●ツルボ（蔓穂　つるぼ）　サンダイガサ（参内傘）拡大（左）　群れ（右）　ピンクの花　↑

●「ツルボ（蔓穂　つるぼ）」、別名「サンダイガサ（参内傘　さんだいがさ）」は、以前、都内の明治神宮の庭で見ました。
　上の右の写真のように、緑の芝生のあいだにたくさん咲いていました。
　１０〜２０センチメートルの高さで、紡錘形（ぼうすいけい）のピンクの花が、ぼわぼあ〜〜っと煙る（けむる）ように、群れて咲いている。
　
●「ツルボ（蔓穂　つるぼ）」は、近づいてみると、３〜５ミリメートルくらいの小さなピンクの花の集合体。ユリ（百合）科。
　集まった花たちは、密集しつつ、透かし彫り（すかしぼり）のように、日の光を通します。
　これがふわっとしたピンクのオーラを感じさせるのでしょう。
　
●こんな可憐な花なのに、強風の海辺（うみべ）で咲いているは、スゴイ生命力です。
それだけでなく、けっこう、踏んづけられているようですが、めげない・・・
　というのも、このツルボ（蔓穂　つるぼ）が咲いているのは、海と夕陽と富士山を撮影するのに、有名なスポット。
　それで、気は、前方の海や遠方の富士山方面に向かい、足もとに咲く、この花を踏んづけていくひとが多いのです。見ていると・・・　花より、夕陽と海？　
　脚下照顧（きゃっかしょうこ）。
　禅（ぜん）の作法の基本です。今・ここの足もとをご覧なさい、という意味。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●沈む夕陽と海　湘南↑

●この日は、沈む夕陽と海だけで、富士山は撮影できませんでした。
　帰りの車内のまどからは、夕焼けにそまる富士山のシルエット（影）を、拝むことができました。　
　そういうこともあるので、わたし達が海岸から帰るときも、三脚（さんきゃく）をすえてがんばっているかた達がたくさんいたのでしょう。

　●アルチュール・ランボーの詩、『永遠』のように、
　「海と　つがった　太陽」
　「海と　溶けあう　太陽」を
見たかったのですが、
　暗く厚い雲に、太陽は呑みこまれていき、半月のようになってしまいました・・・左の写真です。
　そして、水平線より上空で、どんどん太陽は沈んでいき、細くなる。その右上には、白い飛行機雲がせまる。右の写真。

↑●沈む夕陽と海　

●・・・ついに、暗い雲の中に太陽が呑みこまれたとき、ため息がもれました。何げなく、ふりむくと、（残念・・・）という顔がいくつかも並んでいました。
無言の共感（シンパシー）。。。。

●沈む夕陽と海　飛行機雲→

●西へ沈む夕陽とアルチュール・ランボーの詩についてかいた　『冥想（瞑想）　こころを旅する本　マインド・トリップ』のお話は、こちらへ。
 【2002年7月29日(月)　誰そ彼れ時の、西の空の夕陽。日本で一番、夕焼けが綺麗な日本海の浜。坂口安吾がみた、Ａ・ランボ−のうたう「太陽と  つがった、海」】
http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/2002-07-29/2002-07-29.htm

●先月は、８月２７日が下弦（お話は、８月２４日）。前月の下弦は、７月２８日（お話は、２５日）。前月の下弦は、６月２９日。前月の下弦は、５月３０日（お話は、６月３日）。前回の下弦は、５月１日（お話は、５月９日）。前月の下弦は、４月２日（お話は、４月５日）。前月の下弦は、３月４日（お話は、３月１１日）。　前月の下弦は、２月２日（お話は、２月５日）。前月の下弦は、１月４日（お話は、１月５日）。前月の下弦は、2004年12月５日（お話は、１２月６日）。前月の下弦は、１１月５日（お話は、６日）。 　前月の下弦は、１０月６日（お話は、１０月９日）。前月の下弦は、９月７日。前月の下弦は、８月８日。前月の下弦は、７月９日。その前月の下弦は、６月１０日（お話は、６月９日）。その前月の下弦は、５月１１日（お話は、５月１０日）。その前月の下弦は、４月１２日。　その前月の下弦は、３月１４日（お話は、１６日）。その前先月の下弦は、２月１３日。その前月の下弦は、1月1５日(お話は、１４日)。その前の月の下弦は、2003年12月17日。その前月の下弦は、１１月17日、お話は翌日の１１月18日。その前月は、１０月18日が下弦（お話は１０月19日）。その前月の下弦は、９月19日（下弦の話は、９月20日）。その前月の下弦は、８月20日。そのまた前月の下弦は、７月21日（下弦の話は、７月22日）。その前月の下弦は、６月21日、夏至（げし）のイブ（前夜祭）でした。そのまた前月の下弦は、５月23日。その前の下弦は、４月23日。

●ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか？

　寒くなると、首をすっぽりおおうタートル・ネックのファッションが多いですが、ヨガ的には、「開閉自在のえりもと」をおすすめします。暑さ寒さにその場ですぐ、対応できるので、免疫力の強化も期待できます。
　ノドのチャクラのある首は、汗をかきやすく、汗をかくことで体温調節機能もあります。
　だから、むかしの着物は、半襟（はんえり）など、えりもとだけ、汗でよごれるので、はずして変えればよいようにしていました。
　洋服でも、寒ければ、スカーフやえり巻きをして、暑ければ、はずす。
　ハイカラーのえりのあるシャツも、ボタンを開閉することで、温度調節。
　これからの季節は、秋の色みをしたカラフルなインド・シルクのミニ・スカーフなどがおすすめです。屑繭（くずまゆ）から作るともいわれるインド・シルクなら￥300くらいからあります。男性でもアスコット・タイ風にシャツのえりもとから出して、気軽に使えます。

　ノドのチャクラなど、各チャクラのくわしいお話は、『綺麗になるヨガ』をどうぞ。
　　http://yogakirei.fc2web.com/