![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2004年2月20日(金) 人間が、「神」になる・・・●徳川家康を「神」としておまつりした神社東照宮は、全国にあった。「三大東照宮」は、日光、久能山、川越の仙波東照宮●天海は、上野の寛永寺で亡くなり、死後、「慈眼大師」●7人の大師。●「意識できない、意識」である「無意識」●新月の時季は、「夢」をよく見るひともいる●雨水(うすい) | ||||||
きのう、2月19日は、雨水(うすい)。 今夜は、新月。●New Moon きょうは、気温があがるという予報で、春めいた装いのかたをたくさんみかけましたが、風はつめたいです。淡いパステル・カラ−のスカ−フの季節。 ●雨水は、立春(りっしゅん)の次の節気です。 「この時季から、雨水がぬるみ、草木が芽を出しはじめる」といわれます。 雨水は、一年間のこの星・地球の、流動的で、分節できない「気」を、24に等分(=節気)した「24節気」の、2番目です。 立春がその年の節気の一番目ですから。 陽あたりのよいところには、「雑草」とよばれる、 元気な青い草が伸びだしています。 ●新月の時の「あなた自身のリズムや、パタ−ン」はいかがですか? 新月の前後は、 「意識できない、意識」である「無意識」が、 活発に動き出すかたも多いです。 意識が眠りこみ、無意識が動くのが、「夢」。 新月の時季は、夢をよく見る、というかたも多いです。 ![]() ●仙波東照宮 川越大師 喜多院↑ ![]() ●↑葵の御紋 徳川家。仙波東照宮 ●日光(にっこう)の東照宮(とうしょうぐう)のほかに、 東照宮は、上野にもある、というお話は、 「2003年4月9日(水) 日光だけではなく、東照宮は上野にもあり。 満開のサクラに囲まれ、天を指す五重塔。 かつてあった谷中の五重塔の炎上の目撃談」 のエッセイにかきました。 ●今回、はじめて知ったのは、 川越(かわごえ)にも、東照宮があり、 それだけでなく、全国に東照宮がある、ということです。 「全国東照宮連合會」というのがあり、 所在地の地図が、ネットにのっていました。 事務局は、栃木県日光市の日光東照宮内。 ●「世界遺産」に指定された、日光の東照宮は、 小学校の修学旅行でいきましたので、なつかしいところです。 でも雨にたたられ、その「日の光」の効果を感じられませんでした。 それで、陽明門(ようめいもん)に代表される 絢爛豪華(けんらんごうか)な建築は、 生意気な小学生の少女の目には 「俗悪の成金(なりきん)趣味」としかうつりませんでいた・・・ ●ところが、ヨガをするようになり、 気や波動を意識するようになって、 お天気のよい日に、日光へ旅行したところ、 「日の光」 すなわち太陽光線を 効果的にあつかった スゴイ「装置」だ ・・・と感心しました。 夕陽があたるとすてきでした。 〔日光(ニッコウ)を見ずして、 結構(ケッコウ)というなかれ〕 という言葉が、 はじめて、その時、実感としてわかりました。 場所と、お天気のつながりは、大事です。 ●静岡の久能山(くのうざん)など、 全国にある東照宮は、 江戸に幕府を開いた、徳川家康(いえやす)を 「神」としておまつりした神社です。 人間が、「神」になる・・・ 神社の発想は、むかしから、そうなっています。 たとえば、受験生に人気の 「天神様(てんじんさま)」は、 菅原道真(すがわらみちざね)を、 「天満大自在天神」という神としておまつりした神社、 天満宮(てんまんぐう)です。 「天神様」については、 「雷神」という、別の要素もありますが、そのお話は、いつか・・・ ●さて、2月18日にお話した川越の喜多院の南には、 仙波(せんば)東照宮がありました。上の写真です。 1617年、徳川家康が海のみえる 静岡の久能山(くのうざん)で亡くなり、 その亡きがらを栃木の日光へ運ぶ途中、 埼玉にある川越の喜多院で、 天海僧正(てんかいそうじょう)によって 四日間の大法要が営まれました。 それを記念して、川越にも、東照宮ができ、 地名をとり、仙波東照宮といいます。国の重要文化財です。 ●日光と、久能山とともに「三大東照宮」というそうです。 以前、石垣イチゴ(苺)で有名な久能山へいき、 東照宮も拝観しましたので、 これで、「三大東照宮」を拝見したことになるわけです。 ●川越大師の喜多院は、2月18日にお話したように、 慈恵(じえ)大師(元三大師)をおまつりした、 関東地方の天台宗の中心です。 天海僧正は、第27世の法灯(ほうとう)をつぎ、 初代の家康から3代目の家光などの江戸幕府で 権勢をふるったといわれます。 ●天海は、108歳で、 1643年、上野の東叡山(とうえいざん)寛永寺(かんえいじ)で 亡くなり、死後、「慈眼大師」とよばれるようになりました。 「大師」という号は、朝廷がおくるもので、 天海の「慈眼(じげん)大師」は、日本で7番目、 そして、「最後の大師号」だそうです。 日光では、「お大師様」といえば 慈恵大師と慈眼大師の「両大師」のことになるとか。 「お大師さま」は、歴史上、7人いらしたわけです。 ●前回お話したように、 わたしが犬の散歩でよくいった、寛永寺、 そこで、史上最後の「お大師さま」になった、天海は、なくなった ・・・というご縁があったわけです。 寛永寺の近くに住んでいた娘時代は、 そんなことも知らず、 川越で、先日、そういう事実を知った、 というのはおもしろい・・・と思いました。 ※→「仏教」とは? 「密教」とは? 「人間になった神」とは?など、 内藤景代の本でわかる 「精神世界の疑問と答」のチャ−トは ![]() *〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・ ●先月の新月は、1月22日(お話は、21日)。その前月の新月は、2003年12月23日。 その前の新月は、11月24日(お話は、11月25日)。その前月の新月は、10月25日。その前月の新月は、9月26日(お話は9月27日)。その前の新月は、8月28日。そのまた前の新月は7月29日。その前の新月は6月30日の大祓。そのまた前の新月は、5月31日と、5月1日。 |
||||||
|
||||||
|
←★前へ | ![]() |
更新記録 | 次へ★→ |