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ヨガと瞑想による「気づき」で自分と世界が広がるフォト・エッセイ。月の満ち欠けとともに更新中 |
2007年12月1日(土)●時の流れを感じる時季●1年間をふりかえる瞑想(冥想 メディテーション)のとき●古代の貴重な花、サフラン。「秋咲きクロッカス」。ひとつの花からたった3本の赤いシベをとり、「黄色い染料」にする僧侶の黄色い衣服は、「時間とこころをこめた敬意(リスペクト)のあらわれ」●インド料理サフラン・ライス、スペイン料理のパエリアの黄色。生薬の番紅花●コットン(ワタ 綿 わた)とトウワタ(唐綿 とうわた)の果実と綿毛(わたげ)、木綿(もめん)●上野 不忍池(しのばずのいけ) 弁天堂 蓮池(はすいけ)と夕焼け |
※追記:☆「野生の思考」によるブリコラージュ器用仕事 手仕事の具体例:古代から続く、植物による布作り、染め |
12月1日が下弦![]() ![]() ![]() ![]() 12月7日が大雪(たいせつ)。12月22日が冬至(とうじ)。 ![]() ↑●サフラン 赤い3本のメシベ ●秋の寒い日に、公園で、 「紫色のクロッカスが今ごろ咲いている・・温暖化の影響?」 と思いながら、立ち去ろうとして・・・ ふと、前にかいたお話を思い出しました。 ・・・この赤い3本のメシベは、 もしかしたら、サフラン? ・・・・イヤ、貴重なサフランが、 こんな足もとに咲いているわけない・・・・・ でも、とりあえず、写真をとり、 帰宅して調べると、 この紫色の花は、やはり、サフラン! 「秋咲きクロッカス」ともいわれるそうです。 アヤメ科。サフラン属。 サフランの学名は「Crocus sativus」。 クロッカスがはいっています・・・ ●長く、花びらからたれ下がる赤いひも。 これが、貴重なメシベ。 赤いメシベは、水にとかすと黄色になり、 「サフラン色」になります。 「花ひとつから、たった3本のメシベしかとれない」、 古代の貴重な染料。 サフランで染めた古代の仏教徒の黄色い衣は、 どれだけのサフランの数が必要? たとえ、貧しい「木綿(もめん 綿 わた コットン)」の 僧衣であっても、 それをつくるには、「時(とき)と手間(てま)」が かかっている特別な僧衣になるわけです。 「赤いサフランのシベ」で染めた 僧侶の「黄色い衣服」は、 「時間とこころをこめた 敬意(リスペクト)のあらわれ」でもあります。 ●サフランを使った料理が、スペインのパエリア。 インドでは、サフラン・ライス。 南フランスのブイヤベース。 あの黄色は、上の写真のサフランの赤いメシベの色です。 ●サフランのオシベの黄色がそのまま染料の色になるなら、 話はシンプルで通じやすいですが、 水に溶けることで「赤は黄色に変容」する。。 逆に、そのまま乾かせば、赤い色のまま、貴重な薬になります。 ●サフランの赤いメシベを干して、 そのまま赤い色をたもったものは、 生薬(しょうやく)としては 番紅花(ばんこうか、蕃紅花)といいます。 女性の生理や病気の鎮静、鎮痛、 ヒステリーや更年期障害に効くといわれていますが、 妊娠中は通経作用がありすぎるので使用不可。 ●赤いメシベがなく、オシベは黄色で、花はそっくりなクロッカスの花の写真とお話は、こちらへ。【2004年3月2日(火) 「2月は逃げる。3月は、去る」 春を告げる、中心の黄色いシベが鮮やかな、紫色のクロッカスの開花。紫色と白の粋な絞り模様のようにもみえる、タテ縞のクロッカスも咲いていた。3月3日ひな祭りの男雛と女雛の左右は? アメリカ大統領選挙の「同性婚」の行方。異類婚。陰陽2極の太極図 】 ![]() ●ハナサフランの写真とサフランのお話は、こちらへ。 【2005年2月28日(月) 春一番の翌日、満月で雪。雨から霙(みぞれ)、雪への変化を車窓から見る。「内藤景代の本 心に残る言葉」を更新しました。「その3」です。同じ本でも、それぞれのかたの「感じ方」がちがうので、おもしろい。クロッカスは、「花サフラン」。サフランは、「薬用クロッカス」。黄色の僧服、パエリア、ブイヤベース。サフランの長く赤い、3つに分かれたメシベはハーブやスパイスの貴重品】 ●↑トウワタ(唐綿 とうわた) ●サフラン色の「木綿(もめん 綿 わた コットン)」の僧衣といえば、 前回おみせしたトウワタ(唐綿 とうわた)の花が、 すでに「綿毛(わたげ)」になり、風に吹かれて、 あちこちの枯れ葉や枝についています。 上の写真は、トウワタ(唐綿 とうわた)の実から、 今、まさに、飛びだそうとしている、種(たね)のついた白い綿毛(わたげ)です。 タンポポの綿毛(わたげ)とちがい、 軸がなく、茶色の種からすぐに360度に「綿毛(わたげ)が広がっています。 スタンバイ。準備OK。 ●トウワタ(唐綿 とうわた)の綿毛(わたげ)は、 あったかいダウンコートや羽毛布団(うもうふとん)の中に入っている、 鳥の和毛(にこげ)に似て、軽やかです。 鳥の巣などには、利用されるのでしょうか? 「野生の思考」的なブリコラージュで。 ●野生の思考とヤントラ、瞑想(冥想 メディテーション)や、 イメージとシンボル、メタファーについての 『聖なるチカラと形・ヤントラ』との関係のお話と写真は、こちらへ。 【2003年4月18日(金) 三色スミレ(パンジ−)は、フランス語で「パンセ」。パスカルの『冥想録』も「パンセ」。「野生のパンセ」は、『野生の思考=三色スミレ=パンセ ソバ−ジュ』。レヴィ・ストロースの「構造主義」の本のタイトルでもあります。「冥想(瞑想)の道具」であるヤントラという「形=構造」。】 ![]() ●さて、古代から、 紀元前2500年のインドなどで、 木綿(もめん) すなわちコットン(ワタ 綿 わた) は、衣類として、利用されてきました。 そして、絹(きぬ)にくらべ、安価で、 貧しいひとも着られる衣料として、全世界に広まりました。 アメリカ大陸の綿花畑(コットン フィールド)で、綿花をつむための奴隷として、 アフリカ大陸から強制的につれてこられたひとたちの子孫が、 今のアメリカの「アフロ・アメリカン(黒人)」です。 ・・・上の写真が、コットン(ワタ 綿 わた)の実です。9月末に撮影。 ↑●コットン(ワタ 綿 わた)の実 ●赤い葉脈の緑の葉につつまれた、緑の果実。 これだけみると、コットン(ワタ 綿 わた)の実とはわかりません。 実は、白い綿毛(わたげ)になったものを以前に撮影し、「定点観測」として、 花や果実のチェックに立ちよって、みつけたのです。 ![]() ●少したつと、上の写真のように、コットン(ワタ 綿 わた)の実が熟してはじけ、ふわふわの白い綿毛(わたげ)の固まりになっています。 みるからにあったかそう… ぬくぬく〜〜〜 むかしは、ダウンコートでなく、「綿入れの半天(はんてん)やちゃんちゃんこ」が、 冬の寒さよけでした。 「布団(ふとん)の打ち直し」は、 ぺちゃんこになったコットン(ワタ 綿 わた)を、 また、ふんわりさせる再生技術。 ●コットン(ワタ 綿 わた)の果実 ↑ ●とはいえ、このもふもふのコットン(ワタ 綿 わた)から、 糸を紡(つむ)ぎ、 その糸を縦(|)と横(―)に織りだして、 一枚の木綿(もめん)の布にする・・・ コットン100%のピュアなきれ。 ☆「野生の思考」によるブリコラージュ器用仕事 手仕事の具体例です。 ・・・当たりまえのようで、すごい技術です。 このもふもふの固まりを平らな布にしよう、 という発想自体も「時間をかける」ことを いとわない気持がなければ、できないでしょう・・・・ ――なぜか、むかしは、あくせくせず、 時間だけは、たっぷりとあったような気がします。 同じように、地球は毎日、約24時間で1回転し、 それが、1日というお約束は、変わらないのに。。。 ![]() ↑●コットン(ワタ 綿 わた)の綿毛(わたげ) ●12月7日が大雪(たいせつ)。大雪は、「北風が日ごとに強くなり、雪がふるようになる時季」です。 すでに、そうとう寒いです。 大雪の時季のお話はこちらへ。 【2005年12月2日(金) 花びらの先端が、くるくるとカールした、コウヤボウキ(高野箒 こうやぼうき)は、淡いピンクの花。 高野山(こうやさん)では、枝で掃除用のほうき(帚)を作ったのが、名の由来とか。イイギリ(飯桐)の木の赤い実は、ブドウ(葡萄 ぶどう)房のようにゆれている。黄葉や紅葉が美しいが、すぐ大雪(たいせつ)。師走(しわす)に入る】 ●12月22日が冬至(とうじ)。冬至(とうじ)の太陽と、クリスマスの関係のお話は、こちらへ。【2002年12月22日(日) 「一陽来復」の宇宙の円環…冬至と太陽神の祭り、そして救い主=救世主=メシア=クリストス=キリストの誕生日】 http://www.bigme.jp/000-00-02-12/02-12-22/02-12-22.htm ●12月24日クリスマス・イブが満月 ![]() 明るい、クリスマスの前夜祭になりそうです。 ![]() ●ゴールドの松ぼっくりにかこまれて 綺麗でパワフルと好評だったので、 今年も、 コットン(綿)花のリースをアレンジして 「雪の中のイメージ」で、掲載します。 寒そうで、 なぜか、 あったかそう… ぬくぬく〜〜〜 天使の音楽も 響いてくるような… 上の写真 コットン(綿)の花 クリスマス・リース→↑ ●NAYヨガスク−ルの会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」の12月号をアップ。 ●美樹さんは「河倉城遺跡とラクダ草」。中国。・・・痛そう・・・・・・ ●Kayokoさん は「摩周湖」。 北海道。 ●Tomiko さんは「草のキャンバス」。 ●まどかさんは「現実は夢を実現するキャンバス!?」。NAY教室 体験記-2。 ●yosihiro さんは、「林芙美子像 放浪記碑(尾道)」。 ●シンゴさんはシンセサイザーで「雪」。「KI 」より。 ●ロザリーさんは、【潮風便り】。写真とエッセイ。 ●圭子さんは、「月」。太陽の朝焼けと満月が・・・ ●Ryoさんは、「Bath 3」 英国。 ●貴行さんは、「みずがき山の紅葉」。 ●mariko さんの「うちの猫、ラウル君」は、ぬくぬくと・・ ●健治さんは、「私の居場所」。 ●和之さんは、「はじまりの水」。10回目。白い象が鍵・・・ ●MAMI さんは、イタリアの世界遺産「ラ・ロトンダ」。立体マンダラです。 ![]() ↑上野 不忍池(しのばずのいけ) 弁天堂 蓮池(はすいけ)と夕焼け ●今月で今年2007年もオシマイ。 それで、1年間の「下弦→新月→上弦→満月の月の満ち欠けの日々」を、 下にすべてのせました。 毎月、ひとつずつでも、 時がつもると、すごい量ですね。 それぞれの日は、 それぞれの時季の[内藤景代の日誌風フォト・エッセイ]の バックナンバーにリンクしていますので、 今年1年だけでなく「来し方(こしかた)」をふりかえる よすが(縁、便)になさってください。 ★ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか? ・・・目を閉じて、リラックスして、1年間のイメージを思いうかべてみましょう。 深いゆったりした呼吸で。 瞑想(冥想 メディテーション)です。 ●瞑想的な時間は、 副交感神経がはたらき、 深い呼吸で、 ゆったりした「永遠の時の流れ」をかんじるので、 わたしは好きです。 ●イヤなイメージがわいてきたら、 「おしまい」とくくり、 こころの中にためないで 祓いましょう。 こころの中も、「大そうじ」して、 新しい年を迎えたいですね。 ●大晦日(おおみそか)の「厄(やく)落とし」、 1年の汚れ(けがれ)を祓う「茅の輪(ちのわ)くぐり」のお話と写真話は、こちらへ。 【2002年12月31日(火) 大晦日は、大祓の茅の輪くぐりで、一年間の「厄落とし」】 ※→邪気やカルマを払う「カルマ浄化瞑想(冥想 メディテーション)は以下をどうぞ: 『ヨガと冥想』 実業之日本社刊 (内藤景代・著) DVD『ヨガと冥想』(監修&出演 内藤景代) 内藤景代の声で誘導するCD『くつろぎの冥想』 こちらへ ![]() ※→イヤなものを払う、呼吸法と瞑想は、以下をどうぞ: 『ハッピー体質をつくる 3分間瞑想』実業之日本社刊 (内藤景代・著) 『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』実業之日本社刊 (内藤景代・著) ●クリスマスや正月など「おめでたい」時季なのに、 なんとなく「疎外(そがい)感」を感じたときは、 「ひとりになれる休暇の時季」ととらえ直し、 いつもできない長編などの本をじっくり読む「読書」タイムとか、 「瞑想(冥想)」をなさるのもいいでしょう。 集団や群(BIG)の「みんな」が 「おめでたい」時季だからこそ、 年末・年始は、個人(ME)の「自殺」が多い時季だと、 統計的にもいわれています。 そうやって自分を追いこまず、 逆の発想で、「年末は、自分の時間をつくり、 ゆったりとリラックスするとき」として、のんびりなさるのもいいですよ。 下のように渡り鳥たちも多いですし。 ご自愛くださいませ。お元気におすごしください。 ●年末・年始のさみしさや、渡り鳥たちの写真とお話は、こちらへ。 【2003年12月26日(金) 渡り鳥でひしめく井の頭公園の弁天池にふえた、「都鳥(みやこどり)」とよばれるユリカモメの群。「危険センサ−(感知器)」が「群の一番の弱虫」の価値のひとつ。「炭坑のカナリア」は、「弱さの価値」。年末・年始に、なぜかさみしい「シングルやひとり暮らし」の個人(ME)と「駅 STATION」】 ※→集団や群(BIG)と個人(ME)の関係については: 新版『BIG ME (ビッグ ミ−)大きな自分に出会う こころの宇宙の座標軸』 http://bigme-book.nay.jp/ ※→『かもめのジョナサン』については: 『冥想 こころを旅する本 マインド・トリップ』 16p 「ジョナサン――飛ぶことが好き」 http://www.yogamindtrip.nay.jp/ ※ ; ![]() ![]() ●新月●12月10日。11月10日が新月。 10月11日。9月11日。8月13日。7月14日。6月15日。5月17日が新月。4月17日が新月。3月19日が新月。2月18日が新月。2007年1月19日が新月●(お話は、1月13日)。2006年12月20日が新月(お話は、12月18日)。11月21日が新月。10月22日が新月(お話は10月23日)。9月22日が新月。前月は、8月24日(お話は8月22日)。前月は7月25日。前月の新月は、6月26日(お話は、6月20日)。前月の新月は、5月27日(お話は、6月2日)。前月は、4月28日が新月(お話は、4月25日)。前月の新月は、3月29日(お話は3月28日)。前月は、2月28日。前月は、1月29日(お話は、2月1日)で旧暦の元日。去年の12月は2回、新月がありました。大晦日(おおみそか)の2005年12月31日と、12月2日。前月の新月は、11月2日。 前月の新月は、10月3日。前月の新月は、9月4日。前月の新月は、8月5日(お話は、8月6日)。前月の新月は、7月6日。前月の新月は、 6月7日(お話は、6月10日)。前月の新月は、5月8日(お話は、5月9日)。前月の新月は、4月9日(お話は、4月5日)。前月の新月は、3月10日(お話は、3月11日)。 前月の新月は、2月9日(お話は2月11日)。前月の新月は、1月10日(お話は、9日)。前月の新月は、12月12日(お話は、15日)。前月の新月は、11月12日(お話は13日)。前月の新月は、10月15日(お話は、10月13日)。 前月の新月は、9月14日。前月の新月は、8月16日(お話は、8月15日)。前月の新月は、7月17日(お話は、7月18日)。その前月の新月は、6月18日。その前月の新月は、5月19日。その前月の新月は、4月20日。その前の新月は、3月21日。 春分の翌日でした。その前月の新月は、2月20日。その前の月の新月は、1月22日(お話は、21日)。その前月の新月は、2003年12月23日。 その前の新月は、11月24日(お話は、11月25日)。その前月の新月は、10月25日。その前月の新月は、9月26日(お話は9月27日)。その前の新月は、8月28日。そのまた前の新月は7月29日。その前の新月は6月30日の大祓。そのまた前の新月は、5月31日と、5月1日。 ![]() ![]() ![]() NAYヨガスク−ルの年末年始の冬休みは、12月24日(月)〜1月7日(月)です。 ★ネットのNAYヨガスク−ルは、無休です。こちらへ DVDなどの通販は、こちらへ。無休です |