイヨシノの下は、黄色いレンギョウの花。サクラの上には、常緑の松の並木】 http://www.bigme.jp/000-000-03-04/03-04-05/03-04-05.htm ![]() ●トサミズキ(土佐水木 とさみずき) ●清明(せいめい)は、春分の次の節気で、「天地に、明るい清新の気が、みちあふれてくる時季」。 清明の時季に咲く花のお話と写真はこちらへ。【2006年4月7日(金) 『呼吸法』(内藤景代出演・指導)ビデオが、DVD化。可憐で繊細なピンクの野草「ショウジョウバカマ(猩々袴 しょうじょうばかま)」。ユリ(百合 ゆり)科。小さな花たちが集まって、「花の手まり」。伝説的な「大酒飲みの大きなサル(猿)、狒々(ヒヒ)」を意味する「ショウジョウ(猩々)」は、娘の人身御供(ひとみごくう)を要求。NAYヨガスク−ルの生徒さんのペ−ジ「猫の集会」の4月号をアップ。清明(せいめい)】 http://www.bigme.jp/00-06.04/06.04-7/06.04-7.htm ●穀雨(こくう)は、「稲(=米)や麦など、穀物の成長をうながす、めぐみの雨がふる時季」。 穀雨の時季に咲く花のお話と写真は、こちらへ【2007年4月14日(土) 黄色い花 太陽の運行(黄道 こうどう)を基準にして、1年を24等分して、季節の変化を知らせる。「農業歴」でもある「太陽太陰暦」の24節気。穀物の恵みの雨、穀雨(こくう)。立体的な上下の多層構造で、四方八方(しほうはっぽう)に、「複雑なカタチ」で細長い舌状の花が咲く、黄色いキケマン(黄華蔓 きけまん)。勢いがいいカロライナジャスミン。黄金の小判の色をあらわす「ヤマブキ(山吹 やまぶき)色」のヤマブキソウ(山吹草 やまぶきそう)、ケシ(罌粟)科。】 http://www.bigme.jp/00-07-04/07.4.14/07.4.14.htm ↓●シダレザクラ(枝垂れ桜 ) ![]() ![]() ●このところ、ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のリズム、調子」は、 いかがでしたか? ![]() ↑●桜の上の、カラスの巣 ☆「野生の思考」によるブリコラージュ器用仕事 手仕事の具体例:針金ハンガーでつくる「カラスの巣」 ● 3月は、「変化」のとき。 卒業や転勤など、異動の時季。 無情( むじょう)に引き裂かれる「別れ」もある。 花を楽しむひとたちが、うらめしくなるひともいる。。。 全世界と、ぽつんと、ひとりの自分… 破壊衝動もわいてくるのが、狂う春。 楽しめない、自分。 違和感と疎外感。 そういう感覚は、青春の特徴のひとつです。 青い春。 ●無常(むじょう)とは、変化する、こと――無情(むじょう)、非情に。 いつまでも変わらずに、不変のままでいてほしいのに・・・ 生きものとしての花は、木から別れ、咲いては、散る。はらはらと。。そして実を結ぶ。 「変化を楽しむ」ことが、この世に「生きるレッスン」で学ぶこと。 変わることは、違和感もあり、別れは、悲しいけれど、、、、、 ちがいを楽しめる、感性(センス)があれば、 「咲き→散る→実を結ぶ 花の変化」を愛でることができます。 「ちがいや変化を楽しむ」感性(センス)が、 無上(むじょう)のハッピー体質をつくります。 無常とは「変化」する、こと。 時を味方に変化を楽しみ、「自分を磨く」レッスンが、この世に生きることではなかろうか――と、わたしは思います。 ●カラスノエンドウ(烏の豌豆) ![]() ●――とはいえ変化を楽しむレッスンは、むずかしい。 変化についていけない、自分。 変われない、自分。 がいる。 「もうダメ!」と思ったときは、 くわしくいえば、「今までのやり方では、ダメ」ということ。 そんなときは、生きものたちの「野生の思考」を学びましょう。 発想の転換をして、まわりにある、ありあわせの「よせあつめ(ブリコラージュ)」で、新しく必要なものをつくってしまう。 ●たとえば、左上のサクラ(桜 さくら)の写真の真ん中にある、 ごちゃごちゃした黒いもの。 なんだと思いますか? 鳥の巣です。 しかし、現代の都会に生きる、鳥の巣です。 アップにしてみたのが、下の写真。↓ ![]() ☆「野生の思考」によるブリコラージュ器用仕事 手仕事の具体例:針金ハンガーでつくる「カラスの巣」 ↑●桜の上の、カラスの巣 ●これが、有名な、「針金ハンガーでつくった、カラスの巣」。 洗濯ばさみまで、いくつかついたままです。 針金ハンガーをくわえて飛んでいるカラスの話は、 前にもかいたことがありますが、こうやって巣につくるとは、知りませんでした。 基本が、木の枝など、古来からの自然素材( !)で、 針金ハンガーは、補強用かと想像していました。 しかし、これは、中心素材が針金ハンガーで、 曲げたりして、くふうしてます。 ――かしこい! 燃えないゴミの日に調達しているのでしょうか。 物干しにぶるさがったハンガーをくわえてもちさったカラスをみたひともいますが。 必要な自然素材( !)が不足したら、 「もうダメ!」とは思わず、まわりにある、 ありあわせの「よせあつめ(ブリコラージュ)」で、「廃物利用」する。 リサイクルで、エコですね。 「もうダメ!」と思ったピンチの時は、カラスの知恵を学んでください。 ●右上は、今、足もとに咲いている、 野の花、小さなスイトピーのような、ピンクの花、カラスノエンドウ(烏の豌豆 からすのえんどう)です。 ●新宿で目撃した、「カラスの子育てと親の愛」の写真とお話は、こちらへ。【2002年7月6日(土) 新宿のビルに巣を作り、人間を襲う、カラス。巣から落ちた子カラスは、ヨチヨチと新宿の繁華街を歩き、親カラスは叫ぶ… 】 http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/2002-07-6/2002-07-6.htm ●生きものたちの「野生の思考」については、こちらへ【2003年4月18日(金) 三色スミレ(パンジ−)は、フランス語で「パンセ」。パスカルの『冥想録』も「パンセ」。「野生のパンセ」は、『野生の思考=三色スミレ=パンセ ソバ−ジュ』。レヴィ・ストロースの「構造主義」の本のタイトルでもあります。「冥想(瞑想)の道具」であるヤントラという「形=構造」】 http://www.bigme.jp/000-000-03-04/03-04-18/03-04-18.htm ☆ハッピ−体質をつくるレッスンは、以下をどうぞ。 ★生活に生かすヨガの本『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』 ![]() ★オーラに輝くヨガ瞑想のコツ『ハッピー体質をつくる 3分間瞑想』 ![]() ![]() ●Amazon ● ムスカリ 青い花 とハナニラ(花韮 はなにら ) 白い花↓ ![]() ![]() ●NAYヨガスク−ルの会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」の4月号をアップ。 今月から、「馬」が大好きな雅徳(まさのり)さんの登場です。 ロザリーさんの潮風便りは、バンドを新結成したので、しばらくお休みです。 ●雅徳(まさのり)さんは、「ヨガの達人!? 」 目がすてきな龍玉は綺麗な馬ですね。 ●Kayokoさん は「カシオペアと電車少年」。銀河は終わっても、こちらは… ●美樹さんは 「冬の小樽(おたる)」 北海道。♪♪小樽のひとよ♪ ●Tomiko さんは「京都御所」。右近(うこん)の桜、左近(さこん)の橘(たちばな)。 ●yosihiro さんは、 「ガジュマルの木」 巨木の屋久島(やくしま)で。 ●シンゴさんはシンセサイザーで「道くさ」。【KI 】より。 ●まどかさんは「現実は夢を実現するキャンバス!?」。NAY教室 体験記-6。 ●MAMI さんは、「ジュりエッタの家」 あのロミオとジュリエットの…イタリア。 ●圭子さんは、「ボラボラ島」。朝のタヒチでは… ●貴行さんは、「高登山と天然酵母」。おいしそうなパンですね。 ●mariko さんの「うちの猫、ラウル君」。その姿勢は楽ですか? ●和之さんは、「はじまりの水」。14回目。 ●Ryoさんは、「白川郷(しらかわごう)4」。朝の光… ●健治さんは、「私の居場所」。 ![]() ![]() ●2008年、今年から新しく、一年間の「月の満ち欠け、新月→上弦→満月→下弦」の日を一覧表にして掲載しました。今年の「二四節気」の日の一覧表とともにこちらへどうぞ。 http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/00-00-0-mokuji-index/mokuji-index.htm ![]() ![]() ![]() http://www.bigme.jp/00-07-12/07.12-1/07.12-1.htm それぞれの日は、それぞれの時季の[内藤景代の日誌風フォト・エッセイ]のバックナンバーにリンクしています。 月の満ち欠けとご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」を感じたときは、リンクをたどってください。 別のご自分がみえてくるかもしれません… ![]()
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