内藤景代のフォト・エッセイBIG ME club 内藤景代公式サイトakiyo記 ▼下線はリンクしています |
ヨガと瞑想による「気づき」で、自分と世界が広がるフォト・エッセイ。こころ豊かに季節を感じる写真が大好評 |
2010年6月1日(火)●瞑想で感じる光り輝く金色の波動をかたちにしたケマン(華鬘) タイツリソウ(鯛釣り草 )●「心身の代謝毒を、カルマ」といい、その「邪気や毒気、カルマを払うカルマ浄化法」★ど根性 植物★シリーズ 「変則的な状況でも、しっかり元気に生えている草花(くさばな)たち」を紹介 【閉塞状況でも、へこたれず、たくましく生きぬく力】シダ(羊歯) トキワハゼ(常盤はぜ) ゴマノハグサ科 ●タツナミソウ(立浪草)シソ科 ●オリヅルラン(折鶴蘭)根っこ ●共時性(シンクロ)、意味のある偶然 三日月のま上に「宵の明星、金星、ヴィーナス」●ハンカチノキ 木と花「白い花と本物の花」「植物の戦略」●トキワサンザシ(常盤山査子) ピラカンサの白い花 赤い実 ●ヘビイチゴ(蛇苺) ●長毛ペルシャ猫 夏毛と冬毛 ●芒種 ●夏至 | |||||||||||||||||||||||
下弦 6月5日 ●新月6月12日 上弦6月19日 満月6月26日 24節気の 芒種(ぼうしゅ)6月6日 夏至(げし) 6月21日 ●NAYヨガスク−ルの会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」の6月号をアップしています。 ●2匹のピンクのタイ(鯛)を釣りあげたと見立てた名まえが、 タイツリソウ(鯛釣り草 たいつりそう) 。ケシ科。 釣りざおのような茎に、5輪が並んで、ぶら下がり、風にゆれています。 はね上げたシッポとも見立てられる、花びらが左右にはねる、4cmほどの可愛い花です。 まん中の白い部分は、水滴がしたたるようにも見えます。 変わった花ですが、別名は、ケマンソウ(華鬘草)。 仏教のご本尊を安置した周囲に、たれ下がる飾りもの、ケマン(華鬘)に見立てた名です。 ムラサキケマン(紫華蔓)は、このケマンと、まったくカタチがちがいます。 とはいえ、ゆれる飾りもの、ケマン(華鬘)のパーツとしては、どちらも、あり、でしょう。 ●数十年前の夏、信州のお寺で、 護摩壇(ごまだん)のまわりに、 精緻な細工の金色のケマン(華鬘)が、 たれ下がって光り輝いていました。 鮮やかな両界マンダラ(金剛界と胎蔵界のマンダラ)の 江戸時代の模写がかかった本堂で、 瞑想させていただいた、夏の午後。 目を開くと、ケマン(華鬘)の輝きが「金色の光り輝くバイブレーション」として、身をつつみました。 (あぁ、この感じを、お寺に参詣される、だれにでも感じてもらいたくて、 このキンキラキンのケマン(華鬘)を飾ったのだろう) と納得しました。 ●はじめは、「俗悪、成金趣味」にも感じかねなっかったケマン(華鬘)ですが、 すなおに「綺麗だ」と思いました。 なぜか、ムラサキケマンでは、思い出しませんでしたが、 このタイツリソウ(鯛釣り草 たいつりそう) のケマンを見ると、 風通しのよかった、本堂の空気まで、思い出しました。 ●5月16日の夕方、外にでると、 鋭利なカマのような三日月が西空に、金色に輝いていました。 (綺麗だな〜 )と思って、見上げていると、 三日月の、ま上に、輝く星がひとつ、またたいていました。 「宵の明星(よいのみょうじょう)、金星、ヴィーナス」です。 充分に目に焼きつけてから、家に入り、 家人に知らせ、3脚で撮影してもらったのが、上の写真です。 まるで、金星から見えない糸が、三日月をつり下げているような光景です。 その後、用事があり、月を見ながら、西に歩きましたが、 とても、明るい「天空の道案内灯(?)」でした。 目的地についたときは、三日月と金星は離れ、 かつ、ふたつとも叢雲(むらくも)に隠されてしまいました。 みじかい時間でしたが、(まだ、見える。)と月と星をながめながら歩き、 忘れられない、豊かな時間をもてました。 帰宅後に調べると、これだけ三日月と金星が接近することは、 めったにないそうで、ラッキーでした。 たまたまでしたが、「共時性(シンクロニシティ)を感じる、意味のある偶然」でした。 この日、東南アジアなどでは月がさらに近づき、「金星」を隠してしまうそうです。 ●あふれる新緑は、ハンカチの木です。上の写真。 白い葉のようなものが、風にゆれているのが、見えますでしょうか。 拡大したのが、下の写真です。 丸みをおびた15cmほどの葉の中に、20cmほどの白い葉がひらひらしています。 10cmほどの白い葉も、そのそばで、ひらひらしています。 これが、ハンカチの木の「白い花」です。はじめて見ました。下の写真。 「白い花」といわれるのは、葉が白く変化したもの(包葉)で、 大小2枚(例:20cmと10cm)が、対になり、 花のように見えます。 その2枚の白い葉(花びら)のまん中にある、 黄緑の軸の先にある丸いものが、「本物の花」です。 葉が変化して花に見える、 ハナミズキ(花水木、アメリカヤマボウシ)やポインセチアそしてブーゲンビリアと同じ、 「植物の戦略」と同じです。(脳はありませんが…)。 ●どうしてこれが、「ハンカチ」の木とよばれるのだろう? と考えてしまいましたが、「ハンカチの木の花」が、風にゆれている場面を思い出し、 「汽車の窓から、ハンカチをふる」とか、 「出船のお別れに、ハンカチをふる」などのシーンが、 むかしはよくあったのを思い出しました。 古代には、「被布(ひふ)」をハンカチのようにふって合図した、恋の歌もありました。 戦場で「降参」を示すには、白いハンカチを銃など結びつけて、ふるのが合図。 白いひらひらとハンカチのイメージは、むかしは、連想しやすかったのかもしれません。 ●しかし、今はいかがでしょうか? 若いお嬢さんが「エコのために、ハンカチをこれから使います」 という主旨のメッセージを伝えるコマーシャルが、以前、ありました。 ・・・(?)意味不明でした。 その後、「トイレは、今、電気の温風で手を乾かすようになっているので、ハンカチを使わない」 という事実と、「エコ」の意味が結びつきました。 さて、ローンや綿のハンカチは、水を吸いとりにくいので、 わたしをふくめ、まわりの女性たちは、 吸水性にとんだ10cm四方のミニタオルを使っています。 ●5月の中旬に、小さな 7mmほどの白い花をびっしりつける花木があり、 光を浴びて、黄色いシベが王冠のように輝いていました。上の写真。 5月に咲く花木の白い花は多く、「同定する(アイデンティファイ)」のがむずかしかったです。 ところが、調べると、なんと! 「トキワサンザシ(常盤山査子)すなわちピラカンサ」でした。 秋から冬になると、びっしり赤い実を、イクラのようにつける、あのピラカンサです。 今、大小様々なバラ(薔薇 ばら) の花が咲いていますが、この小さなピラカンサも、元気でパワフルな、 バラ(薔薇 ばら)科の花でした。 ワイルド・ローズ(野生の薔薇)は、一重が多く、 5弁の花びらのものも、多いです。 ピラカンサの白い花は、ミニ・ワイルド・ローズにも見えます。 ピラカンサのあの赤い実は、「ローズヒップ」の親戚だったわけです。 ●芒種(ぼうしゅ)が6月6日。 芒種は、24節気のひとつで、「イネ(稲)やムギ(麦)など、針状の突起、ノギ(芒)のある穀物の種まきの時季」です。 芒種の時季に咲く花のお話と写真は、こちらへ【2005年6月3日(金) 下弦。 芒種。自生のカキツバタ(杜若)は、粋(いき)な紫に白い線。黄色いアヤメ(菖蒲)に、紫の文目(あやめ)。美女ふたりのように「見分けがつきにくい」代名詞「いずれがアヤメ(菖蒲)、カキツバタ(杜若)」。その「見分けかた」は、すじ(線)か文目(あやめ)。今・ここで、ハッピ−になる方法『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ オフィスでもお部屋でも 体とこころのお悩み解決』 が好評で重版。黄色い花は「キショウブ(黄菖蒲)」 】 ※24節気とは、太陰暦の時代に、太陽の運行(黄道)を基準に、1年を24等分し、季節の変化を知るために考案。1節気は約15日 ●赤い粒つぶのまん丸いヘビイチゴ(蛇苺)が、今年は、あちこちで見られます。 緑の葉の上に、 3つ並んでいた赤いイチゴは、 まるで、飾りボタンのように 目につきました。 右の写真。 ●夏至(げし)が6月21日。 夏至は24節気のひとつで「太陽が、天の太陽の道、黄道(黄経)90度の夏至点(げしてん)にきて、地球の北半球では、昼が一番長くなり、夜が一番短くなる日」 です。 夏至 の時季に咲く花のお話と写真は、こちらへ【 2005年6月21日(火) 太陽が、天の太陽の道、黄道(黄経)の夏至点(げしてん)にきて、きょうは夏至。月は明日が望(ぼう)で、ほぼ満月パワー。太陽と月のチカラがみなぎり、生命力もアップ。陽(よう)の「赤いチカラ」がパワフルに咲く、タチアオイ(立葵 たちあおい)の赤い花。ピンクや白のまじったタチアオイ(立葵 たちあおい)の花は可憐】 ★ど根性 植物★ シリーズ その1 アジサイ(紫陽花)は咲いても、サツキ(皐月)は、5月末でも咲いていないところが多いです。 夏と冬が交互にきて、梅雨(つゆ)もまじる。 変則的な気候なので、いつもとちがう植物が、元気な年です。 それで、石垣の「あいだ」とか、 塀と地面の「あいだ」とか、 アスファルトの「われめ」、 またはアスファルトを突きやぶりはえている・・・など 「変則的な状況でも、 しっかり元気に生えている草花(くさばな)たち」を紹介します。 もしも、同じような「厳しい状況」におかれているかたがいらして、 この「小さな生きもの達」の勇気と元気にふれて、 すこしでも、共感(シンパシー)を感じ、 同じ生きものとして、 【閉塞状況でも、へこたれず、たくましく生きぬく力】がわいてきたらうれしいです。 ――そうなることを願って、シリーズにします。 シリーズ その1は、石垣の「あいだ」に生えていた、 シダ(羊歯)と、小さな花(右の写真)です。 下の左が、シダ(羊歯)。 下の右は、 上の花の全体像です。 薄紫のムラサキサギゴケ(紫鷺苔 むらさきさぎごけ)ゴマノハグサ科に、似ている花。 蘭のミニチュアのような花で、真ん中の白い部分に、茶色っぽい線があります。 帰宅して調べると、同じ ゴマノハグサ科の 「トキワハゼ(常盤はぜ)」のようです。 薄紫の5mmほどの花で、葉は丸い。 なぜ、「トキワ(常盤)」なのか、というと、 夏から秋にかけて、長いあいだ咲き続けるからだそうです。 ★上の写真↑は、オリヅルラン(折鶴蘭)です。 「変わった鉢の模様」に見えます。 ところが、 鉢は「ない」! 陶器の鉢が、破損してしまい、 オリヅルラン(折鶴蘭)の根っこが、露出しています。 しかし、びっしりと、根がからまり、 根っこが土を抱いているようです。 土に根っこをはやしていたはずが、 いつのまにか、逆転して、 根っこの内部に、少量の土がある状態。 数年かかって、根っこは、「土を食べて、成長」していたのです。 だから、軽くなって、鉢が転げ、破損したのでしょう。 でも、「折り鶴」のような「子株」をたくさん、はやしてくれていましたので、 こんなに「少ない土」になっていたなんて、気づきませんでした。 さっそく、「大きな器」の鉢に植えかえ、土も腐葉土をたっぷりといれてあげました。 まさに、「ど根性 植物」の「根っこ」そのものです。 何年も子株がはえず、うちには向かないのかな、と思っていましたが、 「幾星霜(いくせいそう)」をへて、 「目に見えない」土の中で(鉢の中で?)、 これだけの紆余曲折(うよきょくせつ)があったわけです。 「大きな器」に変わり、見えない土の中で、根っこはのびのびと伸びているのでしょうか。 ●このところ、ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のリズム、調子」は、 いかがでししたか? ●早いもので、2010年は、今月で、半分すぎます。 毎日、気分や疲れは、「その日決算」で、イヤなものは残さないようにしているかたでも、 半年間となると、「澱(おり)」のようなものが、たまってくるものです。 それで「生活の知恵」として、むかしから、6月30日には、神社の「茅の輪くぐり」で、 「たまった邪気」をお祓いする習慣がありました。 その知恵を拝借して、 じぶんという「個人商店」の「半期に一度の、邪気の大放出」で、 毎日の仕事や暮らしのなかで、たまった、半年間の、こころと体の「沈殿物 気の澱(おり)」を、 お祓いしましょう。 「よいひと」ほど、他人(ひと)の邪気を受けて、ためこんでしまいやすいので・・・。 半年に一度といわず、毎日でも、 毒素や邪気はまず放出して、次によいエネルギーを吸収して、元気になりましょう。 「心身の代謝毒を、カルマ」といい、その「邪気や毒気、カルマを払う方法」は以下をどうぞ: ◎カルマ浄化法は、以下をどうぞ。 ・本 『ヨガと冥想』 こちらへ ・DVD 『ヨガと冥想』 こちらへ ・CD 『くつろぎの冥想』 こちらへ ◎いやなイメージをはらう瞑想は、『ハッピー体質をつくる3分間瞑想』 こちらへ ■ネット書店: ●Amazon ◎CDとDVDは、NAYヨガスクールの通信販売です。こちらへ。 ●「見ている猫(ネコ)」シリーズ、その 18 たまに通る道で、「深窓の令嬢(?)」に出会えるのを楽しみにしています。 上は、冬の写真。白く長い毛が、顔から全身をおおっています。 猫草(ペットグラス)をむしゃむしゃ召し上がってました。 長い毛なので、毛玉(けだま)で吐くためでしょう。 今回は、初夏の暑さに涼んでいた「深窓の令猫(?)」に出会えましたが、どこか違和感が。 冬毛から夏毛に変わる「換毛期」? 下の写真です。 もう夏日なので、ふさふさのペルシャ猫は「夏仕様」に、長毛を刈りこまれていたのか? まん中の写真は、「あられもない、大あくび」の決定的瞬間。 ●NAYヨガスク−ルの会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」6月号をアップ。こちらへ。 ●Tadashiさんはトルコ「エフェソス 2 」 古代ギリシャ人の都市の遺跡。 ●美樹さんは「台湾の寺廟(保安宮)」。お線香が長い。 ●MAMI さんは「レッチェ 猫 その2 イタリア」。猫の好奇心。 ●MIYUさんは「富士 芝桜」。雄大です。気持ちが広がる光景です。 ●Tomiko さんは「あじさい」。 ●Kayokoさんは「植林ボランティア 3 フィリピン」。おいしそう。でも。。 ●yosihiroさんは 「オーストラリアイシチドリ」。片足立ちで、半分、寝ているところでしょうか。 ●まどかさんは、エッセイ「蘭貴人」。 ●mariko さんは「うちの猫」。ラウル君は、寝起き? あどけないお顔。 ●シンゴさんは、<Living>10曲目、「願い」。コメントに 【 ヨガをやるようになって、半分はかなうようになったのではないか、と思います。】とあります。 さすが「入会25年のヨガの実績」は伊達ではない! ●Ryoさんは「深大寺 3」 。ここの鐘の音は、いい音色なのですが。 ●健治さんは「私の居場所」。 ●和之さんは「はじまりの水」。39回目。美しい絵のような光景がうかびます。だれか、この絵をかいてくださるとうれしいです。「はじまりの水」がある、この場所のシーン・・・ ●タツナミソウ(立浪草) の白い花を、はじめて見ました。上の写真。 これも、塀と地面の「あいだ」にはえていた、★ど根性 植物★ です。 名と写真は知っていましたが、はじめて見た花です。 シソ科 5mmほどの小さな花が、まさに「白い波頭(なみがしら)」のように、上下に並んでいます。 白浪(しらなみ)が立ち、まわりにたくさん並んだ波頭のように咲いているので、 タツナミソウ(立浪草)。すてきな「見立て」のイメージに、納得しました。 ---------------------*--------------------------*---------- *-------------------------------* ●「nature photo」更新しました。 ◆2010年 5月分は、こちらへ。 ●6月分は、こちらへ 10.5.30●オレンジのムサシノキスゲ。そして木(シラカシ)の樹液を吸う、蝶々。 クローバー(シロツメクサ)の野原でお弁当。 10.5.24● 1年に1度!「金星と三日月が、上下に最大接近」の美しい写真。 10.5.18● 初夏の雲に、新緑がまぶしい。 10.5.10●今年はじめてのカルガモ親子の登場です。親の背に乗る子カルガモは・・ 10.5.2●吉兆か! 瑞兆か!! 「白いスズメ(雀)」に遭遇。 |
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