内藤景代の日誌風エッセイ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
ヨガと瞑想による「気づき」で自分と世界が広がるフォトエッセイ。月の満ち欠けとともに更新中 |
2005年8月6日(土) 新月。 明日は、立秋(りっしゅう)。この日を境に「暑中お見舞い」は「残暑お見舞い」に ★「虫めずる姫ぎみ」。 ●紫もようの国蝶(こくちょう)、オオムラサキは、 羽根を閉じると、「白い、大きめのありふれたチョウ(蝶)」に変身。 ★緑の光る虫、アカスジキンカメムシ(赤条金亀虫)。 ★ヒグラシ(蜩 ひぐらし)の羽根は、透明のスカシバ(透かし羽)。透明な虹色に輝く、CD状のクモ(蜘蛛 くも)の巣。 ★オレンジのビーズ細工のような、ザトウムシ(座頭虫 ざとうむし)。 ★ネコジャラシとイノシシ(猪 いのしし)。 |
きのう8月5日が新月、朔(さく)。● 明日、8月7日が立秋(りっしゅう)。 暑い盛りですが、そこはかとなく「秋の気」が立ちはじめる時季。 夜のそぞろ歩きは涼しいです。 ●『メイプル』2005. 9月号 集英社 【「ストレス」に負けない大人な心が欲しい! いやなイメ−ジは消し去って、楽しいイメ−ジで新しい自分に 3分間瞑想】 掲載中。 ●立秋を過ぎると、「暑中お見舞い」は「残暑お見舞い」に変わりますので、ご注意ください。そのお話は、こちらへ。2004年8月8日(日) 「猫の集会」アップ。立秋。残暑見舞い。黄色い縞のトンボは「ムカシヤンマ」ではなく、オオシオカラトンボのメス。♀。アブラゼミの目(複眼)のあいだの赤いルビ−のようなものは、「個眼」という目。眉間の「第3の目」と冥想(瞑想)。涼しい日陰に咲く、ヤブミョウガ(藪茗荷)、別名フラワ−ジンジャ−の白い花は、ツユクサ(露草)科。2つ重なって咲く、青いツユクサ(露草)の花」 ●この暑い夏に、 はじめて出会った、めずらしい生きものたちをご紹介しましょう。 「虫めずる姫ぎみ」はじめ虫好きのかたには大きな贈りものがある、 「夏休み特大号」です。 まずは、国蝶(こくちょう)に指定されている、 オオムラサキ(大紫)という蝶(チョウ)。 ![]() ![]() ●オオムラサキ 国蝶(こくちょう)のチョウ(蝶)↑↓ ![]() ●先日、高尾山で、はじめて出会った、 大きな蝶(チョウ)、オオムラサキ。 木に止まって、樹液(じゅえき)を吸っているときは、 上の写真のように、羽根をとじています。 その色は、ほとんど、白。 だから、止まっているときは、 オオムラサキとは気づきませんでした。 別のチョウ(蝶)の写真をとり、 そこに「ついで」にうつっていたのが、この羽根が白い写真。 ●帰宅してから、オオムラサキを調べると、 羽根の裏が白いことを知り、もしかして・・・ とつけ合わせると、「二重構造」であることがわかりました。 リバーシブル・コートのように、 羽根を開くと、 紫と白の斑点に、赤いポッチが2つ。上の写真。 羽根を閉じると、 「白い、大きめのありふれたチョウ(蝶)」に変身。 羽根が半開きだと、 焦げ茶のよくいるチョウ(蝶)にもみえます。上の写真。 とっつかまらないように、 「わたしは、フツーのチョウニンでございます」 のふり・・・?! ![]() ●七沢(ななさわ)森林公園の沢(さわ)を歩いていると、緑の光るものが足もとに落ちていました。 しゃがんで、見ると、見たことのない虫。 1〜2センチメートルの小さな胴体。 上はほぼまっすぐで、下は楕円。 輝く緑に、赤いスジ模様。 ●「はんみょう(ハンミョウ 斑猫」という、 玉虫色の毒虫かもしれない・・・とおそるおそる見ると、 死んでしまっているようで、動きません。 草葉の陰(くさばのかげ)に弔(とむら)うと、 アリ(蟻)が、「ご馳走!」とさっそくよってきました・・・合掌 ●帰宅後、調べると、 亀の甲羅(こうら)のような胴体のカメムシ(亀虫)の仲間で、 アカスジキンカメムシ(赤条金亀虫)。 実物を巨大に拡大すると、甲冑(かっちゅう)のような立派な姿です。 アカスジキンカメムシ(赤条金亀虫)↑ ![]() ●澄んだ鳴き声が、森の中に、かん高く響く、 セミ(蝉 せみ)の、ヒグラシ(蜩 ひぐらし)。 声はすれども、姿は見えず・・・ でしたが、はじめて、見ました。 ●黙って、静かに、木の柵(さく)にとまっていた、 綺麗な羽根のセミ(蝉 せみ)。 アブラゼミ(油蝉)とちがい、羽根は透明。 スカシバ(透かし羽)で、 胴体が夕陽の光を反射して、輝いてみえます。 連れにいわせると、ヒグラシ(蜩 ひぐらし)の姿を、 こんな2メートルくらいの間近(まじか)で見られるのは、 めずらしいことらしい。そばへよってもまるで、逃げません。 ↑●ヒグラシ(蜩 ひぐらし) セミ(蝉) ●アブラゼミ(油蝉)の写真は、こちらへ。 【2004年8月2日(月) 葉月(はづき)。昨夜は、満月。セミ(蝉)の目と目のあいだに、小さな赤いルビ−のような透明な粒が2つ、キラキラと太陽の光に輝いて、とても綺麗。カメラ目線でこちらをみつめるアブラゼミセミ(油蝉)】 http://www.bigme.jp/000-000-04-08/04-08-02/04-08-02.htm ![]() ●夕陽の光を反射して、輝いていたのは、 セミ(蝉)のヒグラシ(蜩 ひぐらし)だけではありません。 なぜ、こんな森の中に 「カラス(烏)よけのCD」がつるしてあるのだろう? ・・・と思ったら、円盤状のクモ(蜘蛛 くも)の巣でした。 光を乱反射して、透明な虹色に輝いています。 なんというクモ(蜘蛛 くも)がつくったのでしょう? 綺麗です。 ●CD状のクモ(蜘蛛 くも)の巣↑ ●「×字型」の巣をつくるコガネグモ(黄金蜘蛛)の巣と写真と、「インドの宇宙生成伝説」は、こちらへ。コワイひとはパスしてください。【2003年8月9日(土) コバルト・ブル−と黒、リバ−シブルのチョウ(蝶)、カラスアゲハ(揚羽)。猫科のヒョウ(豹)のような紋をもつチョウ(蝶)、ヒョウモン(豹紋)。ヤマユリ(山百合)の中に入り、蜜を吸う、茶色の小さなセセリチョウ(蝶)。「×字型」のネット(網)をはる、トラ(虎)のシマ(縞)模様の、コガネグモ(黄金蜘蛛)。】 http://www.bigme.jp/000-000-03-08/03-08-09/03-08-09.htm ●オレンジ色のビーズのようなクモ(蜘蛛 くも)は、 オレンジのビーズ玉(?)をつけた細く長い8本の手足を、 放射状に広げて、素早く、動いていました。 まるで、地上のカニ(蟹)。 高尾山で、はじめてみた、 ビーズ細工のようなクモ(蜘蛛 くも)の写真は、下です。 可愛いですよ。こわくないと思う・・・胴体は1センチメートルくらい。 ※後記;これは、クモ(蜘蛛 くも)ではなく、 ザトウムシ(座頭虫 ざとうむし)でした。 高尾山にたくさんいるので、有名だそうです。 ![]() ●オレンジのビーズ細工のような、ザトウムシ(座頭虫 ざとうむし)↑ ![]() ●これは、おまけ。↑ 緑の細長い葉、ネコジャラシ(えのころぐさ)にむらがり、 おいしそうにむしゃむしゃ食べている、 けもの(毛もの)、8頭は、なんでしょう? ●鼻のまわりの白さ。円形の鼻の穴。 巨大な吸いこみ口のような、鼻と、スゴイ鼻息(はないき)。 わたしの指が吸いこまれそうで、 コワイくらいでしたが、可愛いです。 ●猫も好きなのだから、 この子たちはどうか?と、 近くにはえていたネコジャラシを、金網ごしにあげたら、 大喜びして、何度もおかわりしていたのは・・・ イノシシ(猪 いのしし)です。 ↑●ネコジャラシとイノシシ(猪 いのしし) ●NAYヨガスク−ルの生徒さんのペ−ジ「猫の集会」の8月号を、8月1日にアップしています。 ●健治さんは、「私の居場所」。綺麗な水のわき出るせせらぎ。足もとのキノコ。 ●MAMIさんは、中国の上海(シャンハイ)の、夫婦獅子(めおとじし)。 ●Tomiko さんは、「京都・祇園界隈(ぎおんかいわい)」。田辺聖子さん風にいえば「女衆によって磨きぬかれた格子の艶(つや)」。 ●Kayokoさん は、おおむかし、太古の地殻変動の結果、、氷河の浸食でできた“フィヨルド ランド”の夕陽。ニュージーランドの壮大な光景。 ●まどかさんは、エッセイ「薔薇窓より」。〜〜何が見えたのでしょう? 薔薇窓(ローズウインドウ)は、パリのノートルダム寺院や郊外のシャルトル寺院のステンド・グラスのこと。 ●yosihiro さんは、「カッパドキア」。トルコにある、不思議な光景。初期キリスト教の岩窟 教会があったとか。 ●mariko さんの「うちの猫、ラウル君」。前足の曲がり具合の色っぽさ。 ●かよこ・Nさんは、好評につき再録。ガラパゴス諸島のイグアナとアシカ。 ●雅博さんも、再録、富士山。 ●singo さんは、シンセサイザ−で「東と西と北と(先月の別ミックス)」。 ●先月の新月は、7月6日。前月の新月は、 6月7日(お話は、6月10日)。前月の新月は、5月8日(お話は、5月9日)。前月の新月は、4月9日(お話は、4月5日)。前月の新月は、3月10日(お話は、3月11日)。 前月の新月は、2月9日(お話は2月11日)。前月の新月は、1月10日(お話は、9日)。前月の新月は、12月12日(お話は、15日)。前月の新月は、11月12日(お話は13日)。前月の新月は、10月15日(お話は、10月13日)。 前月の新月は、9月14日。前月の新月は、8月16日(お話は、8月15日)。前月の新月は、7月17日(お話は、7月18日)。その前月の新月は、6月18日。その前月の新月は、5月19日。その前月の新月は、4月20日。その前の新月は、3月21日。 春分の翌日でした。その前月の新月は、2月20日。その前の月の新月は、1月22日(お話は、21日)。その前月の新月は、2003年12月23日。 その前の新月は、11月24日(お話は、11月25日)。その前月の新月は、10月25日。その前月の新月は、9月26日(お話は9月27日)。その前の新月は、8月28日。そのまた前の新月は7月29日。その前の新月は6月30日の大祓。そのまた前の新月は、5月31日と、5月1日。 ●ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか? つめたいものを飲み過ぎて、水分がとどこおり、むくみがちのかたは、利尿作用のあるスイカ(西瓜)がおすすめです。 メロン・サイズの小玉(こだま)は、冷蔵庫で冷やしやすいし、 甘くておいしいです。皮のギリギリまで、ジューシーな赤い実がつまってます。 汗をたくさんかいたら、塩分もおぎないましょう。 野菜に岩塩(がんえん)をふるのも、うまい。 |
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