内藤景代の日誌風エッセイ |
2004年9月7日(火) 白露(はくろ)、下弦。 ●マルチに対応できる、ライフスタイルの、ヤマノイモ(山の芋)。 ●直立する白い花、ヤマノイモの雄花(おばな)は、ムカゴをつくる。 ●ムカゴ(零余子)は、落ちると土中でふえる。 ●枝垂れる花穂の白い花、 ●ヤマノイモの雌花(めばな)は、3つの羽根のような実をつくり、種を風に飛ばす。 ●原始的なようで、臨機応変 |
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きょうは、白露(はくろ)で、今夜は、下弦。 ●昼は、青空から雨がふる、お天気雨(てんきあめ)。 台風の影響で、夕方から強い風と雨です。 ●24節気のひとつ、白露は、。「まわりの大気(たいき)が冷えてきて、水滴(すいてき)が、白露(しらつゆ)のように葉に宿りはじめる」時季。 ●白露と24節気のお話は、こちらへ。【2002年9月10日(火) 24節気とは、1年間のこの星・地球の「気の波長のちがい」を、24等分して「節気」に分けたもの。「変化」に対応するための暦の知恵】 ●白露と白い夕顔(ユウガオ)の花のお話は、こちらへ。 【2003年9月8日(月) 今年はダメとあきらめていた、ユウガオ(夕顔)の白い花が開花した姿と出会った、夕暮れ。薄日(うすび)をあびて、ユウガオ(夕顔)の白い花びらに「薄緑色の葉脈のようなすじ」が透けてみえる。白い花の中心に、黄色い蜜をたたえた部分が光っている。瓢(ひょう)は、「ひさご(瓢)」のことで、「ユウガオ(夕顔)、ひょうたん(瓢箪)、トウガン(冬瓜)などの果実を総称】 ●ヤマノイモ オス花 白い花↑ ●先日、気がついたら、茶色の小さなムカゴ(球芽)が、 うちの木の枝にからんだツル(蔓)になっていました。 去年、プレゼントされたムカゴを土に埋めたおぼえはあります。 ムカゴからヤマノイモになる、とききましたので。 そのムカゴのお話は、こちらへ↓ 【2003年11月22日(土) 明日は、24節気の「小雪(しょうせつ)」。トロロイモになるヤマイモ(山芋)の子ども、ムカゴ。ムカゴには、小さな「オスの花」と大きな「メスの花」があった。ムカゴの「メスの花」はドライ・フラワ−として、リ−スに最適】 ●ところが、ツル(蔓)をたどっていくと、どうもちがうようです。 以前、食用に買って、 部屋のすみに横たえておいたトロロイモのようです。 こちらは、縦にツル(蔓)を1メ−トルくらい伸ばして、 直角になって生きようとしていたので、 かわいそうになり、直角のまま、 ツルを垂直にして土に埋めてあげました。 土に埋めると、ツル(蔓)は枯れ、 根茎として生きようとしていたようです。 どうも、それが、今度はツル(蔓)を伸ばし、 葉をしげらせ、ムカゴを実らせたらしい。 ●今がその時季なら、ムカゴになる前の、 雄花(おばな)や、雌花(めばな)が咲いているのがみられるかもしれない、と思い、探してみました。 そのつもりで、みると、よそのうちの塀(へい)や生け垣、フェンスなど、 あちこちに、ツル(蔓)をからませています。 ●たれ下がる花穂(かすい)の白い花が、ヤマノイモの雌花(めばな)。 上の写真です。↑ ヤマノイモ メス花 白い花と青い実↑ ●2〜3mmほどの粒のような、白い花。 この雌花(めばな)の下の子房(しぼう)がふくらんで、 丸い3つの羽根のようになります。 それが、雌花の果実。 こちらからみると、白い粒の花が下で、実が上。 ●リ−スなどに使うときは、 3つの羽根のような実は、茶色になっています。 中に種が入っていて、はじけると、風で飛んでいくそうです。 ●ヤマノイモの雄花(おばな)は、 白い粒のような花が、垂直に花穂になっています。 青空に向かって何本も伸びている白い雄花は、 一番上の写真です。 これが、ムカゴをつくります。 ●里のイモ(芋)、サトイモ(里芋)に対して、 ヤマノイモは「山の芋」。 ひと里とちがい、条件が厳しい山で生きぬくために、 ツルクサ(蔓草)であるヤマノイモ(山の芋)は、 3通りの生き方を同時にしているようです。 雄花(おばな)は、空中にムカゴをつくる。 雌花(めばな)は、メシベの子房をふくらませ、種を風に飛ばす。 土中のヤマノイモは、それ自身で伸びていく。 マルチに対応できる、ライフスタイル ・・・原始的なようで、進化しているライフスタイルのような気もします。 臨機応変(りんきおうへん)。かしこい。 ●茶色のムカゴでなく、黒いムカゴをみました。 下の写真です。↓ ●ヤマノイモは、ヤマノイモ科 ヤマノイモ属。 ムカゴは、「零余子」とかきます。 ヤマノイモだけでなく、ムカゴイラクサにもあるそうです。 葉のつけ根などの葉腋にでる「芽」が、養分をたくわえて球状になり、地上に落ちて、発芽し、「無性的に新しい個体となる」、それが、ムカゴ(零余子)。 ・・・なんかややこしいようですが、クラゲとポリプの関係のようです。 オスとメスの親がいなくても、子が育つ、「無性」。。。。 ●先月の下弦は、8月8日。●前月の下弦は、7月9日。その前月の下弦は、6月10日(お話は、6月9日)。その前月の下弦は、5月11日(お話は、5月10日)。その前月の下弦は、4月12日。 その前月の下弦は、3月14日(お話は、16日)。その前先月の下弦は、2月13日。その前月の下弦は、1月15日(お話は、14日)。その前の月の下弦は、2003年12月17日。その前月の下弦は、11月17日、お話は翌日の11月18日。その前月は、10月18日が下弦(お話は10月19日)。その前月の下弦は、9月19日(下弦の話は、9月20日)。その前月の下弦は、8月20日。そのまた前月の下弦は、7月21日(下弦の話は、7月22日)。その前月の下弦は、6月21日、夏至(げし)のイブ(前夜祭)でした。そのまた前月の下弦は、5月23日。その前の下弦は、4月23日。 ◎ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか? 浅間山が噴火したり、地震があったり、雷がなり台風が荒れ・・・不安定な時季。 「季節の変わり目」でもあります。 体調とこころの調子を意識的に整えてください。 |
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