内藤景代の日誌風エッセイ |
ヨガと瞑想による「気づき」で、自分と世界が広がる、フォトエッセイ。月の満ち欠けとともに更新中! |
2005年9月4日(日) ●「脱皮(だっぴ)中」の虫に出会い、羽化(うか)に立ち会う。「脱皮直後の脱け殻」は、宇宙人のよう。「生きものの時間」のペースで、 自力ではい出てくるチカラ」をはげまし、見守る。 ●「ひとのこころの脱皮の時季」である「中間状態」。 ●寝る前&目覚めにも!「寝ヨガ(ねよが)」。 「ヨガのポーズの女王」といわれる「くつろぎのポ−ズ、別名は屍(しかばね)のポ−ズすなわちシャバ・アサナ」。「全身の完全脱力」でリラックス。●見つめあう ジャノメチョウ(蛇の目蝶)。シジミチョウは、交尾中。 ●NAYヨガスク−ルの生徒さんのペ−ジ「猫の集会」の9月号をアップ。新月。白露(はくろ) |
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きょう、9月4日が、新月。● 9月7日が、白露(はくろ)。NAYヨガスク−ルの生徒さんのペ−ジ「猫の集会」の9月号をアップしています。 ●次号、9月20日発売の『 non-noノンノ』19号(集英社)の別冊付録、いろいろなヨガの情報誌的な『YOGA BOOK』で「寝ヨガ(ねよが)」を担当、掲載中。 寝る前&目覚めにも! 眠りのヨガと目覚めのヨガ、「寝ヨガ」 「ヨガのポーズの女王」といわれる「くつろぎのポ−ズ、別名は屍(しかばね)のポ−ズすなわちシャバ・アサナ」。「全身の完全脱力」でリラックスのコツをつかみましょう。 『non-noノンノ』の編集者のかたが、取材で、NAYヨガスクールへいらして、「寝ヨガ」を体験なさり、その場で眠ってしまいました。お疲れのようで、起こさなかったら、短時間でも、とても気持ちよかったそうで、すっきりなさってました。 ★追記:訂正とお詫び:<9月5日発売の『ノンノ』>と誤記した、「メルマガ」や9月4日(日)の[内藤景代の日誌風エッセイ]を訂正します。「次号、9月20日発売号」です。台風余波の雨の中、書店などでお求めのかたは、ごめんなさい。合掌 9月5日記。 ●眠りといえば、サナギ(蛹)のとき、虫は眠っているのでしょうか? そして、脱皮(だっぴ)するとき、長い眠りから目覚め、羽化(うか)していくのかもしれません。 覚醒状態になって、飛べる・・・ ●先日、お昼頃、脱皮中の虫に出会いました。上の写真です。 はじめは、なんだかわかりませんでした。 やけに長い黄緑の虫が、葉の上にいるな〜と思い、近づいてみると・・・ 黄緑の羽根の先端は、白くちりちりになってちぢんでいる。 赤いシマの胴体に下に、また茶色みをおびた薄緑の手足がある。 ●ちかよっても、葉の上から逃げない。じっとしている。 けれども、じりじりと、ビミョ−に、前に動いている。 しずかにみつめていると、 ヒゲから足の末端の長さが、じわじわ、長くなっていく。。。。 ↑●脱皮中の虫 羽化 ●「生まれ出てくる、出産シーン?」 または、「卵を産む、産卵シーン?」と、 はじめは思いました。 どちらにしても真剣で一途(いちず)な波動が伝わります。 いつのまにか、虫と呼吸を合わせ、 (がんばれよ!) と はげましていました。 。。。。そして、シュポ!という響きが聞こえたように感じたら、 虫は、脱皮を完了し、 葉の上から落ちないように、瞬間的に、方向転換しています。 しばし、脱け殻(ぬけがら)と寄りそい、休息。 (よかったね。おめでとう!) ● 虫の体は、だんだん太って(?)くるようで、 1枚の葉の上で、脱け殻といっしょはむりになっていきます。 でも、まだ、羽根はよれよれ。 つぼみから開いたばかりのクシャクシャのヒナゲシ(雛罌粟 ポピー)の花びらに似ています。 羽根が動かせないなら、どうするのだろう? と見ていると、 細い黄緑の手足を使い、近くの葉へ、瞬間移動。 そして、見た? とちらっと黒目(くろめ)でカメラ目線。下の写真です。↓ 左後ろに赤い矢印でしめしているのが、脱け殻。 散歩中の年配のかたが近づき、会話していたら、 いつのまにか、葉の後ろにかくれていました。 右下の写真で、赤い矢印。 ●脱皮直後の虫。羽化した脱け殻。 葉陰に移動↑ ●上の写真は、「両手を上げた、宇宙人」みたいですが、 上の虫の「脱皮直後の脱け殻」です。 柔らかくて、透明。 おいしいのか、すぐに、葉の上にアリ(蟻 あり)が数匹のぼってきて、 足のほうから引っぱっていこうとします。 それで、記念に持ち帰り、飾っておきましたが、 今は、干物(ひもの)のように干からび、小さくなっています。 いちおう、NAYヨガスク−ルの「正面」のすみに飾る予定。 セミの脱け殻といっしょに。 ↑●脱皮直後の、虫の脱け殻 ●写真の虫は何でしょう? バッタ? コオロギ? 脱け殻の透明な薄さや、虫の黄緑色は、 以前みた、ショウリョウバッタ(精霊飛蝗)に似ていますが、 頭部がちがう。 こちらは、丸く、あちらは、三角形。●と▲ ご存じのかたは、ご教示ください。 ショウリョウバッタ(精霊飛蝗)の写真はこちらへ 【2002年8月24日(土) クワガタとカブト虫のちがいが、はじめて、よくわかりました。】 http://www.bigme.jp/00-0-01-2-essay-news-2002-08/2002-08-24/2002-08-24.htm ●散歩して、帰りにまた、目印をつけておいた木の葉陰(はかげ)を探しましたが、 飛び立ったらしく、みつかりません。 すぐ近くに、クモ(蜘蛛)がアミ(網)をはっていましたが、ひっかかってはいませんでした。 無事に、新天地を目指し、飛んでいったのでしょう。 幸運を祈る。 ●虫の脱皮シーンに立ち会うと、 「ひとのこころの脱皮の時季」と思いが重なります。 サナギ(蛹)状態で、 まだ柔らかいこころから、 脱皮して飛び立つまでの「中間状態」は、 身動きできず、じっとしている「準備段階」。 「引きこもり」の状態も同じかもしれません。 だれにでもあるこの不安定な時季には、見守ってあげることが大切でしょう。 ↑●見つめあう ジャノメチョウ(蛇の目蝶) ●無理に殻から引き出すのではなく、 「自力ではい出てくるチカラ」をはげます。 それには、見守るほうも我慢(がまん)が必要。 「早く、速く!」と気はせいても、 我慢して、見守る。 機械とちがって、 「生きものの時間」は、ゆっくりしていますから。 ●セミの脱け殻の写真と、虫の脱皮と「ひとの脱皮のドラマ…羽化の方法」の関係のお話は、こちらへ。【2002年8月3日(土) セミの透明な脱け殻が、木に残っていました。 「自分探し」と「ひとの脱皮のドラマ…羽化の方法」の関係とは。】 http://www.bigme.jp/00-0-01-2-essay-news-2002-08/2002-08-03/2002-08-03.htm ●セミのさなぎからの脱皮と、わたし達・現代人の個人(ME)の「成長物語(ビルドゥンクス・ロマン)」に欠かせない、「通過儀礼」であるイニシエイションについてのお話は、こちらへ 【 2002年10月4日(金) 「死と再生のイニシエイション」と植物神。キンモクセイ】http://www.bigme.jp/000-00-02-10/02-10-04/02-10-04.htm ●シジミチョウ 交尾↑ ●白露(はくろ)は、「まわりの空気(大気 たいき)が冷えてきて、白露(しらつゆ)と表現される、水滴(すいてき)が、葉などに宿りはじめる頃」。 白露の頃に咲く、はかなげな白い夕顔(ゆうがお)の花の写真は、こちらへ 【2003年9月8日(月) 今年はダメとあきらめていた、ユウガオ(夕顔)の白い花が開花した姿と出会った、夕暮れ。薄日(うすび)をあびて、ユウガオ(夕顔)の白い花びらに「薄緑色の葉脈のようなすじ」が透けてみえる。白い花の中心に、黄色い蜜をたたえた部分が光っている。瓢(ひょう)は、「ひさご(瓢)」のことで、「ユウガオ(夕顔)、ひょうたん(瓢箪)、トウガン(冬瓜)などの果実を総称】 http://www.bigme.jp/000-000-03-09/03-09-08/03-09-08.htm ●白いユウガオ(夕顔)も、はかなげで可憐な花から、 巨大な黄緑の果実へ「変身する成長物語の一代記」は、ドラマチックです。 先日、八百屋さんでは、 巨大な50センチメートルほどの夕顔(ユウガオ)の黄緑色の果実を売っていました。 時期が早いので、高価。でも初物(はつもの)なので、即完売。 干すと、干瓢(かんぴょう)になる、緑の冬瓜(トウガン)に似た、巨大な瓜(ウリ)、ユウガオ(夕顔)。 ユウガオ(夕顔)の果実の写真は、こちらへ 【2003年9月6日(土) 紫式部の女性への深い「洞察力」か?『源氏物語』と『源氏物語 絵巻』にかかれた、ユウガオ(夕顔)の白い花。その白い「つぼみ」と青い果実のつながり具合(関係)。現代でユウガオ(夕顔)とまちがえられやすい、ヨルガオ(夜顔)の花と、つぼみ。トウガン(冬瓜)の料理。正岡子規の『病臥漫録』。丸い「丸夕顔」と細長い「大長夕顔」は、2つとも白いかんぴょう(干瓢)になる】http://www.bigme.jp/000-000-03-09/03-09-06/03-09-06.htm ●脱皮を見た同じ日に、いろいろなチョウ(蝶)や虫を見ました。 上の茶色に黒い目玉模様のある大きなジャノメチョウ(蛇の目蝶)は、 2頭でみつめあっていました。 小さな白いシジミチョウは、形がヘンだな。。と思ったら、 2頭が背中合わせになって、1頭のチョウ(蝶)にみえます。 後で調べると、交尾中の写真をとったのです。上の写真。 ●胴体のふちが黄色と黒でふちどられた、3センチメートルくらいの黒い虫。 黒いブーツをはいているように、手足の先が黒。 肩の部分が三角で、頭部が丸。 ▲と●は、カメムシ(亀虫)の一種ではないでしょうか? 調べましたが、わかりません。 虫の世界は、深く、広い・・・ ↑●カメムシ(亀虫)? ●NAYヨガスク−ルの生徒さんのペ−ジ「猫の集会」の9月号を9月1日にアップ。こちらへ。http://www.nay.jp/0-seito-neko/index/index.htm ●健治さんは、「私の居場所」。朝の光。 ●MAMIさんは、中国の上海(シャンハイ)。1920年代の「セピア色の上海」。 ●まどかさんは、「焼きたてのパン」にひそむ魔法についてのエッセイ。 ●Tomiko さんは、「夏の思い出 郡上八幡(ぐじょうはちまん)」。盆踊りの写真。 ●Kayokoさん は、ニュージーランドのミラー湖;光景が逆さまにうつる水の透明度。 ●yosihiro さんは、「カッパドキア」。トルコに残る、初期キリスト教の岩窟 教会のあと。 ●mariko さんの「うちの猫、ラウル君」。やっぱりダンポール箱がお好きのよう。 ●かよこ・Nさんは、好評につき再録。ガラパゴス諸島のイグアナ。 ●雅博さんも、再録、富士山。 ●singo さんは、シンセサイザ−で「赤白」。 ●満月のような照りのある黄色に黒い頭と斑点の元気な虫。名まえは不明。↑ ●先月の新月は、8月5日(お話は、8月6日)。前月の新月は、7月6日。前月の新月は、 6月7日(お話は、6月10日)。前月の新月は、5月8日(お話は、5月9日)。前月の新月は、4月9日(お話は、4月5日)。前月の新月は、3月10日(お話は、3月11日)。 前月の新月は、2月9日(お話は2月11日)。前月の新月は、1月10日(お話は、9日)。前月の新月は、12月12日(お話は、15日)。前月の新月は、11月12日(お話は13日)。前月の新月は、10月15日(お話は、10月13日)。 前月の新月は、9月14日。前月の新月は、8月16日(お話は、8月15日)。前月の新月は、7月17日(お話は、7月18日)。その前月の新月は、6月18日。その前月の新月は、5月19日。その前月の新月は、4月20日。その前の新月は、3月21日。 春分の翌日でした。その前月の新月は、2月20日。その前の月の新月は、1月22日(お話は、21日)。その前月の新月は、2003年12月23日。 その前の新月は、11月24日(お話は、11月25日)。その前月の新月は、10月25日。その前月の新月は、9月26日(お話は9月27日)。その前の新月は、8月28日。そのまた前の新月は7月29日。その前の新月は6月30日の大祓。そのまた前の新月は、5月31日と、5月1日。 ●ご自分の「ココロとカラダと気分」の「なんとなく、のパタ−ン」は、どうでしたか? すごしやすい時季になったのに、 緊張のとれない慢性疲労によるストレスには、 「ヨガのポーズの女王」といわれる「くつろぎのポ−ズ、 別名は屍(しかばね)のポ−ズすなわちシャバ・アサナ」が効果的。 「全身の完全脱力」でリラックスのコツをつかみましょう。 脱力とリラックスによる「くつろぎのポ−ズ」は、 『ハッピ−体質をつくる 3分間瞑想』や、『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』をどうぞ。
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『ハッピ−体質をつくる 3分間瞑想』 心と体がオーラに輝く 月の意識のヨガ瞑想 内藤景代・著/実業之日本社刊 \1400 瞑想+ヨガで、心と体の奥から輝く【目的別に完全図解】“月の意識”をとりいれたビジュアル版瞑想ブック●瞑想用カラー写真つき。●良い縁を引き寄せる瞑想/創造力を高める瞑想/自分らしい美しさを出す瞑想/うつうつとした気分を楽にする瞑想/能力を十分発揮する瞑想… |
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『毎日をハッピーに変える 3分間ヨガ』 オフィスでもお部屋でも 体とこころのお悩み解決 好評2刷!●内容の「目次」 ●表紙の拡大 ●著者からの言葉
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『家庭でできるビュ−ティ「ヨガ」レッスン』 内藤景代・著 PHP研究所・ \1300 「体に効く、心に効く、美に効く」ヨガを、見開きの2色の図解のイラストで。呼吸法と「気の流れ」もわかりやすいと大好評! ★表紙の拡大イメ−ジ★内容のご紹介●目次のご紹介■ネット書店 ●韓国版・翻訳 台湾版・翻訳 |
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