![]() ![]() ![]() |
![]() |
2008年9月1日(月)●夕暮れのセミの脱皮と羽化 連続シーン 【イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)とは、「新しい自分」が生まれる転機となる、試練の節目(ふしめ)。】●外反母趾で棄権 北京五輪の女子マラソン 足の5指は開いて大地をつかむ 親指(拇指)と4指は1:4に開く ●瞑想と冥想 台●湾版『ハッピー体質をつくる 3分間瞑想』重版 『3分鐘冥想』 ●オミナエシ(女郎花 おみなえし) ●ルリマツリ(瑠璃茉莉) ●ジュズダマ(数珠玉 じゅずだま)の花 黄色い雄花♂ ●ボタンクサギ(牡丹臭木 ぼたんくさぎ) ●アメリカデーゴ(アメリカディエゴ) 別名;カイコウズ(海紅豆) ●白露 ●秋分 |
![]() ![]() ![]() 9月7日が白露(はくろ)。9月23日が秋分(しゅうぶん)。 NAYヨガスク−ルの会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」の9月号をアップしています。 ●月刊誌「機構団信レポート」の9月号、巻頭エッセイ「ビジネスに効くヨガ」の連載。 第1回目、「リラックスと能力開発を、一石2鳥で」を掲載中。 住宅金融支援機構(旧・住宅金融公庫)と機構団信共同引受生命保険会社発行の月刊誌なので、配布先は金融機関や生命保険会社などだそうです。 いっぱんには目にふれにくい・・・と思います。 ●『日経インテレッセ』10月号 (9月15日以降、配布) 「秋に効くヨガ」掲載中。 『日経インテレッセ』は、日本経済新聞の購読者を対象に、毎月1回全国で発行されている、タブロイド版オールカラーのマガジンです。 発行は、日本経済新聞社。「駅売り」などの日本経済新聞には、入っていないそうです。 ●↑●「機構団信レポート」も『日経インテレッセ』10月号も、ほかの掲載誌のように、NAYヨガスクールの教室のボードには、コピーを貼っておきます。会員のかたはご覧ください。 ![]() ↑● オミナエシ(女郎花 おみなえし) 黄色い小花の集まり ![]() ● オミナエシ(女郎花) 拡大↑ ●翻訳されている 台湾版 『ハッピー体質をつくる 3分間瞑想』が、重版になりました。 『3分鐘冥想』が、台湾での翻訳名です。 台湾では、「めい想」の「めい」が 「冥」になっています。 日本語版は「瞑」想。 瞑想(冥想 メディテーション)につていは、こちらへ。 http://www.bigme.jp/04-ym/index.htm 台湾のかたにも読まれているのは、うれしいです。感謝! 初版カバーの写真とお話は、こちらへ。 http://www.bigme.jp/00-06.12/06.12.2/06.12.2.htm ![]() ●[内藤景代の日誌風フォトエッセイ]前号までの<要約と写真>を更新しました。 こちらへ 2005年9月27日よりの「要約とカット写真集」です。 ヨガ、瞑想、花、緑、生き物、自然、こころと体、「あの花の名は?」 など、思い出すよすがに、どうぞ。 数年間の花などが並んでいるのを一気にみると、 「わたしの花の好み」が、いまさらのように、わかりました。 基本的に、「小さな花」や「野の花」が、「景代(akiyo)好み」のようです。 http://www.yoga.sakura.ne.jp/yoga-meisou-essay-kako.htm ![]() ↑●ルリマツリ(瑠璃茉莉) 拡大 ●【内藤景代(NAYヨガスク−ル主宰)の自己紹介(プロフィ−ル)と メッセ−ジ】 ●メールは e@nay.jp こちらへ。 どうぞよろしくお願いします。合掌 ![]() ●秋と夏の花が、入りまじっている時季です。 夏の花 ヒマワリ(向日葵)と、 秋の花 オミナエシ(女郎花)がいっしょに咲いている。 一番上の、黄色い花は、「秋の七草」のひとつ、オミナエシ(女郎花 おみなえし)。 春の菜の花より小さい、5ミリメートルほどの5弁の黄色い小花の集まりです。 「女郎」というのは、「高貴な女性」のことでしたが、 時代が下がるにつれて、「娼婦」の意味になってしまいました。 「女郎花(おみなえし)」だけでなく 「男郎花(おとこえし)」の花もあります。 その写真と「秋の七草」とお話は、こちらへ 【2003年9月24日(水) 秋分は、天球で「春分点」の反対側に太陽がきた日。『万葉集 』で、山上憶良が「萩の花 尾花 葛花 なでしこが花 をみなへし また藤袴 朝顔が花」と、「秋の七草」をよむ。「春の七草」の歌との口調(リズム)のちがい。(5・7・7)×2と(5・7)+(5・7・7)。こころをうたう「定型詩の形」の変化は「呼吸のリズム」のちがい? オミナエシ(女郎花)とオトコエシ(男郎花)の花 】 ↑●ジュズダマ(数珠玉 じゅずだま)の花 黄色い雄花♂ ●↑上写真は、お米と同じ、イネ(稲)科の「ジュズダマ(数珠玉 じゅずだま)」の花です。 黄色くたれ下がっているシベのようなものが、花です。 お米をふくむイネ(稲)科の花の特徴。 そのなかでも、このジュズダマ(数珠玉 じゅずだま)の花は、特別に、雌花♀と雄花♂にわかれています。 この黄色い花は、雄花♂です。 ●その上の、藤色の花は、つる草のルリマツリ(瑠璃茉莉 るりまつり)。 あちこちのフェンスに広がるように、夏のあいだ、長く咲き続けています。イソマツ科。 拡大した写真は、実物の色にちかく発色しましたが、 たくさん花が咲いている写真は、青い花になっています。 わたしのデジカメの色の傾向で、残念です。 ![]() ●濃いピンクの丸いつぼみが開くと、薄いピンクの花が、両手足を元気に伸ばしたひとのように、たくさん咲く、ボタンクサギ(牡丹臭木 ぼたんくさぎ)。 縮緬(ちりめん)のつまみ細工でできた、丸い簪(かんざし)のようで、かわいい花です。 でも、名まえがおぼえにくいのは、クサギ(臭木)という、花のイメージとちがう「くさい名」だからかもしれません。 暑い陽ざかりの中、青い空と白い雲の下に、この花を見つけると、元気になります。 ●ボタンクサギ(牡丹臭木 ぼたんくさぎ)↑ ![]() ●9月7日、白露(はくろ)は、「まわりの空気(大気 たいき)が冷えてきて、白露(しらつゆ)と表現される、水滴(すいてき)が、葉などに宿りはじめる時季」です。 白露(はくろ)の頃に、咲く花の写真とお話は、こちらへ。【2003年9月8日(月) 今年はダメとあきらめていた、ユウガオ(夕顔)の白い花が開花した姿と出会った、夕暮れ。薄日(うすび)をあびて、ユウガオ(夕顔)の白い花びらに「薄緑色の葉脈のようなすじ」が透けてみえる。白い花の中心に、黄色い蜜をたたえた部分が光っている。瓢(ひょう)は、「 ひさご(瓢) 」のことで、「ユウガオ(夕顔)、ひょうたん(瓢箪)、トウガン(冬瓜)などの果実を総称】●9月23日が秋分(しゅうぶん)の日に、昼と夜の長さがほとんど同じになります。 太陽が、天の「秋分点」にきたときが、秋分。 「秋分点」は、天球儀で、黄道(こうどう)と天の赤道(せきどう)の交点で、「春分点」の反対側。黄経と赤道のどちらも180度。 秋分の頃に、花の果実の写真とお話は、こちらへ。【2004年9月22日(水) 上弦。秋分とは。お彼岸のお中日。NAYヨガスク−ルの正面の飾りつけは「実りの秋の贈り物」がいっぱい。コブシ(拳、辛夷)の白い花は、赤い実。スズカケ(鈴掛)、英名プラタナスの実は、茶色いサクランボ。「お抹茶入れ」の名は「なつめ」。ナツメ(棗)の赤い実に似ているから。天球儀は、「地球を中心にみたときの天体」。天球の秋分点と春分点。天動説と自己中心的(じこちゅう)。地動説と星占い】http://www.bigme.jp/000-000-04-09/04-09-22/04-09-22.htm ●沖縄へ行かないと見られない、と思っていた、めずらしい花、 アメリカデーゴ(アメリカディエゴ)の赤い花を、はじめてみました。上と下の写真。 「赤マントでくるんだかぎ爪」みたいな花。 不思議なカタチの花です。マメ(豆)科。 別名は、カイコウズ(海紅豆)。 南米のブラジルなどが原産地。 ↑●↓アメリカデーゴ(アメリカディエゴ) ![]() ![]() ●このところ、ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のリズム、調子」は、 いかがでしたか? ●「ゲリラ雨」というかたもいる、大雨や雷雨で、ぬれた体を電車の冷房で冷やし、風邪をひく、というかたも多いです。 足の先から暖め、あったかくして、休息してください。 暑いからとおなかを冷やすものばかりとらないようにして、へんな天候をのりきりましょう。 ●さて、北京五輪の日本マラソンは、女子だけでなく、男子も「補欠」はつくらなかったので、出場前に棄権がそれぞれ1名でて、男女ともに、3人枠が2人の出場。 「否定的なことは、考えない」ポジティブ・シンキング(肯定的発想)の結果? そんなことは「ありえない」はずの、ことがおこってしまった・・・・ それで、「外反母趾(がいはんぼし)の痛みのため、7月初めから1回も走っていなかった」という女子マラソンの土佐礼子選手は、激痛をおさえて走り、途中棄権。 外反母趾は、足の親指(拇指)が、内側(4指側)に曲がり、親指(拇指)の下の骨が外に飛びでてしまった状態です。 つま先のとがったハイヒールの靴などをはき続け、足の5指を開くケアをしてあげないと、外反母趾になりやすい。 足のつま先が閉じているように、シンクロナイズド・スイミングは踊ります。 しかし、地上に立つときは、足の5指は開いて大地をつかむことが大切です。 足の親指(拇指)と4指は1:4に開く。 それが、「片足立ちのポーズ」で、安定して立つ、ポイントです。 左右、どちらかの足で立ちにくいかたは、足の5指は開いて大地をつかむようにしましょう。 自律神経のはたらきを高め、気をしずめ、落ちつく、片足立ちのポーズは、両足で静止30秒はできるようにしましょう。 わたしのデビュー作、『こんにちわ私のヨガ』も、すてきなサンダルなどをはくために、足の指が開いていると恥ずかしい・・・という女ごころが、つくる体の不調のお話から、はじまっています。「足の裏は復讐する」とか。 開いたり閉じたり、手の指と同じように、足の指も開閉できるようになるといいですね。 閉じたままの足は、「水虫(みずむし)」になりやすい。 最近は、女性も水虫になるそうなので、ご注意を。 ●内藤景代のヨガ「入門書」『こんにちわ私のヨガ 美しく変身する107の秘密』は、こちらへ。 http://yogakonnichiwa.fc2web.com/ ★ネット書店は こちらへ ![]() ●「小さな青い羽根と大きな目」の、この生きものはなんでしょう? 上の写真。 翼をもった金魚・・・いたずら天使・・・のようにもみえますが・・・ セミ(蝉 せみ) です。 ついに!念願かなって、今年みることのできた、 「脱皮中のセミ」とその透明な羽根です。 太陽がしずむ夕暮れどきにも、脱皮して、羽根を乾かしているセミをみたことがあるので、今年は、脱皮の一部始終(いちぶしじゅう)をみたい! と思っていましたが、みられました!! ![]() ●以下にたくさんの写真になりますが、 夕暮れの池のほとりのロープをつかみ、 「セミが自分のカラ(殻)から脱皮して、羽根をのばしていく連続シーン」 を、ぜひ、ごらんください。 ↑上が、みつけたときのはじめの写真。 今、まさに、カラ(殻)からぬけ出そう、としている、青いセミです。 ↑●夕暮れのセミの脱皮スタート ●ジョギング中の元・少年ふたり。 「おっ!脱皮か」 「さわっちゃダメなんだよな。死んじゃうんだ」 「これからが、長いんだ…」 と体験者は語る。 ●夕暮れに飛ぶ、ミネルヴァの梟(ふくろう=福郎)ではなく、 夕暮れに脱皮するセミ。。。 暮れなずむ池のほとりで、連れとふたり、 「夕暮れのセミの脱皮」をスタートから羽化まで、見守りました。 (がんばれよ!) とはげましのパワーをふたりで送りながら、 現役・昆虫少年の目からは、 体で隠し、目線を池の今年生まれのカルガモに向けたりしながら。。右下の写真↓ ほんとに、ゆっくりした長い時間でした。1時間以上。 ![]() ――感動的でした。 自力で脱皮するセミのプロセスで、知らなかったことが、たくさんわかりました。 ●それだけでなく、わたしは、 「数年間、暗い土中に生まれ育ったセミが、自分のカラ(殻)から脱皮して、羽根をのばして、高い大空に飛んでいく」という生物的な物語と、 わたし達・人間が 「新しい自分になっていく、イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)」 の精神的な(スピリチュアル)物語の共通点をたくさん感じるのです。 ◎【イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)とは、 「新しい自分」が生まれる転機となる、試練の節目(ふしめ)。】とくくれます。 ――だから、ひとが生きる、人生の節目、節目に何度か、ある。 その心構え(こころがまえ)がないと、 「自分だけが、不幸で、つらい・・・」と「引きこもり」になったり、 自暴自棄になり自傷行為になりかねません。 イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)の現代的な例や、 詳細は『BIG ME 大きな自分に出会う ――こころの宇宙の座標軸』 NAYヨガスクール刊をどうぞ。こちらへ。 http://bigme.client.jp ↓↓ ![]() http://www.bigme.jp/06-book-cd/0-nay-tuhan/00-bm-tuhan.htm ![]() ↑●上は、自分で胴体を動かしながら、下に向かって脱皮していく、セミです。 黒い目玉は、みえているのでしょうか? 手(?)と小さな青い羽根が出てきました。 ほかの足は、まだ、カラ(殻)の中で、ヒモのようにみえます。 ●セミは教わらなくても、健気(けなげ)に、 自分ひとり(?)で脱皮できるようにプログラムされているのに、 人間の精神的な(スピリチュアル)イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)は、そうなっていない。 へたをすると、 【ひとりで、全世界を「敵」に】まわしているような孤独感と喪失感に襲われる。 だから、まじめなひとほど、ひとりで悩み、背負い込み、 いろいろと問題もおきるのだな〜と思います。 ●「自分探し」と「ひとの脱皮のドラマについては、こちらへ 【2002年8月3日(土) セミの透明な脱け殻が、木に残っていました。 「自分探し」と「ひとの脱皮のドラマ…羽化の方法」の関係とは。】 http://www.bigme.jp/00-0-01-2-essay-news-2002-08/2002-08-03/2002-08-03.htm ●むかしは、それぞれの共同体(村や町など)で、次の世代を育てるために「精神のリレー」として、イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)の場が残されていました。 たとえば、葛飾北斎の絵とともに、今も残る、イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)の場、大山詣(おおやまもうで)の写真とお話は、こちらへ。【2002年年9月1日(日) 江戸の名残のイニシエイション(イニシエーション 通過儀礼)の場で、「意味のある偶然=共時性(シンクロニシティ)」により、探していた白い花をみつけた… なまくらな息子・娘や大人をも鍛え直す、大山詣】 http://www.bigme.jp/00-0-01-2002-09-essay/02-09-01/02-09-01.htm ●イニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)の「大きな物語」は、こちらへ【2002年10月4日(金) 「死と再生のイニシエーション(通過儀礼 イニシエイション)」と植物神。キンモクセイ 『BIG ME』 『わたし探し・精神世界入門』「死と再生のイニシエイション(イニシエーション 通過儀礼)」と植物神 変容の物語 キンモクセイ(金木犀 きんもくせい) 紅白ミズヒキ(水引 みずひき) 赤白 花 ギリシャのディオニソス(ロ−マでは、バッカス)「死と再生」を祝う酒(ぶどう酒、ワイン)による、陶酔の神 闇の神 『聖なるチカラと形・ヤントラ』 ニ−チェの「3(三)様の変化」『ツァラトゥストラ』の変容の物語 植物神の「死と復活」と陶酔 ワグナ−のオペラ ニ−チェ『悲劇の誕生』「太陽神のアポロ」崇拝 】 http://www.bigme.jp/000-00-02-10/02-10-04/02-10-04.htm ●さて、上記のようなことを瞑想的に感じながら、 夕暮れに脱皮するセミをみていると。。。 セミは、体を、とくん〜とくん〜と波うたせながら、 全身を下へのばしていきます。 手足は白いまま、曲がったまま、すべて出た。 ヘソの緒のような白いヒモは、カラ(殻)に残る。 ・・・いつのまにか、小さな虫が、カラ(殻)についている。蚊(カ)? 下のの写真。↓ ![]() ●地面に平行なロープをつかんだ、セミの茶色のカラ(殻)は、 ヨコ(―)方向に向いたまま。 脱皮中の青白い体は、まっすぐにタテ(|)方向で、地面に向かう。 (このまま脱皮したら、下に落ちてしまうのでは?) と、わたしは、下に葉を受け皿として用意し、見守り続けました。 「生まれながらに組みこまれた、セミの動きの精妙なプログラム」 を、そのときのわたしは知らなかったからです。 ●カラ(殻)に胴体の下部はついたまま、 体液を全身におくるように、 とくん〜〜とくん〜〜とゆっくりと体を曲げのばし、 「宙ぶらりん」のセミ(蝉 せみ) 。 ・・・この「宙ぶらりん」のカタチは、 タロット・カードの「吊られた男」と同じ、「逆さ吊り」。 「試練」の苦悩にあったとき、 「共時性(シンクロ)、意味のある偶然」で、よく出るカードです。 ●「吊られた男」の絵は、『聖なるチカラと形・ヤントラ ――なぜ、翼をもった大人になれるのか』イラストをのせた、こちらへ。【2006年6月14日(水) 「吊られた男 」、片足で逆さ吊り。 天に根をもつ「逆さまの木」。 新世紀『エヴァンゲリオン』。十字架にかかるイエス・キリスト、磔(はりつけ)の刑。 タロットカード 「試練の象徴(シンボル)」。生命の木。 『聖なるチカラと形・ヤントラ』の絵解き】 http://www.bigme.jp/00-06.06/06.6.14/06.6.14.htm ★「意味のある偶然=共時性(シンクロニシティ)」とは、無関係な「物と心」が、偶然、共振(シンクロ)する出来事。心理学者のC・G・ユングの概念です。 ●しずむ夕陽に面しておなかを向け、 小さな蛍光色の羽根を広げている、セミ(蝉 せみ) の姿。 ↓下の写真。 地上を、天からのぞく、「透明な翼をもった天使」のようにもみえます。 ――かつての自分をつつんでくれた固いカラ(殻)と、 やわらかな胴体の下部だけがつながった「中間状態」のセミ(蝉 せみ) 。 この中間状態が、セミにとって一番危険な状態らしいです。 蛍光色で目立つし、やわらかく、おいしいので、 タンパク質源として、猫!やカラスがねらう! ひとの「変容のドラマ」においても、 どっちつかずの中途半端(ちゅうとはんぱ)の中間状態は、 精神的に一番、不安定になりやすく、危険な状態です。 気の波長が狂いやすくなる・・・ 「どちらが自分?」 「自分って、どれ?」 「自分で自分がわかんない・・・」 などの 「自我の危機(アイデンティティ・クライシス)」 になりやすいからです。 そのあたりの微妙なお話は、『わたし探し・精神世界入門』をどうぞ。こちらへ。 http://yogawatashi.client.jp/ ![]() ◎セミ(蝉 せみ) だけでなく、バッタなどの昆虫類は、 当たりまえに、悩まずに(!)、脱皮していくのに、 ひとのこころは、「精神的な脱皮」のときに、苦しみ、悩みがちですね。 →★と「ひとのこころの脱皮の時季」である「中間状態」のお話と写真は、こちらへ。【2005年9月4日(日) 「脱皮(だっぴ)中」の虫に出会い、羽化(うか)に立ち会う。「脱皮直後の脱け殻」は、宇宙人のよう。「生きものの時間」のペースで、 自力ではい出てくるチカラ」をはげまし、見守る。「ひとのこころの脱皮の時季」である「中間状態」。】 http://www.bigme.jp/000-000-05-09/05-09-04/05-09-04.htm ![]() ●さて、セミ(蝉 せみ) の脱皮を「中心テーマ」に 瞑想状態になっていると・・・なんと! セミが腹筋運動をはじめるではありませんか! だらんと宙ぶらりんの状態から、 何回目かの腹筋の起きあがりで、 手足を使い、自分の脱いだカラ(殻)をしっかりとつかみました! 上体をグンと曲げ、一番上の両手(?)で、 カラ(殻)の頭をつかむ。上の写真↑ 新旧のセミの2段重ねが、下向きにできました。 過去と未来の自分が、ひとつになった! 下に受け皿の葉なんか用意する必要はなく、 自分のカラ(殻)を活用するようにリサイクル方式になっていたのです。 ☆ソーか!☆ ★スゴイ! 生きる知恵!! ![]() ●と思うまもなく、しっかりとカラ(殻)の頭部をつかんだまま、 今度は、グーンと反りかえる。 すると、胴体の下部が、スポンと、カラ(殻)からぬけた。 ついに、身ふたつになった、セミ(蝉 せみ) 。 ↑上の写真。 脱皮完了! まずは、おめでとう!! ●次は、「羽化(うか)」の段階です。 小さなたたまれた青白い羽根が、だんだんにのびていきます。↓下の写真です。 ![]() ●ヨコ(―)に広がっていた、左右の羽根が、 だんだんにタテ(|)に向かってのびていきます。 だいぶ夕闇も濃くなってきました。 ↓下の写真です。 ![]() ●ほとんど左右の羽根が、 ふつうにみるアブラゼミ(油蝉 あぶらぜみ)のサイズにのびてきました。 まだ、羽根は、不透明な蛍光色のままです。 ↓下の写真です。 ![]() ●おなかの側からみると、左右の羽根の内側に、 もうワンセットの小さめの羽根がのびていました。 合計4枚の羽根が、すっきりとのびています。 ↓下の写真です。 ![]() ●これで「羽化」の完了、といいたいですが、まだまだです。 今はまだ、「やわらかく、繊細で、傷つきやすい」状態です。 飛ぶことは無理だし、かつてのように、地をはい、土中にもぐることも不可能。 ただ、じっとカラ(殻)の頭部をつかんだまま、羽根と体を乾かすしかありません。 ●これから1時間以上、乾かしてから、飛びたつらしい。 カラ(殻)の頭部を、2本の手(?)でつかんだまま、 ほかの足は空間にのばし、ほっとしたように(?) だらんとぶる下がっているセミ(蝉 せみ)君。 まずは、「ご苦労様」、といいたいです。 4枚の羽根は、すこしずつ透明になり、暗くなった向こうの景色をうつしています。 下の写真↓ ![]() 元・少年のいうように、「これからが長い」ので、 猫やカラスにねらわれないことを祈りつつ、 (がんばれよ!) と念じて、その場を去りました。 あの、山寺の蝉時雨(せみしぐれ)のような、大合唱の中にまじって鳴き、 十日くらいの短い地上生活を生き、いのちをまっとうしたのでしょうか。 そうあってほしいと願ってます。 ながながとかきました。 その「意味」をわかっていただけると、うれしいです。 ●今月の「猫の集会」では、「セミの脱皮と羽化 その後」の写真を富子さんと健治さんが、意味のある偶然(シンクロニシティ)で、投稿なさっています。 ●山寺の「芭蕉のセミの句」と、現地での写真とお話は、こちらへ。【2002年8月4日(日) 山寺(立石寺)のセミの声は、ステレオ装置で、スゴイ騒音。なぜ、松尾芭蕉は「閑かさや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声」とよんだのか。蝉時雨(せみしぐれ)。巨石をくりぬいた修行の場、立石寺の岩場を、夏にのぼると、実感する「響き」。巨石のパワ−は、紫式部の「源氏物語」伝説の石山寺にも感じる 】http://www.bigme.jp/00-0-01-2-essay-news-2002-08/2002-08-04/2002-08-04.htm ●「なぜ、こんなめにあうの? これは、試練? なんのための?」と思っているかたは、あなたの人生の節目のイニシエーション(通過儀礼)のときなのかもしれません。そのお話は、こちらへ。【2003年1月15日(水) 個人のためのイニシエイション(イニシエーション通過儀礼)のガイド・ブックと、女正月 「何のために? こんな試練が…」 】 http://www.bigme.jp/000-000-03-01/03-01-15/03-01-15.htm ![]() ↑●クヌギ(橡 くぬぎ)の青い実 ●雷(カミナリ)をともなう吹き降りの大雨が、この頃は多いです。 そんな強い風がふいた翌日の公園には、まだ青いクヌギ(橡 くぬぎ)の果実が葉や枝とともに、たくさん落ちています。↑上の写真。 青いイソギンチャクのようなカクト(殻斗 かくと)につつまれたままの、丸いクヌギ(橡 くぬぎ)のドングリ。 まだ、大地におちて、根をはやし、芽をだすには、早すぎる青い実・・・ 目を上に向けると、木の上には、葉にかくれて、丸や長いドングリがたくさん青い実を結んで、秋を待っている、今の時季です。 トチノミ(栃の実)も、すでに、茶色の実をみのらせています。 秋は、すぐそこです。残暑もつづくでしょうが・・・ ![]() ●NAYヨガスク−ルの会員(生徒さん)のペ−ジ「猫の集会」9月号をアップ。こちらへ。http://www.nay.jp/0-seito-neko/index/index.htm ●雅徳さんは、「虹」。1年間の「馬の修行(?)」で、南半球のオーストラリアに滞在中。地球の反対側なので、今、あちらは冬です。 ●Kayokoさんは、「義経隠塔と金峯神社」。 物語とともに、生き続けている修行の場。 ●美樹さんは、「韓国 ソウルの町並み」。コンビニのミニストップもあるんですか・・・。 ●Tomiko さんは、「夏の思い出」。 ●yosihiro さんは、「多摩〜乞田川」。すてきな通い道ですね。 ●シンゴさんはシンセサイザーで「わき水」。今回から新しいCD【Find】からお贈りします。川の写真もシンゴさんよりいただきました。 ●まどかさんは、エッセイ、「アウトサイダー」。 ●貴行さんは、「星ガラス・お馬で散歩」。お友達も参入です。 ●mariko さんの「うちの猫」。ラウル君、バックシャン? 両耳が、意識していますね。 ●和之さんは、「はじまりの水」。19回目。 ●Ryoさんは、「白川郷(しらかわごう) 9」。 ●健治さんは、「私の居場所」。 ●MAMI さんは、「ピエタ」。好評につき再録。ご本人は、今、イタリア旅行中。 ![]() ![]() ●2008年、今年から新しく、一年間の「月の満ち欠け、新月→上弦→満月→下弦」の日を一覧表にして掲載しました。今年の「二四節気」の日の一覧表とともにこちらへどうぞ。 http://www.bigme.jp/00-0-01-essay-news/00-00-0-mokuji-index/mokuji-index.htm ![]() ![]() ![]() http://www.bigme.jp/00-07-12/07.12-1/07.12-1.htm それぞれの日は、それぞれの時季の[内藤景代の日誌風フォト・エッセイ]のバックナンバーにリンクしています。 月の満ち欠けとご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」を感じたときは、リンクをたどってください。 別のご自分がみえてくるかもしれません… |
![]() |
![]() 内藤景代・著 PHP研究所・ \1300 「体に効く、心に効く、美に効く」ヨガを、見開きの2色の図解のイラストで。呼吸法と「気の流れ」もわかりやすいと大好評! ★表紙の拡大イメ−ジ★内容のご紹介●目次のご紹介■ネット書店 ●韓国版・翻訳 ![]() |
![]() 内藤景代・著 NAYヨガスク−ル刊 ★「BIG ME(ビッグミ−)って、何?」は、こちらへ★ お求めは、通販をご利用ださい。¥1.200(税・送料込み)こちらへ。 ![]() ↑本『BIG ME』→瞑想用ヤントラ・カード2枚プレゼント付き通販\1.200 (税・送料こみ) →『BIG ME』(ビッグ ミー)内藤景代・著は、NAYヨガスクールで通販しています↑ |