●多摩川にオスヤギ(牡山羊)がいた! ●優しい目玉の「横線の黒目」で紙を食べる。 ●銀波のような、オギ(荻)の群生。薄の原に似ているが。 ●「自分にとって」の「イニシエイションの意味と価値」と、ひととしての「羽化や脱皮」の関係。 ●幼児の「通過儀礼(イニシエイション)」の日「七五三」 |
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2003年11月15日(土) 「七五三」、幼児の「通過儀礼(イニシエイション)」の日。「自分にとって」の「イニシエイションの意味と価値」と、ひととしての「羽化や脱皮」の関係。多摩川で、ススキ(薄)の原にみえるのは、またもや「ややこしや〜」の草で、銀波のような、オギ(荻)の群生。銀の波のオギ中に、なんと!ヤギがいた。紙を食べるオスヤギ(牡山羊)の、優しい目玉の「横線の黒目」。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
きょうは、「七五三」、幼児の「通過儀礼(イニシエイション)」の日です。「七五三」については、去年の11月15日にかきました。こちらへ。「七五三」の神社詣でによって、この世に生きるひとの側面、 「社会的な人間」としての「人生の節目(ふしめ)」や「けじめ}のはじまりを幼児は体験するわけですが、わかっているのかどうか・・・。 ●イニシエイションについては、 『わたし探し・精神世界入門』 p181 「現代に生きる〈イニシエイションの秘儀〉」、 そして 『BIG ME』p205 「通過儀礼――イニシエイション」をどうぞ。 「自分にとって」の「イニシエイションの意味と価値」を見失ってしまっているので、 ひととしての「羽化や脱皮」がうまくいかず、 「年だけとってしまう・・・」という現象が、 20代、30代、40代に多くなっているようです。 あまりに多くて、社会的にも「それが当たりまえ」になってしまい、 『BIG ME』をかいた1986年、 『わたし探し・精神世界入門』をかいた10年前の1993年よりも、 問題は、根深くなっているように思います。 ●オギ(荻)の群生 多摩川↑ ●きのうも寒い日でしたが、多摩川へいきました。 川べりを歩くつもりが、河原は一面の銀の波・・・で、驚きました。 3月30日には、石ころだらけで、菜の花が咲き、カマキリの卵嚢(らんのう)がみつかったところが、一変していました。 風にそよぐ、丈の高いススキ(薄)の原に変わっていました・・・ ●銀波のような、ススキ(薄)の原・・・と、 その時は思っていましたが、帰ってから調べると、 またもや「ややこしや〜」の草でした。 結論からいうと、このススキ(薄)にみえるのは、 オギ(荻)の群生のようです。 荻窪(おぎくぼ)駅の、荻(オギ)です。 ●オギ(荻)の群生 多摩川↑ ●ススキ(薄、芒)もオギ(荻)も、同じイネ(稲)科なので、似ています。 オギ(荻)は河原のような湿地に生え、ススキ(薄、芒)のように野原や乾燥地にははえません。 ススキ(薄、芒)は、根もとからたくさんの茎がはえ枝垂れますが、オギ(荻)は、ヨコに長く伸びた根茎から一本ずつ平行して、まっすぐに2〜2,5メ−トルくらい伸びます。 ●ひとの丈より高く伸びている草、オギ(荻)の銀色の穂の中を歩いていると、開けた場所があり、なんと! ヤギ(山羊)がいました。 銀の波の、オギの中に、ヤギ。 オギとヤギ・・・ ●長いあごひげの、優しい目をした、 長老のような2メ−トルくらいの大きな、オスヤギ(牡山羊)です。 低い木とヤギ(山羊)にひもが結ばれ、 そこを支点に円形に歩くようになっています。 呼ぶと、近よってきます。 ●近くの草をつんであげると、喜んで食べます。 ヤギは紙を食べる・・・ので、ティッシュ・ペ−パ−はどうか? と出してみたら、うれしそうに食べました。下の写真です。↓ 口元の白い煙のようなものが、ティッシュ・ペ−パ−。 ●多摩川の銀波のような、オギ(荻)の群生の中で、 紙を食べるヤギ(山羊)の、目の「横線の黒目」は、ほっとします。 下の写真。 ヤギ(山羊)の黒目は、横棒のような「横線」なので、 いつも目を細めて微笑んでいるように感じ、のんびりします。 ●とはいえ、長い角や長いアゴヒゲをさわらせてもらうと、 頭をこすりつけてきますが、 こちらがよろけてしまいそうな怪力です。 やさいしい「癒し系」の生きものですが、 オスヤギ(牡山羊)を怒らせると、コワイでしょうね。 だからこそ、慣れるとよけいに可愛いでしょう。 ●八丈島(はちじょうじま)や秩父の山でヤギ(山羊)をペットにしているかたのことを思い出しました。 八丈島のオジサンは、 「あした、またおいで、ヤギのボディ・ペインティングを見せてあげる」 といって、ほんとうに、翌日、白いヤギに 色とりどりの絵の具(?)を塗ってお化粧(?)してくれていました。 ヤギはいい迷惑だったかもしれませんが・・・ ←●オスヤギ(牡山羊)。オギ(荻)の群生の中 ●紙を食べるオスヤギ(牡山羊)の、「横線の黒目」↑ |
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