内藤景代の日誌風エッセイ ![]() ![]() ![]() ![]() |
2004年4月20日(火) 穀雨。 ●空を飛ぶツバメ(燕)や、チドリ(千鳥)などの鳥や、海を泳ぐイルカにに見立てられる花、デルフィニウム。 ●青い花の野草、セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)。 ●新月の時は、自分の内部の「なんだかわからないもの」が、 「形になろう」とするので、創造力に転化するひともいるし、 逆に、自分の闇の中の「なんだかわからないもの」と戦い、 ウツ(鬱)になるひともいる |
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昨夜は、新月 ●New Moon。 雨音(あまおと)が激しい豪雨。 「夜来風雨(やらいふうう)の声」で、 何度か目を覚ましました。そして、快晴のきょうは、「穀雨(こくう)」。 ![]() ●セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)↑ ●穀雨は、24節気のひとつで、 「穀物の成長をはぐくむ雨がふる時季」。 田畑は、この時季の「春雨(はるさめ)」で、うるおい、透明な黄緑の新芽がどんどんふえていきます ●昨夜の雨で、いろいろな花びらがずいぶんと散り、青葉がいちだんと大きくしげりだしています。 ●先日、駐車場からはみだした道ばたの足もとに、小さいな青い花がたくさん咲いているのをみつけました。 1〜1,5cmくらいの青紫の不思議な形の花です。 右の写真です。→ ●正面からみると、蘭(ラン)に似ていますが、横からみると、 ツリフネソウ(吊り舟草)に似て、ロ−ト状です。 ●可憐で、すてきな青紫の花なので、いろいろと調べましたが、 図鑑には見あたりません。。。。野草にくわしいかたにきくと「ヒエンソウ」と教わりました。 ●ところが、確認のため、ネットで「ヒエンソウ」を調べると、 どうもちがう。。。 こういう小さな野草ではなく、2〜3cmの 八重の青、青紫、藤、赤桃、ピンク、白などの 多彩な花がたくさん咲く、「デルフィニウム」の和名が、 「ヒエンソウ(飛燕草)」というらしい・・・ ●いそがしいのですが・・・仕事のあいまに調べると、 「ヒエンソウ(飛燕草)」とよばれる「デルフィニウム」の仲間は、 40種くらいあり、園芸用に栽培されて多様になっているようです。 ●この写真のヒエンソウ(飛燕草)の葉は、 ギザギザと切れこんでいます。 花は、上下に、左右交互に咲いて、空中を飛んでいるような、水中を泳いでいるような形です・・・ それで、このヒエンソウ(飛燕草)は、「セリ(芹)の葉」のようにギザギザした葉をもつので、「セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)」というそうです。 別名を、チドリソウ(千鳥草)。 ●和名は、花の姿を、ヒエン(飛燕)すなわち、ツバメ(燕)や、 チドリ(千鳥)などの鳥に見立てています。 ※→ツバメ(燕)の写真は、こちらへ。「2003年5月7日(水) ツバメと、土製のツバメの巣。フワフワの鳥の巣。「空の巣症候群」と「自分探し」」 ※→チドリ(千鳥)の群舞の写真は、こちらへ。「2003年4月15日(火) 渡り鳥達の北帰行の時季。鳥目といいますが、星明かりや月明かり、地球の磁気を感知して、夜も、渡り鳥達は飛び続けます。「渡り鳥の目」で地球を見られる映画を見ました…」 ●セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)を、日本では、空を飛ぶ鳥に見立てていますが、西洋では、海を泳ぐ、イルカに見立てて、「デルフィニウム(ディリィフィニュ−ム)」と名づけたそうです。 ・・・いわれてみると、緑の葉の海で、しっぽをピンをしなわせて泳ぐ、青いイルカたち・・・とも、みえます。下の写真のように。 ●ヒエンソウ(飛燕草) の属名は、デルフィニウム。英名は、ラ−クスパ−。 ヒエンソウ(飛燕草) は、イルカの泳ぐ地中海沿岸から中央アジアにかけて分布。 セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)は、キンポウゲ科で、ヒエンソウ属。 中国原産。明治時代からの帰化植物。東京周辺に多いとか。 ![]() ●セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)↑ ●先月の新月は、3月21日。 春分の翌日でした。 その前月の新月は、2月20日。その前の月の新月は、1月22日(お話は、21日)。その前月の新月は、2003年12月23日。 その前の新月は、11月24日(お話は、11月25日)。その前月の新月は、10月25日。その前月の新月は、9月26日(お話は9月27日)。その前の新月は、8月28日。そのまた前の新月は7月29日。その前の新月は6月30日の大祓。そのまた前の新月は、5月31日と、5月1日。 ●新月の時の「あなた自身のリズムや、パタ−ン」はいかがですか? ●「これが、自分」と疑っていない自分のほかに、「なんだかわからないもの」が、自分の内部で蠢(うごめき)きだし、「形になろう」とする・・・・ ●「ラッキ−! 待ってたよ!!」 と、創造力に転化して、豊かな想像力を、絵などに視覚化したり、音などに聴覚化したり、「くくる言葉」をみつけて言語化する・・・・ア−チスト系も多いです。 ●その逆に、「これが、自分」という確かな「わたし帝国」の王座がゆらぐので、「なんだかわからないもの」を「悪いもの」として、切り捨てようとして、自分の内部で戦いになってしまうひともいます。 でも、勝てないので、鬱(ウツ)になり、ド−ンと落ちこむとか・・・・ ●そのあたりのことは、『わたし探し・精神世界入門』をどうぞ。 わたしとは? Who am I ? = 私とは、何か? そのお話は、こちらへ。「2002年7月22日(月) 私とは、何か?=Who am I ? 『わたし探し・精神世界入門』と、埴谷雄高の『死霊』の「自同律の不快」のつながりぐあい。「自分がイヤ……私 ≠ 私 A ≠ A 」と論理学。精神のリレ−」 |
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![]() 『BIG ME (ビッグミ−)大きな自分に出会う こころの宇宙の座標軸』 ●「まえがき」は、こちらへ。 ●新版『BIG ME』の「あとがき」は、こちらへ ● 表紙は、登場人物の「全員集合」です。だれかは、こちらへ。 ● 本文よりと、読者のメッセ−ジは、こちらへ。 ★「BIG MEって、何?」は、こちらへ★ 通販をご利用ださい。こちらへ。
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